3735.寓話:もしかしたらBIを配らなくても、同じ効果



寓話:もしかしたらBIを配らなくても、同じ効果を実現できる?かも

From: "keiko imai
ふ〜むと唸ってしまいました。
(きっと、まだまだわかっていないのだろうと思いますが、
 寓話を読んでいたら、一滴一滴ずつ、わかるようになる気がしています。
 下記の寓話を、みんなにお知らせしようと思いました。)
今後ともよろしく御指導お願いします。
   

〇青木さんが書きました 
>> でもそうすると、年累計額で115兆円、月額9・6兆円ほどの購買力が
>>「純」 に国民経済に付加されてしまうわけで、うっかりすると
>> 偽金一味の寓話(http://www.grsj.org/colum/colum/guuwa.html)で示されて
>> いるような状況を招きかねないことが危惧されるのではないでしょうか。


〇寓話から
でも実は、その前に、お札を作ったところが、購買が起こる前に、新たに刷っ
た分だけ取り去っているわけ。
よっぽど価格騰貴、つまりインフレが進まないと国民世論はこのことに気づか
ないっていうわけ。
これは一種の税金だよね、それも、モノを売ったり買ったりする前に、それと
気づかれずに徴収できるんだからうまい方法だ。
ケインズはこれをインフレ税というふうに呼んで、どんな政府もこうしたやり
方への誘惑を捨てきれないものだといってる。


〇ジュグラー波で有名なジュグラーの一文最後のところ
・・・こうした購買力すべてが価格にはねかえっていく・・・


●寓話を下記に貼り付けました
http://www.grsj.org/colum/colum/guuwa.html
GRSJ HOME ライブラリー
偽金一味の寓話(モーリス・アレ、『資本課税と貨幣改革』より)
:: Morino,Eiichi

 もっとお金があればいいと思うでしょ。

 そこで、君たちが偽金作りの一味だとしよう。この偽金は精巧で
絶対に見破られないんだ、ぐふふ・・・。

 君たちは毎月10億円作る。さあ、これをどうするかだ。

 まー 二つやり方があるんだけど、一つはこれをとにかく使って
、欲しかった商品やサービスをどんどこ購入して、カネがあったら
こーしたかったという夢を叶える。10億円使うのはきっと大変だ
ろーねー。

 もう一つは、誰かに貸し付ける方法があるね。

 まず、とにかく使っちゃうとすると、これは世の中全体からみて
どーいうことなんだろう。お金はモノやサービスを買える力、購買
力なんだけど、だからこれと引き替えに欲しいものが手に入るわけ
だけど、君たちは10億分作っちゃったわけだ。購買力は消費者全
体がもってるけど、それが全部で1000億だったとすると、これ
に10億がプラスされたわけだ。

 世の中には1010億の購買力があることになった。ところが世
の中にある商品やサービスの量は変わらない。すると、この10億
増えた分だけ、商品からみたお金の値打ちは下がる、逆にいうと商
品の値段が高くなるわけよ。モノの値段が上がるとじゃあ、儲かり
そうだから俺もひとつ作るか、というひともでてくるけど、それで
新たな商品が市場に出てくるにはかなり時間がかかる。それまでは
モノが高くなりカネの値打ちが減る。購買力をもってる消費者全体
がこの値打ちが減った分、つまり10億分だね、それをかぶること
になるんだ。

 だから君たち、偽金作りがだよ、10億作ると、消費者全体が
10億横領されちゃうわけだ。

 そこで、ちょっと考えてみてよ、これって、中央銀行が新しく
10億のちゃんとした札を刷って世の中に出したときとどこが違う
んだい。中央銀行は偽金作りじゃないよね、でも10億紙幣を増刷
したとするでしょ、世の中では同じことが起こるんだ。お上の歳出
っていうのはいつも増え続けている、これを賄わなくちゃならない
し、中央銀行に札を刷らせて、これを借りる格好で、国の支出を賄
ってる。でも、新しい札を刷ると、その分だけ消費者全体の購買力
を取り上げることになるんだ。これは先取りというもんだね、なぜ
って、消費者全体は自分のもってる購買力を使う段になって商品の
値段が上がっていることに気づくわけだし、モノを作ったり、販売
したりしている奴らが値を上げていると思っちゃう。でも実は、そ
の前に、お札を作ったところが、購買が起こる前に、新たに刷った
分だけ取り去っているわけ。よっぽど価格騰貴、つまりインフレが
進まないと国民世論はこのことに気づかないっていうわけ。

 これは一種の税金だよね、それも、モノを売ったり買ったりする
前に、それと気づかれずに徴収できるんだからうまい方法だ。

 ケインズはこれをインフレ税というふうに呼んで、どんな政府も
こうしたやり方への誘惑を捨てきれないものだといってる。

 つまり、世の中にあるお金の量(プロは実質貨幣残高とかいうん
だよ)に新しくお金を追加して薄めちゃうわけね、薄められるほー
が気づかないうちに。アメリカンコーヒーになるってわけ。

 でもこれはシンプルだよね、すぐタネがわかっちゃう。

 ところで、もう一つやり方があったね。

 君たち、偽金を作っても、使うのは大変だっただろー。10億も
作ったんだから、1億使っても。まだ9億、まるで所ジョージ的状
況だったわけだ。

 そこで、もうひとつのやり方を考えてみよう。

 さっきは君たちは偽造した10億で、市場のいろんな商品やサー
ビスを購入した。今度はこの金額を、個人や企業に貸し付けるんだ
。もちろん平均的な利息はとるよ、貸付期間は短期でも、中期でも
、長期でもいい。君たち一味が受け取る利息はメンバー全員に配分
される、喧嘩しないようにさ。それで君たちは受け取った利息で自
分たちの好みの商品などを購入するってわけだ。

 そこで、10億を1か月間、貸し付けたとしよう。借り手は10
億、受け取るわけだ。彼はこれをすぐ使う。この間、話したみたい
に、それは国民全員が生産した分から10億先取りしてることにな
る。10億の使い手からみれば先取りなんだ。経済全体からみると
10億の購買力が突然、どこからか降ってきたことになる。君たち
がこの間したことを今度は、借り手がしているっていうこと。だけ
ど、違いは1か月後には、借り手の彼は君たちに借りた10億を返
さなくちゃならない。これは経済全体から10億の購買力が突然、
消えてなくなることでもあるね。借り手は、おまけにこの借入に対
応した利息も一緒に返さなきゃならない。借り手は10億は借りた
分だから返す、その分は使ってるんだから借りる前の状態に戻った
だけ。だけど利息分は負担しなくちゃならないわけだ。君たちのふ
ところにはこれが転がり込むんだ。この利息は平均的な利率で貸し
たんだから、銀行が利益が上がるような率のものだ、それが君たち
のものになった。これって、やはり国民全員が作ったもの、つまり
国民生産だけど、それに対する先取りだよね。この時点で利息分が
先取りされてるわけ。

 君たちの手元には、いま返してもらった10億があるね。君たち
はこれを別の誰かにまた貸そうと考える。今度の借り手もこれをす
ぐ使って、国民生産からの10億分の先取りを実行する。経済全体
にはやはり10億の購買力が生まれる。返済のときはさっきと同じ。
君たちの手元に10億もどったときに、国民生産に対する先取りは
利子分で、君たちが先取りしてるんだ。君たちはこのプロセスを繰
り返すことができる。それも、いつまででも繰り返せるんだ。

 繰り返すほどに君たちの取り分は増える。取り分の利息分まで貸
し付ければ、さらに取り分は増える。偽金を作るには苦労がいるだ
ろ。でも初めに10億作っちゃえば、こうしたやり方を無限にくり
かえしていけばいいんだ、君たちは初めに作った10億を超える金
額を手にすることになるよ。ひとさまが作り上げた価値へのピンハ
ネを永遠に続けられる、それも、繰り返すほどに額も増えるって寸
法さ。こたえられないね。

 だけど、これも理屈はシンプルだ。実はまだやり方があるんだよ
、第三の方法が。しかしそのためには、君たち以外に、ある詐欺師
に登場してもらわないといけないんだ、銀行というね。

 君たちには偽金を10億も作ったことはいい経験だっただろー。
カネを持っていればなんとでも交換できる、なんでも買えたんだ、
これがカネの王権というものだ、他のモノやサービスをもっていて
そーいうことができるかい。つまりなんかモノをもっていて、望む
通りのモノと自由に交換できたかい。サービスでもいいよ、君はま
だ若いだろー。働きたいところではどこでも働けて報酬をもらえた
かい、違うだろー、自由が通じないってことは社会性がそれだけ、
つまり通じないっていうことだけ、低いということさ。でもカネを
もったら万能だっただろー。カネは社会性があるってことよ、鼻も
ひっかけてくれなかったおねえさんがにっこり笑いかけてくれただ
ろー、別に君たちが急にもてるようになったわけじゃあねーぞ。君
たちがカネをもっているからさ、カネは、生身の人間や人間が作っ
たモノや人間が提供するサービスより社会性があるんだよ、いった
い誰がそんなふうにしてるんだい、神様かい。違うよね。俺たちだ
よー。俺たちなんだよー。だから、10億のカネを使うに困ったら
、今度は、だれでも借りてくれただろー。

 どうしてだい、みんながカネに通用する力を与えて、そしてカネ
にだけは信用をおいてるからだよー。そのぶんだけ俺たちはおたが
いに信用してねえってこと。鼻ピアスの君たちを誰も信用しなくて
も、君たちの持ってるカネは十分に信用されるわけよ。

 だから君たちは借り手にこまらないことも知ったっーこと。

 10億作る前は君たちはカネに困っていただろー、だからこんな
やばいことに手を染めたはずだ、そして望みもかなった。でも君た
ちはまだワルとしては一流じゃあないね、目の前の大きなビルに気
がつかないのかい。これだからびんぼー人だったやつはヤだね。ま
ー、ビンボーだったから知らなくても、相手にされなくても仕方な
いけど、いまなら相手にしてもらえるぞ。ほら、そこにあるビルだ
よ、銀行って書いてあるだろー。

 なにするところかって。これだから困るね、元びんぼー人は。少
しカネわけてくれるんなら教えてやらー。さっき君たちは世間並み
の利息つきでカネを貸すことを覚えたろー。貸したカネは返しても
らったうえに利息まで手に出来た。こたえられらなかったはずさ。
でも、貸したカネが帰ってくるまで心配だっただろー。なにせひと
は信用できないしね。あれこれ理由をつけたり、なんのかんのいっ
たりして。でもそれをがまんできる程度に利息は高かったはずさ。
銀行ってところは、君たちのカネを預かってくれるのさ。銀行から
みれば借りるってこと、だから利息もつくよ。でも利息はそんなに
高くない。君たちが出そうと思ったらいつでも出せるしね、ひとに
貸すのとその点、違うんだ。この点は君たちには好都合だろ。それ
に銀行に預けておけば心配がいらない、誰かにカネを盗まれるとか
そーいう心配もないわけだ。ひとつ使ってみるかい。

 さあ、ここが銀行だ、入りずらいって、なにいってんだよ、おま
えたちは10億ももってんだぞ、その偽金は絶対ばれっこないんだ。
こんな仰々しい石造りの建物だから、ひるんでいるのかい。実はこ
ういう道具立てで、おめーらよりすごいことしてる連中だってこと
は、そのうちわかるだろーよ。さあ、はいんなよ。さあ。

 簡単だっただろー。カネをもってきゃあ預かってくれるんだ、そ
れにわずかだが利息もつくぞ、通帳に10億の数字があるだろー。
それに預金利息というのがつくんだ。

 いままでみたいに貸した先がほんとうに返してくれるか心配無用
だ。安心していられる。

 でも連中はなんでこんなことしてるんだい。

 実はな、連中は貸方と借方というの二つの欄がある自分の通帳み
たいな仕組みをもってんだ。おまえらの通帳にはいま預けた10億
がかいてあるだけだろ、ところが、連中は、いま預かった10億を
借方(資産の部)にも書き込むんだ、もちろん10億は、おまえた
ちから借りてるわけだろー、だから借りだな、いわば、これ難しく
は債務っていうんだけど、借りだから負債の部(貸方)のほうにも
10億って数字を書き込むんだ。

 なんでそんなことするんだい。

 まーおめえ、ちょっと話はややこしくなるからよく聞けよ。

 だれでもいいや、Xとしよう。そいつに、銀行は、たとえば1か月
、この10億を貸すわけだ。そのとき連中はX向けに口座をつくるの
さ。そーおまえらに作ったような口座をだよ。それでその口座に10
億って数字をいれる。連中にとってはこの数字はおまえたちからの
借りだろー、それを自分たちの通帳(難しくいえばバランスシート
っていうんだけどよ)では資産の部に書き込むんだ。つまり、自分
たちの資産ってわけよ。だから貸し付けるというわけさ。

 おい、ちょっと待ってくれよ。それは俺たちの大事な偽金だぜ、
作るのにはちょいと苦労したんだ。

 いや、連中にしたら、おめーらから10億借りたんだからちゃん
と負債の部に10億って計上してる、だけど手元に10億あるんだ
から資産の部にも10億計上するっていうぜ。どこがいけないんだ
、と。

 いや、ちょっと待てよー。カネは俺らが作った10億しかないん
だぞ、それをなんだい。

 銀行の客Xは借り入れた10億が通帳にある。ここからおめーらの
作った10億を直接引き出して使うわけじゃあない。世の中にゃな
ー、小切手って便利なものがある。小切手用紙にペンをサッと一走
りさせる。誰か業者、そうだなYとしよう。そいつからXがなにか購
入するとき、その小切手を使うわけさ。このYも同じ銀行の顧客だと
しよう。Yは受け取った小切手を銀行に持っていく。銀行は、小切手
に書いてある金額分をXの口座からYの口座に移すんだ。数字を書き
換えるだけさ。銀行からみるとだよXの口座から減った分はYの口座
にあるから、自分とこにある10億に変わりがあるわけじゃあない。
銀行はまた別の客 Zに貸し出せるわけさ。XはYから実際にモノを買
ってた、Yも銀行に預けたカネで小切手を発行してモノを買うだろう
。でも銀行の10億は一文も減っちゃあいない。でもカネっていう
モノを買う力、購買力っていうんだけど、どんどん増やせるわけだ
わな。

 そりゃー、いけねー。

 おれたちゃ苦労して、10億偽札を作っただけなんだぜ。それを
なんだい、連中はいくらでも勝手に増やせるっていうことじゃあね
ーか。

 まー 偽金作りなんだからそーかっこいいこともいえないはずだ
ろ、ただ世の中には、たいしたワルもいるってことよ、勉強になっ
たかい。このやろー。

 偽金作り一味の寓話は3つあったわけですが、このどれもが貨幣
量増加の複雑なプロセスに対応しています。つまり。昔も今も、貨
幣創造すなわち購買力の創造のプロセスを表現しているわけです。
偽金作り一味だけが貨幣創造がもたらす資源を享受するケースと、
銀行システムがこうした資源を銀行自身や預金者に配分するケース
が取り上げられています。いずれも、信用創造というメカニズムが
不当な権利を社会的に創造していること、そして腐敗と不正義とモ
ラルの低下をもたらし、経済社会に不均衡をもたらし、病的な営利
主義と制御しがたい投機によって社会を危機に導いていること、こ
れらを理解する出発点として役立つと思います。議論は少しづつし
なくちゃなりませんが、ここでは、最後に、くろうと筋ならピンと
くるような、古典からの引用を一つあげておきます。

 ジュグラー波で有名なジュグラーの一文です。

「通商上の危機は信用の動きにおける根本的変化の結果である。・・
信用とは何か。たんなる支払い約束と引き替えの購買力か。銀行あ
るいは金貸しの機能は支払約束付きの債務の購入である。・・・
濫用に導かれる信用の実行のみが商業上の危機をもたらす・・
信用は起動的な原理であり、それは推進力を与える。たんなる手形
、為替手形への署名によって無限であるかにみえる購買力が創造さ
れる。事業の発展に好都合な、価格の高騰は信用の故だ。・・・
製品の交換のたびに新たなな支払い約束が生まれ・・販売の度に、
たんなる支払い約束でしかないものと引き替えに生産物が引き渡さ
れる・・こうした購買力すべてが価格にはねかえっていく」 

Clement Juglar, Les crises commerciales, 1889

昔も今も同じことが行われ、同じ警告が繰り返されています。

〜ここまで
==============================
From: "青木秀和
>>> でもそうすると、年累計額で115兆円、月額9・6兆円ほどの購買力が
>>>「純」 に国民経済に付加されてしまうわけで、うっかりすると
>>> 偽金一味の寓話(http://www.grsj.org/colum/colum/guuwa.html)で示されて
>>> いるような状況を招きかねないことが危惧されるのではないでしょうか。

蛇足でしょうが、
―偽札の流通量が紙幣流通量全体の〇・〇一パーセントを超えると、インフレの
危険性が高まるといわれている。日本銀行券発行高と貨幣流通高に日銀当座預金
を足したマネタリーベースは九十五兆円前後だから、―(島田雅彦『悪貨』より)

推理小説なので真偽のほどは定かでありませんが、とりあずこの説のとおりだと
して、通貨流通の最末端にいる個人に、直ちに使える通貨を一気に9.6兆円も渡し
たとするとどんな効果が生じるのか?

社会実験とすればものすごく興味深いですね。いっぺんやってみたい衝動にから
れます(^_-)
==============================
【自由地と自由貨幣による 自然的経済秩序】 松岡正剛さん『千夜千冊』

From: "keiko imai
松岡正剛さん『千夜千冊』
2010年8月25日は、なんと!!!
http://www.honza.jp/senya/1379

シルビオ・ゲゼル
自由地と自由貨幣による
自然的経済秩序
Silvio Gesell : Die naturliche Wirtschaftstordnung durch Freiland und
Freigeld 1920
相田慎一[訳]
ぱる出版 2007
編集/奥沢邦成ほか 装幀/工藤強勝・渡辺和音


松岡さんが書いておられるのですが、
「花」と「松」のやり取りがおもしろいです。

最後に、森野さんも登場なさいます。

〜転載 ここから
花 日本ではどうですか。ダメですか。
松 いや、そんなことはない。
ゲゼルについては森野栄一の不断の研究が続いているし、
そのほかにもいろいろ新たな思索や実験が試みられていると思いますよ。
プルードンについては、柄谷行人が『世界共和国』(岩波新書)の
なかでけっこう興味深いことを言っている。
鈴木謙介の『反転するグローバリゼーション』(NTT出版)なども、
よく書けていた。 

プルードンについても触れています。そのほか各種のリバタリアニ
ズムやアナルコ・キャピタリズムも芽生えています。
一種の最小国家論だね。そのへんもそのうち千夜千冊するよ。
花 お手伝いしたいです。
松 うん、そのつもり。

〜転載 ここまで
==============================
From: Eiichi Morino 
アナルコキャピタリズムは以前流行って、お付き合いさせられましたが、

拙稿は「自由主義と自由な社会主義の課題」、「情況」1998年8,9月号、
特集;ラディカルな自由主義/アナキーな資本主義
アナルコキャピタリズムに批判的なポジションから書かせていただきました。

そのころのアナルコキャピタリズム万々歳の論客はみなどこに消えた?
いま発言すべきだろうと思う。いまほど、時代が政府万能主義に揺れて
いる局面はないだろうから。時局に迎合するだけが彼らの特質ではない
と思いたいので、そう感じている。

http://grsj.jp/~a1m/members/Eiichi_Morino/liberal/

==============================
History of Income Tax in the U.S.
From: Eiichi Morino 

個人所得税と戦争との関係の歴史は一瞥しておいたほうがいいでしょうね。

http://history1900s.about.com/od/1910s/a/incometax.htm

- このページを Google ツールバーから送信



コラム目次に戻る
トップページに戻る