3321.薩摩



薩摩
From:小川

浅山様 はじめ各位

薩摩と琉球の昔のことが話題になっていますが、最近 藤原書店か
ら出版された”「バロン・サツマ」と呼ばれた男―薩摩治郎八とそ
の時代 / 村上 紀史郎著 ”を御存知でしたか?

偶然ですが、同著作の作業に一部調査を依頼されたという九州出身
の知人から先週この本を紹介されました。
小生は薩摩には、縁もゆかりも薄い人間なので未だ読んでいません
が、薩摩にも光と影があると思います。いろいろな顔があるのだと
いうことで興味を持ちました。

草々
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各位

いや参りました、いつか調べようと思っていた人物です、長野時代
に信毎に連載もあり、その中でも地名としての薩摩とは関係なかっ
たような記述に思いました。次第に当時のことが思い出されました
、新聞は諏訪市内のローカル紙でした、読んだ場所はロートレック
と言う、諏訪が絹織物で繁栄していたときの子孫の方が経営し、夕
暮れ時には怪しげ?な方々の待ち合わせ場所でした。近くには眞澄
と言う当地では有名な作り酒屋があり、そこの取締りの方の奥さん
が昔ラボ・テュターでした、この醸造家は星新一とも関係が深いよ
うでした。

其処で読んだローカルペーパー連載でした、更に、ここで思い出し
ました、そのローカルペパー自体が薩摩治郎八の子孫の方の経営す
るものでした、小生が読んだのは連載の一回きりでしたが。

バロン薩摩は父親が木綿産業?で成功した親父の資産で、趣味の良
い世渡たりした人物として書かれていたようでした。

その内、機会を見つけて読んでみます、藤原書店刊ですね。ご紹介
有難う御座います。

それと「薩摩」と言う語義を先に調べるのが良いと考えます、グー
グルでも関連は不明でした。谷川健一さんの著書に「県名辞典(平
凡社刊)」と言うのがあります、長野時代、丁度出た長野県版を読
むことを雁さんは勧められましたが、1万円惜しんで読まずじまい
です、鹿児島版を図書館で閲覧して見ます。

序でに澄みませんが、韓国人の英語表記に日本人には奇異な英字が
、それも発音されないで入っているのは何故でしょう、小川さんが
先にハング表記の話を書いておられましたので、ご教示下さい。
今、思いつくのは先ごろ自死されたノテウさんの名前英字表記には
発音されないRがついていた様に思いますが。

ともあれ、ずるいかもしれませんが、優先順位をつけて学びを歩か
ないと、黄昏年代の小生には心・体・技ともに壊れますので、勿論
、得丸さんのように本願の教えに心を集中する禅の作法が身につい
た方にも成れないし。

夏の緑だけでも見に行きます。戸隠のこの季節の緑はケンタキーの
朝方、光に浮き上がる芝生の露がブルーに輝くブルーグラス)に似
て、戸隠の唐松(天唐が良いのですが)の露は、あの平安時代の山
岳修行者にもなれるかもしれません。またこれも人によりけりです
が、流感で騒がれるフエーズも有るのでしょうが。

ともあれ、宜しくお願いします。

浅山
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皆様、

ライアル・ワトソンは一年前に亡くなっていたのですね。知りませ
んでした。

戸田徹に、アフリカのことに興味があるのだったら、ライアル・ワ
トソンの「アフリカの白い呪術師」を読めといわれて読み、すごく
感動した覚えがあります。
そして、二度目に同じ本を読んだときには、ちょっとがっかりした
ことも。

得丸公明



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