「輸出総額=輸入総額」の自由貿易で人件費引き上げを 技術力に比して人件費が安いと輸出超過国になる、逆に高いと輸入 超過国になる。これは理の当然である。 このため輸出超過国は人件費を上げ輸出を減らす。これを自由貿易 の共通認識にすべきだ 自国のみでなく世界経済にもプラスになると思う そもそも自由貿易は結果的には人件費引き上げが目的のはず、引き 下げ競争になるなら自由貿易は弊害で止めるべきと思う ▼日本は技術力に比して人件費が安いから輸出超過になっている。 (このことを認識すべき) それで外貨を稼いで、日本の海外純資産残高は世界一で黒字266 兆円(参考、米国は赤字▲300兆円) 日本はいくら外貨を稼げば良いのか、永久に人件費を下げて外貨を 稼ぎ続けるのか、 この上半期の貿易収支は黒字額4兆円、4兆円は「ドル売り円買い 」になり円高を引き起こしている。 問題は人件費を引き下げで輸出し円高を引き起こしている、すなわ ち2重の損失になってるのは間違いない事実 それにしてもこれほどの円高にもかかわらず輸出超過なので日本の 輸出競争力は世界一と言える,人件費が犠牲だが ▼米国は技術力に比して人件費が高いから輸入超過になっている、 だがドル安でもある。どちらが良いかですね。 日本単独でも人件費を上げて「輸出総額=輸入総額」にすべきだと 思う。 人件費引き下げ競争は不幸です。 環境太郎 ============================== (Fのコメント) 何があっても、現在、工場が海外に移転して、若者の雇用が失われ ている。この問題が最大の日本の課題である。 比較する基準が違うようである。 1980年代は、日本はそれほど輸出総額は大きくないが、雇用は 100%に近かったが、現在は、輸出総額は大きいが、工場が国内 に無くなり、雇用がなくなった。付加価値が高い品物にシフトして 雇用が無くなるが、金額が高いためにそうなる。 これをどうするかの解を見つけないと、論理的な議論だけでは最大 問題が解決できないように感じる。 この解決案を環境太郎さんも考えてください。