3395.意外と似ている日米民主党の政策



オバマさんと鳩山さんが電話で話したと言うが、意外と似た政策を
日米民主党はしている。     Fより

オバマ大統領は、中低所得者の所得税を減税して、高額所得者には
増税という政策や国民皆保険など、新自由主義的な高所得者優位政
策から、低中所得者の引き上げを行い中流階層を増やす政策にシフ
トしている。

これは鳩山民主党も同様な政策になるのでしょうね。高額所得者へ
の累進課税を元に戻すなどの増税とキャピタルゲインへの課税など
である。

このため、経済学者としては市場主義である新古典派のマネタリス
トからケインズ派の人に置き換わっている。このように小さな政府
から大きな政府になる。

もう1つが、経済産業政策はクリントン政権時代はITベンチャー
を育成したし、オバマ政権は環境技術ベンチャーを育成する政策を
取り、新産業を育成する方向である。

鳩山新首相は、CO2排出を25%削減と言い、このオバマ大統領
と同様な環境技術ベンチャー育成政策を行うようである。環境税も
必要になり、環境省優位になる。

オバマ大統領は保険業界の既得権益を制限しているように、時代に
合わない業界を改革することを厭わない。このため、抵抗も強く出
る。

鳩山新首相も同様に公共事業を止め、福祉事業を活性化するようで
ある。このため、建築業界が大変なことになると見える。

というように似ている。国民新党が郵便事業の既得権益を守ること
を志向しているので、民主党の本来の主張とは違う動きである。

有料版で、この民主党の政策を検討しようと思う。

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