3731.小沢日本は親米破棄へ



民主党の代表選挙は、日本の分岐点になる。親米政権になるのか、
親中政権になるのかを問うことになる。  Fより

小沢さんの選挙公約は、米国と日本の同盟関係を捨て、中国との同
盟を志向することになる。沖縄基地を排除するということの意味を
軽く考えている。鳩山前首相でも、日米関係を破壊できずに普天間
問題は後退したが、小沢さんはそれを推進するという。

嘉手納基地もいらない。沖縄から米軍基地を無くすという考えは、
米国や韓国、東南アジア諸国は受け入れがたいことである。中国の
海軍力が増大して、この中国周辺地域は中国の領土拡張の野望に、
おののく状況にある。

その状況で沖縄の米軍を追い出すということは日米の友好関係を切
り、中国の属国になることを意味する。中国は軍事力を背景に周辺
親中国を属国化している。その一員になることを選択することにな
る。日本の最悪な選択をする可能性が小沢首相で出る。日本を第2
次大戦に導いた日独伊の三国同盟と同等以上の最悪なことになる。

そして、インドと中国の間も軍事交流を中止し、不穏な状態になっ
てきている。このように中国周辺国は危機的な状況になっている。

このため、米英国は菅首相を勝たせないと、東南アジア全体の安全
保障に大きな障害になる。このため、英国のブレア元首相が電話で
激励し「何でも助言する」となるのである。

しかし、鳩山前首相は小沢支持であるので、このまま行くと小沢さ
んが首相になる。しかし、米国との同盟破棄を視野に入れるため、
小沢民主党と連立政権を組めるのは、共産党、社民党以外ないこと
になる。

しかし、この2党と連立を組んでも参議院で多数ではないので、政
策運営がうまくいかないことになる。予算しか通らないことになる。

そして、最悪な可能性もある。菅G,前原Gなどが反米民主党から
離脱して、自民党、公明党と連立で政権を作ると、安定政権になる。

このように沖縄から米軍を追い出す政策が小沢さんの致命傷になる
可能性が高いし、小沢支持者は多くが反米主義者であり、またチェ
チェ思想家の2者が思想的中心になっている。このため、この反米
政策を取り下げることができない。まるで江戸時代末期の攘夷論者
のような集団である。安全な現実無視である。

さあ、どうなりますか??
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【小沢氏出馬】普天間移設も混迷 「小沢首相」なら振り出しへ 
2010.8.26 22:49 
sankei.jp

 民主党代表選で菅直人首相と小沢一郎前幹事長が対決することは
、大詰めを迎える米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題
にも影響を与えるのは必至だ。普天間問題はますます混迷の度を深
めそうだ。 

 小沢氏は昨年12月、「沖縄の人の声は尊重しないといけない。
きれいな海を汚していいのか」と述べ、名護市辺野古沿岸部への移
設に難色を示した。26日には川内博史衆院議員ら小沢氏に近い民
主党議員ら約20人が辺野古を視察。移設反対の稲嶺進名護市長と
の会談で「市民や県民と一心同体となり、解決に向けて行動したい
」(川内氏)と気勢を上げた。 

 小沢氏が勝利した場合、5月の日米共同声明で明記された辺野古
移設が振り出しに戻る可能性がある。 

 菅首相続投でも展望は開けていない。日米両国は26日、都内で
専門家協議を行い、滑走路2本を配置するV字形案と滑走路1本案
を併記する報告書の最終調整を行った。だが、民主党沖縄県連は
11月28日投開票の沖縄県知事選で「県外、国外移設」を掲げて
対応する方針を固めるなど、党内の意見集約は進んでいない。 

 米側は最近、V字形の場合でも飛行経路をより陸上側に変更する
よう求めてきた。騒音や危険性が増し、地元の反発は強まることに
なるため日本側は慎重姿勢を示し、31日にも公表される報告書へ
の明記は見送られることになった。菅政権は知事選後の最終決着を
目指すが、代表選次第ではさらに先送りとなりそうだ。 
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インドが中国との軍事交流を中止、軍幹部へのビザ発給拒否受け
2010年 08月 27日 14:55 JST

 [ニューデリー 27日 ロイター] インド政府筋や現地メデ
ィアによると、中国がインドのカシミール地方の軍幹部に対するビ
ザの発給を拒否したことを受け、インド政府は中国との軍事交流を
中止した。
 インド政府は、軍幹部による中国訪問はなくなったとしたものの
、詳細については明らかにしていない。

 インド外務省スポークスマンは声明を発表し、「中国との軍事交
流は価値あるものと考えているが、お互いの懸念に敏感でなければ
ならない。この問題に関する中国との対話は続いている」と述べた。
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ブレア氏、菅首相を電話で激励 「何でも助言する」
2010年8月28日0時19分
    
 菅直人首相は27日、英国のブレア元首相と電話で意見交換した
。ブレア氏が現職当時に提唱した「第三の道」について、首相が「
自分も同じことを唱え、特に雇用を強調している」と語ると、ブレ
ア氏は「変革が困難なことは実感したが、絶対に変革は必要だ」と
首相を励ました。 

 「菅首相をぜひ励ましたい」というブレア氏側からの申し出で行
われたという。ブレア氏は「今後、何かあれば何でも助言する」と
述べた。首相は1996年の訪英時、野党・労働党党首だったブレ
ア氏と、当時のメージャー首相との討論を傍聴したほか、98年に
首相として来日したブレア氏と会談しており、互いに面識があると
いう。 
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小沢氏「日本は急速に劣化、米国人は単細胞」
(朝鮮日報)

 「日本は劣化が急速に進んでいる。米国人は利口ではないが、自
由な選択をするすべを知っている。英国はさんざん悪いことをして
紳士面しているから好きではない」

 これは日本政界の最高実力者の一人、民主党の小沢一郎前幹事長
の言葉だ。

 小沢氏は25日、東京都内で約50人の新人議員を対象に行われた「
小沢一郎政治塾」で、このように発言した。

 読売新聞によると、小沢氏は「本来日本人が持っている精神力と
知恵、力があれば、今日の日本の状況を容易に克服することができ
るが、政界でも官界でも財界でも、精神の荒廃、日本人の劣化が急
速に進んでいる」と語ったという。

 日本のメディアはこの発言を、来月行われる民主党党首選挙のラ
イバル、菅直人首相の国政運営に対する批判ととらえている。ただ
し一方では、日本の相対的な政治経済的不安定の原因を指摘したに
すぎないとの見方もある。

 小沢氏は米国に対する考えも示した。小沢氏は米国について、「
米国人と話すときに、『何で君らは単純なのだ。本家の英国に少し
学べばいい』と言う」と酷評。ただし、黒人初のオバマ大統領の誕
生に関しては、「絶対、黒人大統領はあり得ないと思っていた社会
で、黒人大統領が誕生した。黒人が出たら暗殺されるといううわさ
さえ以前にはあったが、この危機に当たって変化を強調したオバマ
氏を選んだ。決して米国人は利口だと思っていないが、民主主義、
危機に当たって国民の意思による選択がきちんと実行されているこ
とを非常に高く評価している」と語った。

 英国については、「英国はさんざん悪いことをして紳士面してい
るから好きではないが、その知恵と自立心は、やはり七つの海を支
配しただけの民族だ」と語った。

権景福(クォン・キョンボク)記者
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小沢氏が民主党代表選に出馬表明 鳩山前首相も支持
2010年8月26日13時20分

 民主党の小沢一郎前幹事長は26日朝、東京都内で鳩山由紀夫前
首相と会談し、「同志として協力が得られるならば出馬したい」と
述べ、9月1日告示、14日投開票の党代表選に立候補する意向を
伝えた。鳩山氏も小沢氏支持を表明した。代表選は菅直人首相と党
内最大勢力を率いる小沢氏が対決する構図となり、党を二分する激
しい選挙戦となるのは必至だ。 

 小沢氏と鳩山氏の会談は、都内の鳩山氏の個人事務所で約30分
間行われた。小沢氏は「(2003年の)民由合併時からの同志と
して出馬したい」と決意を表明した。 

 会談終了後、小沢氏は記者団に「鳩山前首相から、『代表選に出
馬を決断するならば、自分としては全面的に協力し、支援していき
たい』というお話をいただいた。不肖の身であるが、代表選に出馬
する決意をした」と語った。 

 これまで菅首相支持を表明してきた鳩山氏は記者団に「(民由合
併では)私の一存で民主党に入ってもらったので、その経緯から私
が応援するのが大義だ」と述べ、小沢氏支持を明言した。 

 小沢氏は会談後、鈴木克昌、松木謙公の両衆院議員ら小沢氏直系
の議員グループ「一新会」の幹部を都内の個人事務所に集め、「挙
党態勢ということで菅さん側に話をしてきたが、全く受け入れられ
なかった。国の危機を打開するためにも、立候補することにした」
と語った。 

 また、小沢氏は横路孝弘衆院議長、西岡武夫参院議長ら党内の主
な実力者に電話で、協力を要請。羽田孜元首相とも会談し、支持を
取り付けた。今後、鳩山、旧社会、旧民社、羽田の各グループへの
協力要請を行い、今週中にも記者会見して正式表明する見通しだ。
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中国軍、西太平洋で活動拡大へ=東アジア均衡変える―米報告
8月17日8時2分配信 時事通信

 【ワシントン時事】米国防総省は16日、中国に関する軍事・安全
保障年次報告書を発表し、「中国軍の能力は東アジアの軍事的均衡
を変える主たる要因だ」と強い警戒感を示した。中国が領有権の確
保や将来の有事に備え、東シナ海や南シナ海から、インド洋、小笠
原諸島とグアムを結ぶ西太平洋の「第2列島線」を越える範囲まで活
動を拡大させる恐れがあると指摘した。

 報告書は、中国が戦力展開能力向上のために投資を続けており「
台湾をはるかに超えてアジアで軍事作戦を展開できる能力を中国軍
が持つ可能性がある」との見方を示した。

 軍拡の例として、中国が今後10年間で複数の空母建造を検討して
おり、年内に建造を開始する可能性があることを挙げた。また、中
国が開発中の対艦弾道ミサイルは、西太平洋で展開する抑止力の要
と位置付ける米空母を攻撃できるようになると懸念を深めている。

 また、中国の南シナ海への主要な関心事項として、天然資源開発
や領有権主張を列挙。南シナ海の海南島に建設された海軍基地は「
中国海軍が国際的に死活的に重要なシーレーン(海上交通路)に直
接アクセスすることを可能にする」と分析し、日本、韓国、台湾に
輸送される原油の80%が南シナ海のシーレーンを通過していると強
調した。

 さらに中国の軍拡の透明性については「改善努力を行っているが
、不透明な点が多数ある」と指摘。中国の2009年の国防関連支出費
は実際には1500億ドル(約12兆8000億円)を超えると推定した。中
国は同年の国防予算を当時のレートで約6兆8700億円だった約4800億
元と発表していた。 


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