3476.為替レート本位性金融



為替レート本位性金融

円札増し刷りと金利による為替レート調整金融
(積極的な円高還元策)

▼レート「120円/ドル」を上限に日銀は円札増し刷りし政府に
貸す。「120円/ドル」を超えたら日銀は金利を上げてレート調
整し円札を回収する。

※歯止めがあり、インフレなどの問題はない、

輸出超過で円高になるのは当然なのに円高になると人件費下げてま
で無理して輸出しようとする。それで日本経済が停滞し国民が困窮
する。

しかし円高は日本が金持ちになった証拠、したがって国民生活よく
なるはず、積極的に円高還元政策を進めるべきです。

円札増し刷りは円高だからできる政策で景気対策ではない、
念のため 

http://www002.upp.so-net.ne.jp/HATTORI-n/1202-5.htm

環境太郎
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(Fのコメント)
この政策は良いのであるが円の希釈化であり、それは対ドルレート
の切り上げとなり、どうも、米FRBか米政府要人は、日銀に圧力
を掛けているような印象を受ける。

そう考えないと、白川総裁の説明は経済理論上の合理性を持たない
と感じる。円札刷り増し政策は、日銀として金融緩和策としての0
金利をしているので、これ以上の金融緩和ができないということで
ある。そして、これ以上の非伝統的な政策はインフレが起こり、景
気後退下のインフレ(スタグフレーション)に陥ると言っている。

米国を見ると、ドルキャリー取引で、ドルが海外に流出している。
このため、新興国と資源国はバブル状況になっている。
それと反対に、円キャリーが納まり、世界的には円収縮が起こって
いる。このため、日本企業が弱いのに円高である理由である。円キ
ャリーがないことでそうなっている。

ミセス・ワタナベの復活が必要なのでしょうね??

円キャリーを起こすことが円を下げることになる。このための海外
投資を国民総出で行うことと、同時に円札増加であれば、円安にな
る。アジアへの投資などの海外投資の増加を探る必要がある。

そして、内需拡大ではなく、外需拡大を目指すしかない。
米国が行っているのは、ドルキャリーという海外投資によるドル安
である。これに連れて、人民元も下がっているのが不満であるが。

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