3936.東京脱出のための準備



友達の金子さんからの情報

とうとう、東京も危ない事態になってきた。チェルノブイリ越えが
確実になってきた。心配して、金子さんからも情報をいただいてい
る。     Fより

金子:
福島原発でのプルトニウム漏れ確認等を踏まえ、

今後の展開の可能性と 下記の
「4.どこまで放射線レベルが上がったらどのような行動を起こす
べきか(赤信号と黄信号)」 について 重要な情報がありました
ので 追記します。

九州大学の吉岡斉副学長・教授が重要な指摘をしています。

吉岡教授は 下記4より極めて厳しい行動目安で、
毎時2μSVで脱出準備。次は毎時10μSV、さらに毎時20μSVで
緊急脱出することを目安にせよといわれています。

また原発複数基がすべて最悪の事故を落とすとすると、レベル7の
チェルノブイリ、もしくはそれを越える被害が発生する可能性がある。
うまくいかなかった場合は、複数の原発・原子炉の崩壊による大量
の放射性物質の飛散、格納容器の更なる破損が起こると思われ、
その場合は、20キロ、30キロという避難距離ではまったく足りな
い。しかし実際的に半径80キロが避難するのは不可能なので、その
場合は広範囲で屋内退避することになるだろう。この場合は関東に
も健康に被害をもたらすレベルの放射能雲が来る可能性は十分ある。
原発を中心に広範囲が汚染されると予想される。現状はまったく予
断を許さない。

また、現在、原発現場で働いている人たちが放射線量の増大で全員
退避して、作業ができなくなるような状況になれば、事態が深刻に
悪化し、更に作業不可能により事態悪化が進んでいくことになる。
その場合は一般人も重大に危険な事態だと判断するべき。

とのことです。
以下参照資料

http://nekodayo.livedoor.biz/archives/1496278.html

==============================
1.基本的な単位を整理しておきます。
     1sv=1,000msv=1,000,000μsv
          1msv=1,000μsv

2.一般人の年間総被ばく許容量は、自然放射能(0.8msv/Y?1.2msv/Y)分
+1msv/Yで 合計約2msv/Yです。

つまり0.3μsv/h 程度の被ばくは問題ありませんが、1年間浴び続けると
(0.3μsv/h X24hX30dayX12month=2,592μsv/Y=2.6msv/Y)

3.現在の東京周辺の放射能レベルは下記で参照できますが↓ 上記
の基準で問題ありません。
 全国の放射能濃度一覧 http://atmc.jp/

4.どこまで放射線レベルが上がったらどのような行動を起こすべきか
(赤信号と黄信号)
についてですが、放射能レベルに応じた対応の基本はこのような感じです。

 5μsv/h:ヨウ素剤服用
 30μsv/h:妊娠初期及び小児は脱出準備
 100μsv/h;一般人脱出準備
 300μsv/h;妊娠初期及び小児は緊急脱出
 500μsv/h:放射能雲通過後の地面からの被ばく回避のための緊急避難
1000μsv/h:一般人緊急脱出

参考サイト:http://www.irf.se/~yamau/jpn/1103-radiation.html
                  http://www.stop-hamaoka.com/kaisetsu-6.html

5.水については下記を参照してください。

全国の水道の放射能濃度 http://atmc.jp/water/
東京都の水道の放射能濃度 http://atmc.jp/water_tokyo/

6.プルトニウムは鉛の2倍以上重たいので基本的に最大飛んでも
20〜30Km圏内にしか飛散しないと思いますが、念の為、風向き等に
よっては使い捨てのインフルエンザ用のマスクを使うほうがよいよ
うなのでお知らせしておきます。

武田邦彦氏:http://bit.ly/hffcok
空気中を飛んでくるプルトニウムの粒子は、0.3ミクロン程度の非常
に小さな微粒子。インフルエンザウイルス(0.1ミクロン程度)より
大きいので、インフルエンザウイルス用のマスクでおそらく95%ぐ
らい被曝を防ぐことができる。

チェルノブイリ原子力発電所事故とプルトニウム
1986年4月26日、旧ソ連(現・ウクライナ共和国)のチェルノブイリ原
子力発電所4号機で史上最悪の事故が起こった。事故の際、この原子
炉では黒鉛が使われていたため、高熱になった黒鉛が火災を起こし
上空1,000メートル以上にまで噴煙が吹きあげられた。運転中に生み
出され炉心にたまっていたプルトニウムは粒子状となって飛散し、
周辺30キロメートル以内に落下した。幸いなことにプルトニウムは
比重が極めて大きいため、他の元素と異なって飛散の範囲は局限的
であった。
http://www.atomin.go.jp/atomin/elementary_sch/reference/atomic/plutonium_science/index_06.html(原発推進派のバイアスに要注意)

7.風向および飛散シュミレーション等

http://www.dwd.de/ ← 下の方に数日間の拡散予想図あり。
http://www.zamg.ac.at/aktuell/index.php?seite=1&artikel=ZAMG_2011-03-28GMT06:02
http://takedanet.com/2011/03/372930_7c21.html


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