「石油税と環境問題」へのご意見 平成20年(2008)3月18日(火) 「地球に謙虚に」運動代表 仲津 英治 去る3月5日、揮発油税(通称;ガソリン税 )と環境問題と題して、石油 に関わる税制と環境問題に関し、石油諸税を環境税として活用すべきであると の私の意見を発信させて頂きました。 10名の有力な方々から、貴重なご意見&コメント等を戴きました。別添にまと めて見ました。氏名などを公表してよいと言う方々は、お名前、所属先などを 明記させて頂きました概ねご賛同頂いていますが、異論もございます。 先日、琵琶湖環境科学研究所主催のびわ湖フォーラムが開かれ、「滋賀の持 続可能社会を考える」というテーマで講演会がありました。その中で、東大名誉 教授で「もったいない学会」会長の石井 吉徳氏から、既に2005年5月にオイル ピーク(石油生産量の頭打ち)に至ったとのお話がありました。1バレル (159リットル)105ドルと言う原油価格は、これから上がることはあっても下 がることはないとの見解でした。 そしてエネルギーのピークは食料のピークであり、それは現代文明のピークで あるとのことです。食料も現代文明も石油でかなり支えられていますから、私も そう思います。拙著「地球に謙虚に」にも記しましたが、古代文明もエネルギー と食料の壁にぶつかり滅んで行ったのです。 我々は、次世代、次々世代のためにもある程度負担して、より良い地球環境を 残す努力が必要です。石油諸税を一部環境税にして、食料の確保、再生可能な 代替エネルギーの開発に向けられるべきだと私は思います。そうしないと現在の 塾年、壮年、青年世代は、地球資源の「食い逃げの世代」となる可能性がある あるとも言われています。 一点PRさせてください。 私が環境問題に真剣に取り組むようになる切っ掛けを与えてくれたことを 纏めた「自然に学ぶ 山陽新幹線の五〇〇系電車の開発経験から」を下記HPの 代表発信欄に掲載しました。長く(財)日本野鳥の会のHPに掲載されていたもの です。一度ご覧戴ければ、幸甚です。 ******************* 仲津英治 「地球に謙虚に」運動代表