3391.公益法人や、外郭団体について



公益法人や、外郭団体について      虚風老

 例えば、「業界」との調整や連絡として税金が投入されている農
林水産・関係だけのモノにしても大量にある、そんなモノは、すべ
て無くしてしまって、<農政政策事務センター>一つぐらいにして
もええくらいかもしれんのう。そうすれば、理事や専務というポス
トはほとんどなくなり、事務関係も五分の一程度まで圧縮できるか
もしれん。まあ、部屋つき秘書つき車付きで公務員より条件のいい
給料退職金というのは減らすことができる。

天下りを本当になくすのなら、肥大したポストをリストラすること
が結局必要になってくるじゃろう。
その上で、発行する図書や必要な統計に関しては、プレゼンで決め
たり、競争入札で分割発注したりすることによって、公共調達の費
用を押えることができるかもしれんのう。
国土交通省関連のモノは、地方自治体(かそれらの集合体=道州的
な管轄区ごとの地方)へかなり移行させることで、地方自治体が求
める分権がなされなければならないじゃろう。
もうひとつは省ごとに違っている地方の区分も整理し統一しておく
べきじゃろう。
そうでないと省横断的な分権をしようとしてもそれがじゃまになる
からのお。

公益法人(=税金を免除されているわけじゃから)については、統
一された公的会計処理プログラム(何種類か)を無料で配布して、
会計の監査をやり易くすることも必要になるじゃろう。そして、税
金が投入されている公益法人・独立行政法人(リストで指定)には
、特別監査がいつでもできるようにしておくことも必要じゃろうう
な。

そして当然情報公開をするということも忘れちゃならん。

税金というモノの信頼をとりもどし、財政を再建させるためには、
金(特に税金)の流れが透明であることが必要なんじゃ。そうした
うえでなら増税が必要なことも訴えられるというもんじゃ。そうじ
ゃないかね?

                    虚風老
 


コラム目次に戻る
トップページに戻る