中国モデルとは 中国モデルが魅力的に感じ始めた国が出てきている。また、イスラ ムの民主化が難しい。@taoistburke 世界の民主化という新しい世界 同時革命の夢が潰えてから、世界が不安定になってきたような気が します 世界には中国モデル、イスラム教モデル、民主化モデルの3つがあ る。アジアとトルコなど周辺地域のイスラム教は民主化できている が、イスラム教中心地の民主化は難しい。 中国モデルは、南米とアフリカで大きな力を持つようだ。イデオロ ギー的な対立を中国は、陸海融和論で明確にしないような間接戦略 とシーレーン防衛という直接戦略を組み合わせて資源国家を中国モ デルに巻き込んでいる。 中国はアフリカとの関係を重要視している。そして、中国のインフ ラ整備と資源採掘費用でアフリカは発展し始めている。一度、貧し い国の国民が豊かになると、どんどん発展していく。自動車などの 商品市場になり、日本・韓国・中国の有望な市場になる。中国マネ ーと人がアフリカ開拓をしているようだ。 しかし、中国モデルのアフリカ諸国は、非民主化的な諸国であり、 そこの発展に中国が寄与して、武器援助なども加わり国内紛争で非 人道的な行為を行う国もある。しかし、スリランカのように国内紛 争を解決することにもなり、中国モデルが全体的に悪いとも言い難 いこともある。 現時点は、米国という幕府がいるので、中国は米国を中心とした譜 代藩でもある民主国家群に遠慮しているが、中ロは薩長のような連 合を組み、米幕府と佐幕の国家群を圧倒する可能性もある。国連で もアフリカを味方にして優位になる可能性が増している。 米国は、今後1兆ドルの軍事費を削減するという。米国の軍事的な 優位は失われる。軍事的な優位は中国海軍になる可能性が高い。こ のため、中国を米国は世界経済などに応分の責任を持って欲しいと 思っているが、そうなりそうにない。軍事的な優位が確立したら、 直接的な脅威で、交渉をしてくる。孫子だ。