3594.デジタル言語学についての検討会



デジタル言語学についての検討会 4 月22日
                

皆様

一昨年の夏あたりから、ヒトの言語はデジタルであるということを
、思いついて、いろいろと考えてきました。

要するに、母語の100いくつかの音節を、ひとつも間違えずに発
音することができ、ひとつも間違えずに聞き取ることができるとき
に、話し手の脳は聞き手の脳と結びつく。
ネットワークすることができます。
つまり、頭の中で内言として考えたコトバを、声にすると、そのま
ま相手の頭の中の内言になります。
これができるようになったとき、概念と文法を組み合わせて、複雑
かつ精巧な文章を順序だてて送受信できるようになる。
これがヒトの言語の最大の特徴です。
他の動物の音声コミュニケーションには文法がない。

文法とは、コトバの接続や修飾についての法規範であるコトバ、言
語共同体が共有する規範(ノルム)です。
概念(具象概念)とは、コトバが各人の五官の記憶と結びついたも
の。(鈴木先生の指摘されたとおりです。)
そして、生命の論理にしたがって概念体系が構築されると、概念操
作によって抽象概念の獲得も行われます。

このあたりのところを整理して、ひとつの説明の流れができました
ので、お時間のある方にご説明し、検討の足りないところ、不正確
なところなどを、洗い出したいと思います。

つきましては、ご多用のところまことに恐れ入りますが、デジタル
言語学にご興味のあるかたは、下記日程で検討会を開催しますので
、ご参集ください。

 4月22日(木)19時から 
 青山生涯学習館 第一学習室

なお、この会は、鷹揚の会以外の方にもお声をおかけします。
会場が狭いので、お手数ですが事前に参加のご確認をお願いします。

得丸
tokumaru@pp.iij4u.or.jp


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