2965.地震対策はどうあるべきか



岩手県内陸南部地震         とら丸  
   
内陸型の地震が起きた。被害は大きい。このタイプの地震予知はで
きない。プレート説に基づく南海地震、東南海地震予知に莫大な資
金を投じた今のシステムは無力だ。
 そもそもプレート説は本当に正しいのか。これを言えば、権威あ
る諸学会では研究者としての生命は絶たれるだろう。今の地球科学
はまずプレート説ありきで、中世の天動説と同じ重みがある。

 学者は過去の地震をプレート説に結びつけているが、確証はない。
おそらく過去の大きな被害をもたらした地震の大多数は今回のよう
な直下型地震だろう。遠く(水平・垂直距離)の地震はエネルギー
の減衰が大きく、大きな被害をもたらすことは少ない。地下深くの
ひずみも、瞬発的に解放されるのではなく、高圧下での岩石は、流
動のような形で、ひずみを吸収し、破壊的なエネルギーを放出する
ことは少ないように思われる。

 プレート説を見直す必要がある。プレート型巨大地震予知に莫大
な資金をつぎ込んできた。プレートの存在は、今のGPSシステムを使
えば、すぐわかるだろう。しかしデータは出てこない。おそらく都
合の悪いデータしか集まらないのだろう。 
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Re:岩手県内陸南部地震     ななし 

予知そのものが無理という事なんではないでしょうか。予知より起
きた後どうするかという事に予算を付けて対策をしておく事のが大
事なのではないでしょうか。
地震も戦争も起きてから対策を考えているようでは手遅れだと思う
のですが。
あまりにも性善説に立ちすぎて物を考えているようでどうしようも
ない気がしますね。悪い事は必ず起きると言う前提で対策をしてお
くのが政府の役目だと思うのですが。
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Re:岩手県内陸南部地震  	とら丸

こんにちは、ななしさん

きっちろとした方針があれば、予知は有効ですが、予知理論に問題
があれば、いくら大金をつぎ込んでも、予知はむりです。

地震がなぜ起きるかは、不明(プレート説をとらない)ですが、主
には、浸食作用が地震の原因で、朝夕や地球の自転のひずみを地震
で解消しているようなきがしています。

従いあやふやな理論に基づいた金のかかる予知より、現実の耐震対
策が優先されるのではないでしょうか。
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(Fのコメント)
岩手県内陸南部地震でも示したが、活断層がどこにあるか分からな
い現状では、予知には限界があることは確かでしょうね。

四川省大地震では大被害が起きたが、今回の地震では家屋の倒壊や
ビルの倒壊はほとんどなく、そのため人的災害も少なかった。

このように地震大国の日本が世界に建物の強度が重要であるという
お手本を示したように感じるがどうでしょうかね。

中国は国家予算の多くを地震予知研究に割いていましたが、予知が
できず、かつ「おから工事」で強度不足のビルが倒壊したことで大
被害になっている。

放送波の乱れや雲の動きや形で、地震予知が可能という研究が日本
で盛んに行われているのですが、今回の予知にはどうかかわったの
でしょうかね。うちの息子は数日前から、耳鳴りや頭痛がすると言
っていましたが、何か関係しているのでしょうかね。




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