3025.現生人類洞窟進化仮説



大脳皮質は、脳の中で最後に生まれて発展した部分
From:浅山

tokumaruからの引用:
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大脳皮質は、脳の中で最後に生まれて発展した部分ですが、辺縁系
や脳幹などの本能の部分を非活性化するので、何が正しくて、何が
間違っているのかが、わからないのです。

いわゆる「サル知恵」によって、人類の文明は発展し、人類以外の
他の生物を絶滅させつつ、人類の滅亡の時を迎えているのだと思い
ます。

人類が宗教を必要としたのは、善悪の基準を必要としたからでしょ
う。(残念ながらその要求にきちんと応えている宗教はあまりない
というか、運用段階で骨抜きになっているのが実情ですが)

ですが、今日のような宗教なき時代とは、善悪の基準なき時代とい
うことになります。それこそ、水俣病を引き起こした海洋汚染や、
原爆のような大量殺戮兵器の時代を我々は同時代人として生きてい
るということになります。

宗教の修行が身体を酷使するのは、大脳皮質の部分の活動を停止さ
せて、大脳辺縁系や脳幹のいわゆる本能の記憶を呼び起こすためな
のだと思います。

酒を飲んでへべれけになるのも、大脳皮質の活動を停止させるため
であり、そういう意味では本覚に近づくことになるといえるでしょ
う。
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得丸様

身体あってのモノダネ。身体も進化の最中、環境に支配されて変化
するのでしょうが、ホルモンや身体を流れる電流、それを流す媒介
の状態と身体外の複雑な条件等々、そしてそれを解明する聡明な人
間の存在を解き明かした人物を「天才」と呼ぶのでしょうが、個人
の出現も祈念するエネルギーの結集も期したいものです。

後払いに成りますが、もし宇佐八幡に参られる機会が有りましたら
、一番廉いお守りを二つ買ってきていただけませんか、八幡太郎義
家を尊崇しておりますもので、私事で恐縮ですが、酩酊の後、お忘
れになった時はお気にされなくても結構です。お願いまで。草々
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現生人類洞窟進化仮説(日本進化学会用)
From皆様、

昨年夏以来、何度となく人類は洞窟で進化したということをお話し
してきましたが、それをまとめて今度の金曜日、日本進化学会で口
頭発表することになりました。

もうさすがに、対面性向によって愛情表現のために言葉が生まれた
とは言っておりませんが、哺乳類の言語の起原は母親を恋しがる子
供の泣き声であるという神経生理学者の言葉を代わりに使っており
ます。

鈴木孝夫先生の意味論、荒川修作の「意味のメカニズム」、西原先
生の突然変異否定論・「裸には定義がない。科学用語ではない」の
ご発言、そういったものを全部ふまえて、洞窟進化説がわかりやす
くなったらよいと思っています。

人間の言語の特徴は、音節を使ったデジタルコミュニケーションで
あり、動物の鳴き声は声によるアナログ符号であるというところが
、ご理解いただければよいのですが、自分でもこんなことをいって
よいものやらと迷っているところです。
言語学者が誰も言っていないことですし。

とにもかくにも、最新版の洞窟進化説にお付き合いください。

得丸公明



現生人類洞窟進化仮説 
− 我々の裸化と言語の起源についてのシステム技術者の一見解 −

1 我々は不適者である

 我々の科学は、我々が裸であることと言語の起源についてなんら
説得的な答を出せていない。

(1)	我々の裸化に関する説得力のない諸説

 島泰三博士は野生志向の日本の霊長類学者であり、日本の山林で
ニホンザルを追いかけ、マダガスカルの熱帯雨林でアイアイを追い
かけた。彼はアイアイの主食を最初に突き止めた研究者である。

 さまざまな霊長類の歯と手について幅広い博物学的調査を行って
、彼は霊長類の歯と手の形状は主食によって決定付けられるという
結論に達した。(『親指はなぜ太いのか』2003年)そして、直立二
足歩行、犬歯の喪失、拇指対抗の手は、すべての人類に共通の特徴
であり、今から数百年前にアフリカのサバンナで肉食獣の殺した草
食獣の骨を主食にしていたときの名残であるという結論に達した。

 1982年の秋、彼は暴風雨の山中で一日中ニホンザルを追いかけて
いて、夕方には体中びしょぬれで疲れ果てていた。その時、子猿た
ちがいつもと同様に元気に遊びまわっている姿を見て彼は衝撃を受
け、毛皮こそが最良の雨具であるということに気づく。「どうして
人類はこんなに重要なものを失ってしまったのだろう。我々が裸で
あるのは、自然淘汰の成果ではありえない。」彼は、我々が適者で
はなく、不適者であるという事実を前に呆然としてしまったのだっ
た。

 彼は、ダーウィンの性淘汰説から、ネオテニー説、自己家畜化説
、水生起源説などを概観し、どれも説得力がないことに気づく。
どれひとつとして、いつ、どこで、どのように我々が裸になったの
かということを説明しようとすらしていない。

 彼は『裸の起原』の中で、裸化、喉頭の降下、嚥下と発声のため
の器官の運動制御、そして言語そのものが、今から7万5千年前に重
複しておきた突然変異であると推論する。

(2) 7万5千年前に南アフリカで
 分子生物学者のおかげで、「最近の単一起原説」あるいは「第2の
出アフリカ説」は、21世紀の通説となった。言語学者であるフィリ
ップ・リーバーマンは、人骨化石の喉頭上部の音声器官(SVT)につい
て解析を行い、今から4〜7万年にイスラエルに住んでいたネアンデ
ルタール人は発声機構を持っていなかったという結論を出す。驚い
たことに、これまで身体形状的には現生人類であると思われてきた
今から9万年前のイスラエルの化石も、首が短すぎて、発声機構を持
っていなかったと結論づけられている。結論として、リーバーマン
は、発生機構は今から10〜5万年前にアフリカで生まれたであろうと
いっている。島先生は適切な時期を選ばれておられたのだ。

 以下で私は「どのように」について解釈を試みたい。

2	洞窟進化仮説の可能性
突然変異が同時に起きたと考えるよりも、現生人類は南アフリカの
洞窟で生まれたと私は仮定してみたい。私の仮説では、裸化は、炉
や衣服としての動物の毛皮がある、暖かくて風雨から体をまもって
くれる洞窟の中の退化現象として説明できる。言語は、哺乳類のア
ナログな音声コミュニケーションが、複雑なデジタル式の高効率の
符号交換システムとして進化したと考えることができる。

分子生物学者は現生人類の誕生した場所をアフリカ大陸へと絞り込
んだが、ルイジ・ルカ・キャヴァリ=スフォルツァは、「最古の言
語はアフリカである。コイサン語がおそらく最古のものであろう」
と結論づけている。南アフリカには、25万年前から2万5千年前の中
期旧石器遺跡がいくつもある。私の仮説は、将来査読を受けるため
に存在してもよいのではないだろうか。それにクラシーズ河口洞窟
は、すでに最古の現生人類遺跡と呼ばれ続けてきた。訪れてみる価
値はある。

(1)	裸

 「裸」という言葉には科学的な定義はない。私の発表の中では、
この言葉は「毛がほとんどなく、外部の熱を必要とする」という意
味で使用する。なぜならば、我々は風雨から体を保護し、熱源がな
ければならないからである。

 我々の体は全体が産毛と毛によって覆われているので、我々は無
毛ではない。日本では、「サルは人間より毛が三本少ない」といわ
れているが、これは我々のほうがサルよりも毛が多いことを意味し
ている。この「毛がほとんどなく、外部の熱を必要とする」特性は
、洞窟の中の風雨や寒さから保護された環境の中で、炉や衣服とし
ての動物の毛皮とともに生活したことによる退化であると考えられ
る。

 南アフリカの自然環境の中で科学者が観察した結果の中に、いく
つか参考になるものがある。ヘンノ・マルタン(1910-1998)は、ドイ
ツ人の地質学者であり、1940年代にナチス政権を逃れて、ナミブ砂
漠で石器時代人の心にかえって2年半ロビンソン・クルーソーのよう
な生活を送った。

 最高位の霊長類である人類は「判断力と経験に学ぶ能力を発達さ
せ、それによって単なる動物の世界から抜け出した」と彼はいう。
(「砂漠の逃亡生活 − ナミブ砂漠のロビンソン・クルーソー」、
ヘンノ・マルタン著、ADドンカー出版、1983年、p239)

 ユージン・マレイス(1871-1936)は、20世紀の初頭の南アフリカで
、チャクマ・ヒヒの集団と3年間生活をともにし、霊長類の脳の構造
について大変おもしろい報告を書いている。彼によれば、人類とチ
ャクマ・ヒヒのような高位の霊長類は、2つの知能を平行してもって
いる。古い脳は本能の知恵を記憶していて、新しい知能は個々の人
間が体験することを記憶し、その因果関係を考察する。そして、
我々は通常この新しい脳だけを用いており、一方古い本能の脳は非
活性化して新しい脳の下で沈潜している。

 我々は知能のおかげで、「環境条件が変わっても即座に対応する
ことができ、一般的に自然の敵意というものに対する防御を高めた
。」「いかなる時であっても、自然淘汰の厳しさから保護された種
は、後々になってあるはっきりとした結末に見舞われる。この変化
は、保護の範囲と期間に応じて深刻になる。これらの変化は、一般
的で、どちらかというとあまり意味のない『退化』という言葉で言
い表される。そして、もちろん、それらの現象は、自然淘汰の影響
がもっとも弱まっている人類と家畜においてもっとも顕著である。
」(『サルの魂』、ユージン・マレイス著、2002年、ステファン・フ
ィリップス, pp135-8)

 二人とも我々の知性が人類を自然淘汰から解放した結果、我々は
文明の保護環境の中で退化していると考えている。我々は適者では
なく、肉体的に、そしてもしかすると精神的にも、不適であると考
えているようだ。

(2) デジタル音声符号言語
 ポール・マクリーンによれば、「哺乳類を他の脊椎動物から明確
に際立たせる行動は3つある。(a) 母親的な配慮をともなう子育て、
(b) 母親と子供の絆をたもつ音声言語コミュニケーション、(c) 遊
びの行動、である。彼によれば、「子供が母を恋しがる泣き声こそ
が、哺乳類の言語のもっとも基本であるかもしれない。」

 人類の言語も、はじめは哺乳類の言葉として発達したように見え
る。しかし、ある時点で、いくつかの重要な進展があった。それら
は、狭くて、安全で、暗い洞窟の中で起きたと考えると説明が可能
である。

(i)	人類の晩生性と親密な関係
 「晩生」は、未発達な状態で生まれて、両親の世話と給餌を受け
ながら育つ、ツバメのような鳥を表現する形容詞だ。リチャード・
アレキサンダーによれば、「外因性で敵対的な自然力から自分自身
を保護するために進化する必要性から解放されると、幼鳥(獣)の器
官はそのカロリーの大きな部分を、よりよい成鳥(獣)になるために
捧げるようになる。」(『ハダカデバネズミの生態学』、第15章) 
一方、「早生性は、幼鳥(獣)の生命を奪いかねない危害に対処する
ための高価な手段である」。洞窟の中が、子供たちが、よりいっそ
う機能的な脳や効率のよいコミュニケーション手段をもつ、よりよ
い大人になるためには最適の環境であることは明らかである。

 また、狭い空間の中で、家族や共同体の共感が最大限発達して、
よりよい相互コミュニケーションのための基盤となるのも、自然な
ことである。

(ii) 音楽がクリック言語を生んだ
 洞窟の中は、安全であるが、暗い。まっ暗になったときには、中
を歩き回ることすらできない。洞窟の中では楽しみもない。安全で
暗い洞窟の中で余暇を手に入れた人々は、おそらく音楽を演奏した
ことであろう。想像してみるに、彼らは胸を叩いてドラミングし、
手拍子を打ち、骨や枝を打ち鳴らし、鳥の鳴き声を真似て口笛を吹
き、舌を打ち、唇を吸ったであろう。

 クリックの子音が洞窟内の音楽活動から生まれたと考えるのはも
っともである。また、コイサン人といくつかの南アフリカの黒人種
族は今もクリックを使っている。人類の言語の起原を、クリックだ
と考えるのは、あたっているのではないだろうか。

 口から息を吸い込んで、舌や唇を動かして、舌打ち音(両唇音、
歯、歯茎、口蓋、側音)の子音が生まれた。クリックの音は、構音
的にも(発音する側にとっても)、音響的にも(聞く側にとっても)、
はっきりと異なっていてそれぞれを区別できる。

 リーバーマンによれば、構音的・音響的に区別がつくことは、効
率よくコミュニケーションする上でじつに重要である。おそらくそ
れによってデジタル的に処理が可能な符号を作り出すことができる
からであろう。個々のはっきり異なった音素はデジタル的に符号に
することができるので、我々の言語はデジタル符号言語へと進化し
たのである。これは言語コミュニケーションの効率を革命的に向上
した。

 一方、動物の発声は時間軸上の周波数変移パターンであり、一定
時間の中でのそれぞれのパターンをひとつとしてとらえてコミュニ
ケーション符号として認識するものである。このアナログ式の符号
コミュニケーションは、デジタル符号コミュニケーションに比べる
と、効率は悪いし、符号の数を増やすことが非常に難しい。

(iii)	喉頭上部音声通路(SVT)の形態と母音
 クリック言語のための唇や舌の運動制御は、人類の喉頭上部音声
通路(SVT)の形態的発展に貢献したと考えられる。その結果、肺気流
を使って、アーエーイーオーウの母音を発声することができるよう
になった。この洗練された形態と、関連する発声のための運動制御
も、人類は洞窟の中で獲得したと考える。

 人類が母音を獲得すると、母音と子音のマトリクスによる組み合
わせによって、何十もの音節をつくることができ、個々の音節は、
音節数を符号長だけ累乗した数だけ作ることができる。たとえば、
日本語にはおよそ100の異なった音節があるが、2音節の符号であれ
ば1万、3音節であれば100万、4音節であれば1億もの符号を作り出す
ことができる。実質上、我々は無制限なだけの数の符号を、新しい
意味のために用いることができるのだ。

(iv)	符号と意味の脳内におけるインスタンス化
 人々が無制限な数の単語を作り出すことができるようになったと
き、彼らはどのようにしてそれぞれの言葉の意味を共同体成員の間
で共有するのかという問題に出会った。アナログ符号の符号数に比
べて、デジタル符号は符号数が2,3桁ほども桁違いに増えた。どうす
ればそれぞれの言葉に対する意味を共有できるのだろうか。各人は
、大脳新皮質を発展させ、画像を言葉と結びつけることによって、
膨大な数の符号と意味の記憶を脳内辞書にインスタンス化したと私
は考える。

 この言語教育、あるいは脳内辞書づくりは、安全な洞窟の中だか
らこそ可能であったと考える。南アフリカには、人間や動物の絵が
壁に描かれた洞窟がたくさんある。思うに、これらの絵画は子供た
ちに言葉の意味を示すための教育目的で描かれたのではなかろうか
。洞窟の壁は教室の黒板として使用されたのかもしれない。

 日常の会話において、我々はお互いに符号を交換するが、そのと
き我々の脳は、個別脳内辞書を駆使して、自動的かつ無自覚に瞬間
的に意味を符号化し、符号を意味へと復号している。この脳内生理
プロセスは、外国語でコミュニケートするときのほうが気づきやす
い。しかし、同一のプロセスは、友人や家族と母語でコミュニケー
トするときにも起きているのである。

 しかし、なぜ我々はそんなにもたくさんの符号を必要としたのだ
ろうか。もしかすると裸の人間たちは、地球上のすべての生き物に
名前をつけたいと思ったのかもしれない。霊長類の最高位にいて、
「新しい知性が、この種族に、地上のありとあらゆるものを相続す
ることを許した。」(「サルの魂」、p137)

3   クラシーズ河口洞窟第3号洞窟: 大海原の見える素敵な住居

 南アフリカの東ケープ州にある有名なクラシーズ河口洞窟にいっ
てみましょう。

 クラシーズ河口洞窟(南緯34度6分、東経24度24分)は、ポートエリ
ザベスの西方150kmにあり、インド洋に面している。洞窟は砂岩層の
一部が海食作用でできたものである。この砂岩層は、約4億年前に標
高100mに隆起したもので、2,3,4,5号洞窟の床面は標高20mのところ
にあり、1号洞窟は8mのところにある。

 私はネルソンベイ洞窟やモッセルベイ洞窟を訪問したが、インド
洋沿岸にはほかにもいくつか(たくさん)の人間の居住跡のある中期
旧石器洞窟がある。私が訪問した中では、KRM3は天井も高く、場所
も広く、たくさんの石筍や壁の色が美しく、入り口から見渡す海や
空も美しく、もっとも印象に残った。

 クラシーズ川は幅の狭い小川である。河口から南東に1kmほど海岸
沿いにいくと、第1洞窟と第2洞窟が並びあってある。さらに南東に
1kmほどいくと第3と第4洞窟があり、第5はさらに東南に1kmほどの
ところにある。

 1970年代に考古学者が第1洞窟の貝塚を発掘した結果、13万年前か
ら6万年前にかけて断続的な居住が確認された。人肉食の証拠、焼け
焦げて、刻まれた現生人類の骨が、ほかの食べ残しといっしょに捨
てられていた。

 クラシーズ川の流れは年中途切れないので、飲み水の心配はない
。近くに泉もあるらしい。人々は、貝、鹿、アザラシ、ペンギンの
ほかに、なにやら植物も炉で焼いて食べていた。

 第3洞窟の入り口は西に面している。入ってすぐのところに、奥行
きも幅も20mほどの広くて快適な居間がある。石灰岩洞窟は寒くて
じめじめしているが、クラシーズ河口洞窟は砂岩であり、侵食も止
まっている。

 第3洞窟の中は、乾燥していて、暖かく、秋の終わりだというのに
気温は24度あった。暖かかったので私はセーターを脱いで、Tシャツ
一枚になって数時間過ごした。

 洞窟の中には、石筍がたくさんあった。石で作られた環状構造は
、炉であろう。居間の突き当たりから、左(北)の方向に長い廊下が
5m幅で110m続いている。廊下の部分は、真っ暗である。

 この快適で、広く暖かい洞窟の中であれば、10人や20人が生活す
るには問題ないと思えた。人々は炉のそばに集い、入り口の開口部
を通じて西の空を見ていただろうと想像する。毎日、日が沈む様子
を見ていて、人々は憂鬱になったり、詩的になったことだろう。

4   結論
 時間の制約もあり、裸とデジタル音声記号言語の起原に焦点をあ
てた。

 我々が裸であることと、我々の言語は、我々の文明を突き動かし
てきた要因であったと考えられる。それらの起原とメカニズムを知
ると、地球環境問題のように現在この惑星で起きていることをより
よく理解することができるであろう。

 クラシーズ河口洞窟第3号の調査を実施することを強く勧める。洞
窟進化仮説は、人類学者、言語学者、神経生理学者やその他の関係
する科学者によって、検討され、確かめられるべきである。

(c) とくまるきみあき、2008



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