民主党308、自民党119、公明党21となった。 Fより 選挙結果は、想定したように自民党が大幅削減して、民主党が大幅 増ということになった。民主党の公約である諸政策を実行すること になる。 今回の選挙の争点は、政権運営の仕方であり、それ以外の政策は自 民党の政権と同じように柔軟に対応することで、深刻な事態にはな らないようにしてほしい。 特に心配しているのが、対米政策である。米国と同盟関係があるた めに、中国との対応ができていると言う現実が重要である。すべて をリアリズム的な外交で考えることが重要だと思う。米国も新政権 と交渉してくるので、交渉上の決断が重要になる。反米的にならな いようにしてほしい。 それより、官僚を敵にするのではないと心配。 官僚の天下りを制限すると、65歳まで官僚を政府は雇うことにな り、上級ポストが老齢者に占められて、40歳代の一番パワーがあ り、頭が働く人材を腐らさないかと言う心配である。 上級、中級官僚の多数を政府外部に毎年出していることで、40才 台の人たちが活躍できるのである。そのパワーがある人たちをどう 引き上げるのでしょうか? という点が心配な点です。 一方、今までより良いと思うことは、国家戦略を政治家が全般的な 観点から見ることだ。その政治家のサポートとして優秀な官僚を使 うことには賛成である。 どうか問題がある政策は柔軟に変更し、絶対に実行してほしいこと は国家の統一的な戦略は作ることである。そのサポートに官僚を十 分にお使いいただくことが必要である。官僚も人間であり、腐らす と行政の混乱を起こすことになるので注意が必要である。