3363.日本発人件費引き下げ競争



日本発人件費引き下げ競争

日本は技術大国と言えながら特許等使用料では2003年にやっと
黒字になった程度、それ以前は輸入超過だったのです

しかるに工業製品の輸出は世界第一、理由は何にかですね、
電気料金は先進国の2倍以上も高い、高速通行料も高い、原料のほ
とんどが輸入。
これらをカバーしているのは下請け苛め派遣社員苛めの低賃金以外
には考えられないのです

※GM破綻の原因は、社員、退職者まで含めた多額の医療保険料負担
とも言われている

▼人件費、米自動車会社(米国内)
1人当たり時給(賃金や医療費などを含めた待遇を時給に換算した
時給)
GM:69ドル
フォード:71ドル
トヨタ自動車(米):48ドル
(出所)朝日、崖つぷち「ビック3」08年12月22日より

▼医療費負担(1台当たり)日米比較
米国    GM:17万円〜18万円
日本
 トヨタ:1万円弱 
※競争力に大きな差が出ますね 

(出所)私の視点(06年12月22日)混合診療 危険な公的医
療保険抑制、愛媛大大学院医療情報学教授石原謙

▼医療費負担(1台当たり)米国内
      GM:1500ドル; 日系メーカー: 500ドル
http://www.mizuho-ri.co.jp/research/economics/pdf/us-insight/USI022.pdf
出所

http://www002.upp.so-net.ne.jp/HATTORI-n/1202-5-1.htm

環境太郎
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(Fのコメント)

現在、一番労働賃金が安いのは、中国などであり、このため日本工
業製品は苦戦している。特に低級品には競争力がない。日本は高級
品にシフトしているが、それも韓国に追いつかれようとしている。

次の製品開発が必要であるが、次に韓国、中国に真似されている。
今後は厳しいことに日本はなりそうである。その点の指摘も必要で
ある。米国と比較してもしょうがないような気もするが....?

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