3398.変革のアイデア−シンクタンク



 官僚依存から脱却すると言う民主党の政策を実現するためには、
官僚と同レベルの知識レベルがないと、最終的には取り込まれるこ
とになる。

このため、シンクタンクなどの政治家サポート組織を準備する必要
があると見る。米国と同じようなシステムになるような気がする。

そして、このような仕組みを作らないと、混乱が起こることになる。
法案を作るには、その背景や現場を知らないと難しい。このため、
現場とのコミュニケーションがかかせない。このため、多くの人が
必要になる。

そして、その人を供給できるのは、官僚組織や組合組織である。と
いうように、官僚とシンクタンクの2重でチェックする体制にする
しかないように感じる。

もう1つ、この時、官僚組織も民主党サイドの官僚と自民党サイド
の官僚が、政権交代で入れ替わるような組織にするしかないと見る。
YSさんとも一緒のアイデアである。

官僚組織も2大政党時代に適合することである。そして、根本は自
民党、民主党は思想的に違う政治的な立場を明確にすることである。

というように日本の政治・官僚体制が大きく変革することになると
見るし、そうすることで、官僚たちの知識を使うことと、官僚から
政治家への転換ラインを引くことである。

2世議員を無くすためには、官僚、組合からの登用が必要であり、
幹部官僚、組合幹部は政治家への道を目指すことになる。

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