合成の経済的な間違いを世界はし始めている。欧州の財政健全化は 正しいが、世界が同時に同様な政策を行うと、世界は同時不況にな る。 中国などの新興国が経済成長を持続していれば問題がないが、その 中国の景気が減速してきている。このため、欧米日の各株価は大き く下落している。特に今日東京市場は9000円割れを起こす可能 性もある。 中国がこけると、世界の経済エンジンがなくなる可能性が出ている。 世界の指導者を集めたG20でもこれが話し合われたが、合意は玉 虫色であり、世界の方向性は出なかった。 このため、フーバーを思い出す。世界全体がフーバーの緊縮財政を 取ると、世界は大恐慌に向かっているとも言える。恐慌解決策とし ては、戦争経済であり、中東ではイラン戦争が取り沙汰されている。 また、東アジアでは北朝鮮との戦争が現実をおびはじめている。 米韓や中国が演習を行うが、ロシアまで、バルチック艦隊旗艦、黒 海艦隊旗艦が参加する極東での大演習をする。 すべて同時に行うと いうのだ。