3589.民主党はまるで昔の自民党



今の民主党を見ると、いろいろな団体からの意見や利害の調整、ま
た支援団体の利益を優先しているので、政治方向が定まらないよう
に感じる。

まるで小泉政権前の自民党を見ているように感じる。この対応に国
民の多くは失望感を抱き始めている。国家の行く道をどうするのか
という基本が無いので、それぞれの団体が陳情して、その利益を優
先してしまう。

しかし、世論調査を見ると浮動票が増えて、団体票が大幅に減って
いる。このため、小泉首相は浮動票の獲得に掛けたのであるし、民
主党が政権を取れたのはこの浮動票を獲得したからである。しかし
今行っているのは、浮動票を捨てて、団体票にシフトしている。

これでは選挙に勝てないことになる。

そして、このシステムであると陳情できない企業が割を食うように
なる。これでは自民党の企業寄りより、日本社会の衰退は早まるこ
とになる。

1日も早く、国家方針を立てないと、衰退が早まることになる。4年
を待てないような気がするがどうか??

そして、アジアの自由民主主義国の代表を韓国に取られる事態にも
なっている。難しいことになってきた。
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米韓など5カ国首脳が不均衡是正求める書簡=G20に向け
2010年 3月 31日 9:32 JST 

【ワシントン】米英仏加韓の5カ国首脳は30日、他の20カ国・地域
(G20)首脳に対し、世界経済の不均衡是正や金融規制の強化など
G20の目標・課題への取り組みを強化し実現させることを訴える共
同書簡を公表した。 

 5カ国は、書簡で6月にカナダで開かれるG20の課題を提示すると
ともに、「重要なのは合意に基づき行動することだ」と呼び掛け、
G20が年末までに具体的な成果を挙げることを求めた。米英は昨年
、加韓は今年、仏は来年のG20開催国であることから、これら5カ国
首脳が書簡に署名した。 
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「民主に失望」7割、内閣「評価しない」54%
世論調査

 読売新聞社と早稲田大学が3月27〜28日に共同で実施した面
接方式の全国世論調査で、民主党に失望しているという人は69%
に達した。

 1月の前回調査(59%)から10ポイント上昇し、衆院選直後
の昨年9月調査(37%)と比べると、ほぼ倍増した。民主に期待
している人は46%(前回55%)にまで減少した。

 鳩山内閣の仕事ぶりを「評価する」は44%(前回53%)、
「評価しない」は54%(同45%)で、「評価する」と「しない
」が逆転した。

 鳩山首相や小沢幹事長らの「政治とカネ」問題がくすぶり続けて
いることに加え、沖縄県の米軍普天間飛行場移設問題や郵政改革法
案を巡る政権内の混乱などが、内閣、民主へのマイナス評価につな
がったようだ。

 内閣の評価を政策分野別に聞いたところ、「評価しない」は経済
運営では68%(前回58%)、外交では67%(同58%)に達
している。

 民主に政権担当能力が「ある」と答えた人は46%と、昨年9月
の67%、前回の54%から更に下がり、自民党に政権担当能力が
「ある」の48%を下回った。ただ、自民への評価も依然として厳
しく、「期待している」は37%(前回42%)にとどまり、「失
望している」は民主を上回る75%(同74%)だった。

 読売・早大共同調査は参院選に向けて、有権者の動向を継続的に
分析している。調査は全国の有権者3000人を対象とし、1736
人から回答を得た(回収率58%)。

(2010年4月2日07時41分 読売新聞)



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