官僚依存から脱却すると言う民主党の政策を実現するためには、 官僚と同レベルの知識レベルがないと、最終的には取り込まれるこ とになる。 このため、シンクタンクなどの政治家サポート組織を準備する必要 があると見る。米国と同じようなシステムになるような気がする。 そして、このような仕組みを作らないと、混乱が起こることになる。 法案を作るには、その背景や現場を知らないと難しい。このため、 現場とのコミュニケーションがかかせない。このため、多くの人が 必要になる。 そして、その人を供給できるのは、官僚組織や組合組織である。と いうように、官僚とシンクタンクの2重でチェックする体制にする しかないように感じる。 もう1つ、この時、官僚組織も民主党サイドの官僚と自民党サイド の官僚が、政権交代で入れ替わるような組織にするしかないと見る。 YSさんとも一緒のアイデアである。 官僚組織も2大政党時代に適合することである。そして、根本は自 民党、民主党は思想的に違う政治的な立場を明確にすることである。 というように日本の政治・官僚体制が大きく変革することになると 見るし、そうすることで、官僚たちの知識を使うことと、官僚から 政治家への転換ラインを引くことである。 2世議員を無くすためには、官僚、組合からの登用が必要であり、 幹部官僚、組合幹部は政治家への道を目指すことになる。