今の民主党を見ると、いろいろな団体からの意見や利害の調整、ま た支援団体の利益を優先しているので、政治方向が定まらないよう に感じる。 まるで小泉政権前の自民党を見ているように感じる。この対応に国 民の多くは失望感を抱き始めている。国家の行く道をどうするのか という基本が無いので、それぞれの団体が陳情して、その利益を優 先してしまう。 しかし、世論調査を見ると浮動票が増えて、団体票が大幅に減って いる。このため、小泉首相は浮動票の獲得に掛けたのであるし、民 主党が政権を取れたのはこの浮動票を獲得したからである。しかし 今行っているのは、浮動票を捨てて、団体票にシフトしている。 これでは選挙に勝てないことになる。 そして、このシステムであると陳情できない企業が割を食うように なる。これでは自民党の企業寄りより、日本社会の衰退は早まるこ とになる。 1日も早く、国家方針を立てないと、衰退が早まることになる。4年 を待てないような気がするがどうか?? そして、アジアの自由民主主義国の代表を韓国に取られる事態にも なっている。難しいことになってきた。 ============================== 米韓など5カ国首脳が不均衡是正求める書簡=G20に向け 2010年 3月 31日 9:32 JST 【ワシントン】米英仏加韓の5カ国首脳は30日、他の20カ国・地域 (G20)首脳に対し、世界経済の不均衡是正や金融規制の強化など G20の目標・課題への取り組みを強化し実現させることを訴える共 同書簡を公表した。 5カ国は、書簡で6月にカナダで開かれるG20の課題を提示すると ともに、「重要なのは合意に基づき行動することだ」と呼び掛け、 G20が年末までに具体的な成果を挙げることを求めた。米英は昨年 、加韓は今年、仏は来年のG20開催国であることから、これら5カ国 首脳が書簡に署名した。 ============================== 「民主に失望」7割、内閣「評価しない」54% 世論調査 読売新聞社と早稲田大学が3月27〜28日に共同で実施した面 接方式の全国世論調査で、民主党に失望しているという人は69% に達した。 1月の前回調査(59%)から10ポイント上昇し、衆院選直後 の昨年9月調査(37%)と比べると、ほぼ倍増した。民主に期待 している人は46%(前回55%)にまで減少した。 鳩山内閣の仕事ぶりを「評価する」は44%(前回53%)、 「評価しない」は54%(同45%)で、「評価する」と「しない 」が逆転した。 鳩山首相や小沢幹事長らの「政治とカネ」問題がくすぶり続けて いることに加え、沖縄県の米軍普天間飛行場移設問題や郵政改革法 案を巡る政権内の混乱などが、内閣、民主へのマイナス評価につな がったようだ。 内閣の評価を政策分野別に聞いたところ、「評価しない」は経済 運営では68%(前回58%)、外交では67%(同58%)に達 している。 民主に政権担当能力が「ある」と答えた人は46%と、昨年9月 の67%、前回の54%から更に下がり、自民党に政権担当能力が 「ある」の48%を下回った。ただ、自民への評価も依然として厳 しく、「期待している」は37%(前回42%)にとどまり、「失 望している」は民主を上回る75%(同74%)だった。 読売・早大共同調査は参院選に向けて、有権者の動向を継続的に 分析している。調査は全国の有権者3000人を対象とし、1736 人から回答を得た(回収率58%)。 (2010年4月2日07時41分 読売新聞)