3904.人物判断力に必要なポイント2



人物を判断する力が必要な時代になってきた。人相学は、人の性格
が顔に表れるという。この人相の基本が顔の輪郭、目、口、眉、頬
、耳、体、声の7部分を見ることである。

全体的な印象が、細やかな顔の人は神経が細いし、大きな顔の人は
大まかである。顔が細く、口の方に尖っている印象の人は猜疑心が
強い。逆境では良いが、順境では猜疑心が出てくる。

目のかがやきや形を見る。釣り上がっていると怖いし、冷たい光が
あると、恐ろしい。目が下がり、ニコニコしているやさしい目がよ
い。温和である。

口は曲がりを見る。曲がっている人は議論好きで、負けず嫌いで感
情的に問題を持っている場合が多い。ここでもニコニコが基本であ
る。人に暖かい言葉を言う人たちが良い。政治評論家や学者でこの
口が曲がった人を時々見かける。近寄らない方がよい。敵と味方が
ハッキリしているため、少し違う意見を述べると拒否される。しか
し、世の中は複雑であり、大同団結しないと政治は前に進まない。

眉は、緩やかに曲がった眉がよい。頬がふくよかが良い。耳は大き
いのが良い。体はしなやかのがよい。声は、涼しげな声がよい。心
に何かあると声が曇ることになる。

人相見は経験が必要であるが、50歳を越えた辺りから気にし始め
ている。それだけいろいろな人を見たということである。しかし、
大企業の中では、この人相見はあまり役に立たなかったが、中小企
業では重要なことであることに最近、つくづくと感じている。

それだけ、世の中には人を引っ掛ける詐欺師が多く、かつ問題の人
たちが多いのである。

人相と応対辞令、出処進退を見れば分かることになる。



コラム目次に戻る
トップページに戻る