平成相聞歌 携帯で恋の歌 From得丸公明 皆様、 このところ短歌ばかり作っています。ときどき、ウェブや携帯の公募サイトに応 募しています。 なんと、そのうちの一首が、予選を通過して、本日から携帯サイトで皆様に投票 されるべく、公開されています。 (応募総数2195のうちの、54にまで残りました) それも宇多津町の主催する「平成相聞歌・ケータイで恋の歌を」という企画です。 僕の歌は、「枕辺の着信灯をわが身よりあくがれいづる魂と見よかし」 あなたの寝ている隣で、チカチカしている携帯の着信ランプは、あなたを愛する あまり僕の魂が蛍となって飛んでいったものだと思ってみてくださいね、という 意味です。(「か・し」は強調の助詞) 夜、ふと、目覚めると、携帯に着信ランプが明滅していて、まるで蛍みたいだと 思ったことに着想して、和泉式部の「もの思へば沢の蛍もわが身よりあくがれい づる魂かとぞ見る」の3句目、4句目と、5句目の2文字をそのまま本歌取りし たものです。 ケータイサイトで、 http://www.heiseisoumonka.com/ にいき、3 投稿作品を見る・投票 を選ぶと、54作品が順番に見れます。短歌だけではなく、俳句もあれば、80文 字までの散文もあります。 で、自分の好きな作品を選ぶと、5段階評価をして(ポイントをつけて)投票と いう仕組みです。 お閑な方はどうぞお試しください。 投票期間は1月10日から、1月26日までです。 得丸公明