3116.脱もの社会、脱金融、人間産業へ



脱もの社会、脱金融、人間産業へ

もの余り時代で多量の食べ残し、使えるものまで捨てられているの
に、もっとものを使え、国内消費の拡大が必要だと大騒ぎ、矛盾だ
と思う。

▼例えば介護されたい人も多いがこれは消費ではないのか。物でな
い消費はもの消費より重要なはず

遊び、教育、子育て、医療、介護、安全、環境、農業それに修理産
業、すなわち人間中心の産業への移行が物余り時代には必要度が高
まった

もの作りでなければ働く場所はいくらでもあり、老いも若きも働き
たい人は多い、社会に貢献したい暇をもてあそぶ年寄りも多い。

日本は輸出超過なのに輸出停滞で不況になると人件費下げてまで無
理した輸出に依存する日本 

輸出先の輸入超過国には迷惑、世界経済にも支障、これでは日本だ
けでなく輸出先国の労働者の生活も良くならない 

多量のドル札の手持ちがあるのにさらにドル札集めても物やサービ
スは増える分けではない 、ドル札は単なる紙切れ、

もの中心社会からの脱出は必要不可欠、新しい視点に立って考える
時代だと思う。

現社会は自然破壊のみでなく異常人間の製造マシンだ。

http://www002.upp.so-net.ne.jp/HATTORI-n/860.htm
name=平和太郎
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(Fのコメント)
これは賛成ですね。
サービス産業の時代が来た。しかし、物は輸出できるがサービス産
業は輸出できない。

企業や人が、相手国に出向き、その地域の人たちに教えていく産業
である。日本のサービス産業の生産性が低いとずいぶん言われたが
、その分日本のサービスの価値は高いことになる。丁寧な対応や、
盛り付けなど美を意識した日本の文化がある。

この価値を見出して、日本人がサービスを背負って、世界に出て行
く時代になったと思う。

ロシアで華道を教えている人がロシアの人たちから尊敬されている
姿を見ると、これが日本のよさであり、日本文化を伝える姿である
と思った。

そろそろ、日本文化を世界に伝えることが必要になっているのだと
感じる。


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