3192.自民党崩壊を防止するには



自民党が現時点で選挙に臨むと、大敗退する。この防止策を検討。
                Fより

自民党は、小泉元首相の施策で生き返り、その施策を否定した福田
、麻生政権で、自民党は死のうとしている。安陪元首相の時でも、
都市部では人気があり、参議院では負けたが、衆議院では勝利でき
た。衆議院選挙は、参議院とは違い都市部の票が重要であり、1人区
であり、人口比で選挙区を分けているために都市部での議員数が多
いので、過半数は取れていた。勝てたはず。

しかし、その後の福田前首相、麻生首相が反小泉であり、小泉元首
相が行った全てを否定した。このため、国民からソッポを向かれて
、支持率20%以下になっている。

このため、小泉人気を分析する必要がある。党・官僚制度を壊すと
言って、実行したので国民は拍手し、支持したのである。官僚は、
国益より省益、省益より課益を優先するので、官僚に大きな不満を
国民は抱えている。この官僚を擁護するために、麻生首相は支持率
を益々、落としている。

党の議員たちも、国より地元の利益しか考えないと、国民は思って
いる。日本が衰退して、国全体の利益を考えないと、日本は本当に
没落するという危機感があったことで国民は小泉首相に拍手したの
である。

この党・官僚体制に戻したことで、国民は大きな不満を感じている。

小泉首相が行ったことは、政策作成を現場の人を審議会に入れて、
現場の意見を反映したために、官僚の利益と相反する政策も実施し
た。小泉独裁主義と、自民党の議員は反対していたが、現時点の政
策より、国民受けがよかった理由は現場の意見を聞いたことである。

この体制を潰したことが、麻生首相に支持が集まらない理由である。
しかし、麻生首相も気がついたようである。行政・国会改革を真剣
に行うようであるが、ここからは時間との勝負である。この政策が
実施されれば、支持率は上向くことになると見る。

支持反転に向けて、即断していかないと選挙に間に合わないことに
なる。

日本は世界の経済覇権を取るにも、政策のスピードと政策の適合性
を問われている。日本の時代を迎えるためにも、政治体制確立は必
要なことである。

小泉改革の良い部分を取って、国会・行政改革に結びつけることで
ある。

民主党が政権を取ると、安保政策や経済政策に不安がある。国民も
心配があり、自民党にがんばってほしいと思っていると見るが、自
民党にお灸を据えるために、今は皆が、麻生首相にソッポを向いて
いるだけである。

どうか麻生首相、改革のスピードを上げ、体制も強化してほしいと
思います。



コラム目次に戻る
トップページに戻る