3111.英ブラウン首相の新世界秩序について



英ブラウン首相が「新世界秩序」という提案をマハトマ・ガンジー
記念日にインドで演説している。     Fより

ブラウン首相は、ニュー・プレトンウッズ体制を目指すとも言って
いる。このブラウン首相の提案が、14日・15日に行われる緊急
サミットのテーマでもある。この裏には新世界秩序も絡んでいるの
で、その新世界秩序も考えないと、恐ろしいことになる。

バイデン次期米副大統領は、就任後6ケ月で外交上の深刻な問題が
起こると断言している。このバイデンの発言も非常に大きな重みを
持っている。

このまま、ドルが弱くなり、基軸通貨ではなくなると米国の経済は
持たない。今でもGM、フォード、クライスラーの倒産が近いと見
られている。日本の自動車メーカは、余裕で米国政府の支援が必要
であり、良い事であると言っている。米国についで、欧州でも自動
車会社に補助金を出す動きがあるが、日本の自動車会社は現時点で
は補助金を必要としていない。

このように米国後の世界と米国維持の世界の鬩ぎ合いが、G20の
サミットで議論になる。

もうすでに、G20の予備交渉をブラジルで行われ、新興国はIMF
や世銀のポストを要求している。世界支配の道具は、世銀、IMF、
国連などであり、この内、IMFと世銀は欧米人が主流ポストを占
めている。そのため、そのポストを要求するということは、世界秩
序の変更を要求していることと同等である。

この新世界秩序を歴史的に追って、有料版では考察したいと思う。
興味がある方は有料版をおとり下さい。

さあ、どうなりますか?


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