3368.高速道路無料化などへのコメント



高速道路無料化などへのコメント GEN
From: 仲津
 
                 平成21年(2009)8月8日(土)
 暑中お見舞い申し上げます。
 去る8月1日に「ETC一律1000円、高速道路無料化政策など」と題して、
それらに対する疑問の問題提起を、私のE-Mail知人の皆様に発信させて
戴いたところ、多くの方々から賛同する旨のコメント等を頂きました。
問題提起に該当するコメント等24人分を別添一表に纏めてみました。
ぜひご覧になって下さい。お名前を明記した方は、ご本人から了承頂
いております。

 有料道路無料化に伴う、問題点の発生の実例を挙げましょう。私の住
む滋賀県の湖西に湖西道路が平成17年(2005)に道路公団の民営化に伴
い国有化され、無料になりました。それまで400円程度の料金であったと
記憶しています。
 無料化になった途端に、利用者が増え、並行する国道161号線の混雑
も緩和され、地元では歓迎する感じでありました。しかし、下記のよう
な問題点が浮かび上がって来たのです。
・	走行車輌が増え、渋滞がよく発生する。
これは大型トラックの増加も一因です。理由は大型車が小型車の
数台分に相当する道路容量を食うからです。
・	通行量の増大に伴い、事故が増加した。
統計は手許に持ち合わせていませんが、事故のシーンによく遭遇
するようになりました。
・	道路の傷みが急に進行するようになった。
道路、線路などの破壊量は、概ね車輌重量の4乗に比例します。
大型トラックの増加が、急激な道路破損を進行させたのです。

民主党のマニフェストに拠れば、高速道路無料化の政策目的は
1.流通コストの引き下げを通じて、生活コストを引き下げる。
2.産地からの消費地へ商品を運びやすいようにして、地域経済を
  活性化する。
他1項目を挙げておられます。
 
流通コストを下げるということは、トラックの通行量を増やすことを
想定しているということですね。大型トラックの走行に伴う高速道路
の修理費用増大にどう対応されるのでしょう。

 なお、本問題提起は、下記の国会議員の皆様方にほぼ同趣旨の照会を行
なっています。民主党の川端 達夫様のみから、別添に掲げるご回答を頂い
ています。   


ETC一律1000円、高速道路無料化政策など 
質問、問題提起を送らせて戴いた国会議員の皆様
                      平成21年(2009)7月28日(火)
アイウエオ順
衆議院議員 小野 晋也   自民党 愛媛県3区
参議院議員 加納 時男   自民党 比例区
衆議院議員 川端 達夫   民主党 滋賀県1区
衆議院議員 北川 知克   自民党 大阪府第12区
参議院議員 松井孝治    民主党  京都府選挙区
衆議院議員 小杉 隆    自民党 東京都5区
衆議院議員 田島 一成   民主党 滋賀県2区
衆議院議員 田端 政弘   公明党 大阪府第3区
参議院議員 ツルネン マルテイ 民主党 比例区
参議院議員 福山哲郎    民主党 京都府選挙区
衆議院議員 三日月 大造 民主党 滋賀県3区
衆議院議員 村井 宗明   民主党 比例区 北陸信越ブロック 

仲津英治
「地球に謙虚に」運動代表



コラム目次に戻る
トップページに戻る