中国6千年の歴史で論語という良い道徳と政治哲学の書がある。 また、囲碁という世界戦略を考えるのに、よいゲームを作り、その ゲームで訓練された人たちが、政治を行うのでしょうね。 急場に打たれた石に対しては、無視することなく対応することと、 攻める時にも、相手の石に付けず、追わずに、1間を空けて打つこ とが正しいとある。 この原則を知っていたら、中国からの緊急電話に岡田外相が出ない ことは、そこを強く攻められることになると知るはず。中国は岡田 外相の対応に対して、丹羽大使を午前0時に呼び出し、再三注意を している。 この意味を日本政府は無視したことも急場に手を打っていないこと になる。このため、攻められて、その場を捨てることになる。 それが、船長の釈放である。 しかし、今度は、中国が、その場を深く攻めいくことになるが、こ れは中国脅威論を世界的に広めてしまい、アタリを取ったのに、ウ ッテガエシをくらい、その地を取られるダメヅマメになっていく可 能性が出ているように感じる。 このように囲碁の考え方で政治を行うことである。 因みに、塩川さんは関西棋院の重人であるし、小沢さんもできる。 与謝野さんもできる。など少し前の与党政治家は必須のゲームであ ったように思う。 菅首相、前原外相、長島さん、囲碁を知って戦略眼を養ってくださ い。 私も始めてみて、このゲームと戦略論に大きな同一性を感じていま す。