3244.本覚としての免疫の自然選択説



本覚としての免疫の自然選択説、そしてネットワーク理論
From: tokumaru

イェルネの異常な行動が、彼の免疫理論にとって必須であったのか
というと、疑問です。
ただ、彼は、何でもおもしろそうなものは試してみようという態度
だったのでは。
浅山さん、悟りを求めるあまりに、どうか、ご無理をなさらぬように。
死ぬ直前だったと思いますが、いろいろと世界を飛び回り、いろい
ろな人に会ってきたがすべて忘れた。
「結局、家でじっとしていればよかった」といったそうです。
余計なことは何もせずに、静かに瞑想し、自己を見つめることがよ
いのでは。

人間はすでに知っていることは、もう知っているから、新たに知る
ことができません。
まだ知らないことは、人から聞いても、本を読んでも、理解しきれ
ないので、やはり知ることができません。

では、どうすれば、自分のDNAが持っている知恵を自分のものにする
ことができるのか。
じつに大きな問題です。
東西の文明を問わず、共通の問題だと思います。

私の浅い理解では、イェルネの免疫理論の特徴は、人間は抗原がな
くても、抗体を自分の体の中に持っているということです。
抗原(毒性微生物)が入ってくると、それにあわせた抗体を作るのです。
そして、一定時間がたつと、精度を高めてより適した抗体に進化し
た抗体を作るようになります。
これは、我々の遺伝子は、すべてのことを知っているということに
なります。

イェルネの免疫ネットワーク理論の紹介から、私は孟子の一節を思
い出しました。

「その心を尽くす者は、その性を知るべし。その性を知らば則ち天
を知らん。その心を存し、その性を養うは、天に事(つか)ふる所以なり。
妖寿弐(うたが)はず。身を修めて以ってこれを待つは命を立つる所以なり。」
(尽心・上・首章)


孟子はもしかしたらDNAの遺伝暗号のことも知っていたから、このよ
うな言葉を残したのかもしれないと思ったのです。

得丸公明
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得丸様、各位
                浅山

ペダンテイックな鍍金もはげたし、昔の本来の小生に戻り書いたり
言ったり、しようかと思い始めています。

政治献金などで、国内の民主主義も政治家の中途半端で、検察の慎
重な十重二十重に準備して動いたことでしょう、
野党が騒げば、バランスとって与党の小物も括らるか、検察も様子
見か、庶民は小沢氏だけでメディア戦略攻勢で、もう静になるか?

この付けは後に回されることでしょう、いつもの日本独特の政治献
金の巧妙な手品、民主主義が主権在民が守れるシステムはいつ日本へ?

子どもは、早くからノルマ的勉強で、会社員は会社でノルマであま
り自己のために思索しないのでは?

優しい日本人、四季が巡り、集約農業で雨が川に注ぎ、田畑を潤す
、稲光の夏の宵には、チッソ肥料が天から恵まれ、台風の夜には、
じっと静に通り過ぎるのを暫し待てば、翌日は晴れ、台風一過、
日本の言葉が軽くなったのはいつからでしょう?

そう言えば、戦後強くなったのは「靴下と女」、もうそんなこと言
う人は居ない、此れを仕掛けたのはジェンダー論?

次は中国の脅威論、同盟国のアメリカは?やたら、慌てて「再軍備
論、軍備強化?」、平和主義で中国を取り込むソフトの外交カードを
出せる知恵のある日本人は、為政者はいないのか、知恵をつけるエ
リート官僚は居ないのか。


仮想的に向かうソフィステイケイトな武器、最終兵器を準備して抑
止力とするか、一番喜ぶのは武器商人と防衛族の政治家?

早く東亜細亜同盟の構想を願いたい、そのためには2兆円も惜しま
ないと言える為政者はいないのか、次世代のアジアの貧しい国の子
ども達に豊かになる教育環境をやろうと、虐めに近い、インドネシ
ア、フイリッピン人看護士を外面で招き入れる、これを問題と語る
人は居ないのか、中国の財宝を戻せとフランスに言える人は、東ア
ジアの捨石に声を上げる日本人はいないのか。

慌てて回顧的な「愛国心教育」を使い古された昔の教科書を取り出
して、本当の「日本史」を教えようと言って出てくるであろう人たち。

谷川雁は古代の日本の神話から、ミクロネシア文化圏で説こうとし
て、子どもに物語「くにうみ」を提供しました、この古事記を底本
とするこの物語にはエロスも、「おくりびと」を超える死語の世界
に畏怖のこころを盛り込んでいます。

どこまで感じているかどうか分かりませんが、この本の出版当初、
カーター大統領に会いに行かれる、当時の大平総理、外務省の知恵
者、カーターさんの娘さんにお土産としてラボの「国生み」絵本を
持たせました。

今頃、娘さんに届けられた絵本はどうなっているのでしょう、近場
で虎ノ門病院へ見舞いとして、小生の持参した本の礼は故人には頂
きましたが、あの奥方へ、八重さんにと伝えられているのでしょう
か、絵の高松次郎も、もう何年忌でしょうか。

ヒトは静に自己の中の60兆の細胞の声を聞くこと、これが「本覚
」の教えでしょうか。
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浅山様

> ヒトは静に自己の中の60兆の細胞の声を聞くこと、これが「本
覚」の教えでしょうか。

60兆の細胞の声を聴くこと、これが本覚を聴くことです。
ほかには何もしなくてよいようです。

得丸
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本覚に程遠い不覚の、浅山から

得丸様、各位

本覚には程遠い、不覚の小生ですが、給付金の発想と配布に泣けま
した。小生は貧しく、四歳の孫の誕生日に、単3電池2個とむき出
しの豆電球を持参して、遊びました、あのプロメテウスに火を頂い
た人類の喜びを思わせる笑顔をもらいました、そして飽きもせず、
何度も繰り返し、時には彼なりのヴァリエーションを加えて、そし
てお父さんの仕事の原点は、この電気が点くと消えるの循環ですか
らね、孫はきょとんと?。

それに比べて、小さな子から18歳までの子どもらまでに給付する
、今回のお金。本当に次代の日本を背負わす、幼児教育、初等、中
等教育に問題無しや、あの麻生が自ら「さもしい」と言ったあの金
を、育ち行く、次世代の方に、どうぞ、今のあほなこの老人を超え
て欲しいと反面教師にしてくれる、聡明な孫達で有って欲しいので
すが。

もう、二世、三世の為政者は限界かも?政治献金、政党助成金をも
らった挙句に、これが本当にサモシイと言わず、何がさもしい。

もと、幼児教育産業に勤めたものとして、谷川雁の弟子として一言
、言いたくなったのです。

いつも「帳尻合わない」とカミさんに叱られているのですが。



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