3252.北朝鮮ミサイルで日本は変わる



北朝鮮のミサイルが4日にも発射されるようだ。この検討。Fより

北朝鮮がミサイルかロケットを4日に発射するが、これに対して日
本は、これを大気圏で迎撃をするという。平成19年にも北朝鮮は
ミサイルを発射したが、この時と比べても日本の対応が厳しくなっ
ている。

日本は、前回MDでの迎撃をしなかったが、今回のミサイルでは迎
撃するというし、それに対して、北朝鮮は「日本がミサイルを迎撃
するなら、その迎撃手段や日本の重要対象にも報復する」と強く警
告した。この意味は日本との本格戦争も辞さないということであり
、日本も北朝鮮の挑発に対して、十分な戦闘準備をして、ミサイル
の迎撃をする必要になっている。

イージス艦への攻撃なども想定した準備を日本の自衛隊もしている
と見るが、日米の連携から米軍も戦闘態勢の準備がされているよう
だ。

沖縄の嘉手納空軍基地からは米軍のF−15、F−22戦闘機が、
頻繁に飛び立っているので、戦闘準備態勢が整っているようである。

このように北朝鮮が何度もミサイルで日本を威嚇をすると、日米の
戦闘体制ができて、かつ、実戦でMDの効果を見ることが出来るこ
とになる。それと、日本の軍事力が増強されて、日本の防衛能力だ
けではなく、攻撃能力も増強していることになる。

今回の迎撃が失敗すると、次回の北朝鮮ミサイル発射では発射初期
に迎撃することになる。日本の攻撃能力は格段に増すことになる。
これに比べて、北朝鮮はミグ17という中古戦闘機しかないので、
防衛できないし攻撃能力も無く、雄叫びを増すしかない。

日本国民も、北朝鮮ミサイル迎撃に基本的に賛成であり、今までの
日本の対応とは違うことになっている。極端な意見では日本が北朝
鮮を攻撃して屈服されることであると思う人たちも多くなっている。

一方、北朝鮮は輸出できる物が無く、ミサイル技術は唯一の輸出で
きる物であり、このため、輸出先であるイランの技術者を15人も
招いている。

日本は北朝鮮制裁を厳しくして、北朝鮮から日本への輸出が益々出
来なくなる。このため、一層、北朝鮮としたら、ミサイル技術を輸
出するしかないことになる。

このため、北朝鮮は今後もミサイル発射をする必要があるし、その
結果、日本の防衛能力が増してきて、迎撃される危険性が増すこと
になる。迎撃されると、ミサイルの効果に疑問符が付くことになる。

こうなると、中国のミサイルへの対応能力も日本は増すことにもな
り、中国も北朝鮮のミサイル実験に対して日本に味方して北朝鮮に
対して中止を要請することになる。

しかし、反対に米国はMDの効果が無いことを証明される可能性が
あり、テボドンの迎撃に消極的である。まだ、実戦には使えないと
見ているためである。外交的にも消極的な姿勢になっている。北朝
鮮問題よりアフガン問題を注力する必要があるためである。

しかし、どうも、北朝鮮と日本は戦闘状態になり、世界的な問題に
成るような気がしている。この意味では安保理開催は即座にする必
要があるが、中国の反対で、日本と北朝鮮が直接的な戦闘行為にな
らないと開催しないように思う。犠牲者が少なく済むことを願って
いる。

さあ、どうなりますか??

2708.北朝鮮ミサイルに注意
http://www.asahi-net.or.jp/~vb7y-td/L9/190722.htm
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北朝鮮がミサイル発射なら安保理に提起 日米韓が一致 
 【ワシントン=丸谷浩史】北朝鮮が人工衛星の名目で長距離弾道
ミサイルの発射準備を進めていることについて、同国核問題を巡る
6カ国協議の日本、米国、韓国の首席代表が27日、ワシントンで意見
交換した。日米韓は北朝鮮が発射した場合は国連安全保障理事会の
決議違反にあたるとみなし、安保理に問題を提起することで一致し
た。

 日本から外務省の斎木昭隆アジア大洋州局長、韓国は魏聖洛(ウ
ィ・ソンラク)外交通商省朝鮮半島平和交渉本部長が参加し、米国
はボスワース特別代表とソン・キム首席代表が出席した。

 北朝鮮は4月4日から8日の間に発射すると国際機関に通告しており
、6カ国協議関係国は二国間、多国間の調整を活発化している。日米
韓は発射後の国連での対応や、6カ国協議の進め方を擦り合わせたと
みられる。 (11:40) 
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北朝鮮、ミサイルに燃料注入開始 米メディア報道 
 【ワシントン=弟子丸幸子】米CNNテレビは1日夕(日本時間2
日朝)、米軍高官の話として、北朝鮮が北東部・舞水端里(ムスダ
ンリ)発射基地で、長距離弾道ミサイルとみられる物体に、燃料の
注入を開始したと報じた。発射準備が大詰めに入ったことを示す動
きで、防空専門家は「4日か5日の実施を目指しているのではないか
」と分析している。 (08:10)
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北朝鮮軍「日本が迎撃するなら報復する」<4/2 20:09> 
http://www.ntv.co.jp/news/132321.html 
 北朝鮮軍は2日午後、「重大報道」と題する発表を行い、「日本
がミサイルを迎撃するなら、その迎撃手段や日本の重要対象にも報
復する」と強く警告した。 
 朝鮮中央テレビによると、北朝鮮軍総参謀部は「われわれの平和
的な人工衛星の発射準備に日本が騒いでいる」と述べ、イージス艦
が日本海に展開していることなどを非難した。そして、日本のミサ
イル迎撃の動きに対し、「日本が分別を失い、我らの平和的衛星に
迎撃を敢行するなら、迎撃手段のみならず、重要な対象にも断固た
る報復の火の雷を浴びせるだろう」と強く警告した。 

 「重要な対象」が何を指すのかには触れていないが、北朝鮮軍が
直接、日本に対してこのような警告を行うのは異例。迎撃に神経を
とがらせていることの表れといえる。 
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米国防長官、北朝鮮ミサイル「現時点で迎撃計画ない」
2009/3/29 
 【ワシントン=弟子丸幸子】ゲーツ米国防長官は29日の米FOX
テレビの番組で、北朝鮮が「人工衛星」の名目で弾道ミサイルの発
射準備を進めていることに関し、現時点では米国による迎撃の計画
はないとの考えを示した。

 ゲーツ長官は、北朝鮮がミサイルを発射するかどうかについて
「おそらくするだろう」と語った。ただ、一方でアラスカや西海岸
など米本土に到達するような大陸間弾道ミサイルではないと分析。
「ハワイに向かって来るようなら(迎撃を)考えるものの、現時点
でそのような計画があるとは思わない」と述べた。

 日本による迎撃を巡っては「破片が日本に落下するようならば、
彼らは行動すると述べている」と語った。北朝鮮のミサイルが核弾
頭を搭載できるかどうかに関しては「個人的には、現時点ではでき
ないと考えている」と語った。 (01:31) 
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北朝鮮ミサイル、発射時に試される初動 
 北朝鮮が「人工衛星」を搭載していると主張している長距離弾道
ミサイルの発射。4日から5日間にわたる発射の予告期間中、政府は
ミサイルの領土・領海への落下にも備えた即応態勢を敷く。13日に
期限を迎える日本独自の経済制裁も延長し、各国に働きかけて北朝
鮮への圧力を強めていきたい考えだ。 

 「できることをすべて準備してきた」。浜田靖一防衛相は3日の記
者会見で、発射に備えて万全の体制を整えたと強調した。麻生太郎
首相も3日夜、政府専用機でロンドンから帰国。羽田空港から戻ると
、直ちに河村建夫官房長官を首相公邸に呼び、約30分間にわたって
最終的な打ち合わせをした。 (07:00)
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対北朝鮮輸出、全品目禁止に 政府方針 
 北朝鮮が「人工衛星」名目で弾道ミサイルを発射する予告期間
(4―8日)を控え、政府は外国為替及び外国貿易法(外為法)に基
づく独自の経済制裁を強化する方針を固めた。ぜいたく品と大量破
壊兵器関連品目を対象にした輸出禁止措置をすべての貿易品目に拡
大。ミサイル発射を強行すれば金融規制の強化も検討し、国連安全
保障理事会での新たな決議の採択をめざす。 

 外為法に基づく現行の経済制裁は13日に期限を迎える。日本人拉
致問題と核問題に進展が見られない以上、ミサイル発射の有無にか
かわらず政府は10日の閣議で制裁延長を決定する方針だ。制裁期間
は従来の半年間ではなく1年間とする。 (08:23)
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北にイラン人代表団 15人滞在 ミサイル発射視察か
3月29日8時22分配信 産経新聞

 【ワシントン=有元隆志】北朝鮮の長距離弾道ミサイルの発射を
控え、3月1日から15人のイラン人代表団が北朝鮮に滞在してい
ることが28日までに分かった。朝鮮半島情勢に詳しい情報筋が明
らかにした。北朝鮮政府の招待によるもので、一行は4月4日から
8日の間に予定されている発射に向けて、準備作業に参加するとと
もに、発射も視察するとみられる。弾道ミサイル開発での、北朝鮮
とイランの密接な協力関係を示すものといえそうだ。



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