3004.金融不安の第3段目



NYSEの株価が下落している。先週破綻した地銀の影響である。Fより

住宅公社2社の支援策が決まり、市場は一旦、金融不安を解消した
と思ったが、また2地銀の破綻で金融不安を再発させている。地銀
は、米銀行の多数を占めているので、この破綻が連鎖すると、米経
済の底割れを起こすことになりかねない。

大きな見通しは2009年まで金融不安が続くと見ているが、どう
なりますか??
そして、東京市場の連動性は、いつまで続くのでしょうね??
どうも逆サイドで動くと誰でも大もうけできる相場になってきた。
ニューヨーク市場が下落時に買い、ニューヨーク市場が上昇した時
に売ることである。

日本の復活、米国経済から独立は、日本固有技術で経済が活性化す
る2010年まで無理なのかも知れませんね??

==============================
NY株大幅反落、ダウ平均239ドル安
(nikkei)
 【ニューヨーク=山下茂行】28日のニューヨーク株式市場ではダ
ウ工業株30種平均が大幅に反落し、前週末比239ドル61セント安の
1万1131ドル 8セントで取引を終えた。前週末に米地銀2行が破綻し
たことなどが嫌気されて金融株が全般に売られた。原油価格が再び
上昇したことや、企業の4―6月決算が低調に推移していることなど
も市場心理を不安にさせている。ハイテク株比率の高いナスダック
総合株価指数は2264.22と46.31ポイント低下した。(09:37)
==============================
日経平均反落、下げ幅一時200円超

 29日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は反落している
。前日終値からの下げ幅は200円を超え、1万3100円台前半で推移し
ている。 28日の米国株式相場が、米金融不安が改めて強まったこと
から大幅に下落しており、みずほFGなど大手銀行株や、トヨタや
ソニーなど輸出関連株を中心に売りが優勢になっている。東証株価
指数(TOPIX)も反落している。

 寄り付き前の大口成り行き注文は、売りが3310万株、買いが1510
万株で1800万株の売り越しだった。朝方の外国証券経由の売買注文
動向(市場筋推計、株数ベース)は1160万株の売り越しだったもよ
う。8時半発表の6月の家計調査で全世帯実質消費支出は前年同月
比1.8%減だった。日経QUICKニュース社集計の市場予想平均
(2.9%減)に比べ悪化幅は小さかったものの、減少は4カ月連続で
個人消費の弱さが意識され買い材料視されていない。
〔NQN〕 (09:22)


コラム目次に戻る
トップページに戻る