月曜日有料版0章途中までをお送りします。 米国は、イランに負けて賠償金まで払うことになった。それでもト ランプ氏は勝ったという。この合意に反対のイスラエルはヒズボラ への攻撃を続け、この合意を阻害している。今後を検討しよう。 津田より 0.米国の状況と世界情勢 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ・イラン戦争 米国とイランの停戦合意が成立して、停戦になった。米国はイラン との14項目の「了解覚書」の全文を公開した。 主な条件には以下が含まれる: 1. 米国、イラン、およびその同盟国は、レバノンを含むすべての戦 線で軍事作戦を即時かつ恒久的に終了することに合意する 2. 米国とイランは、互いの主権および領土保全を尊重し、互いの内 政に干渉しないことに合意する 3. 米国とイランは、相互に延長されない限り、60日以内に最終合意 を交渉し、達成することにコミットする 4. 米国は直ちに海上封鎖の撤廃を開始し、30日以内に封鎖を完全に 終了する 5. イランは、最大限の努力を払って、ホルムズ海峡を通る商業船舶 の安全な通航を60日間、料金なしで確保する 6. 米国および地域のパートナーは、イランの再建および経済開発の ための少なくとも3,000億ドルの相互合意された計画を策定する 7. 米国は、国連、IAEA、一次、二次制裁を含むイランに対するすべ ての種類の制裁の終了に向かって取り組む 8. イランは核兵器の取得または開発を行わないことを再確認し、 IAEAの監督下で濃縮素材の備蓄に対処することに合意する 9. 最終合意が達成されるまで、イランは現在の核プログラムの現状 を維持し、米国は新たな制裁を課さず、追加の軍を展開しない 10. 米国財務省は、イラン産原油、石油製品、デリバティブ、およ び関連する銀行、保険、輸送サービスに対する免除を発行する 11. 米国は、凍結または制限されたイラン資金および資産を完全に 利用可能にする 12. 米国とイランは、MOUの実施と最終合意の将来の遵守を監視する ための執行メカニズムを確立する 13. MOUの署名および主要な停戦、封鎖、海運、石油免除、資産解放 条項の実施後、米国とイランは最終合意の交渉を開始する 14. 最終合意は、拘束力のある国連安全保障理事会決議によって承 認される この覚書は、最終合意の交渉のための60日間の期間を開始する。 この停戦合意で、イランのモハンマド・ガリバフ議長は、「トラン プ氏との交渉を通じて、軍事行動では決して達成できなかったほど 多くの成果を上げた。」言い、続いて「新たに台頭するグローバル なブロックには、中国とイランが絶対的な中核を成すだろう」と宣 言したが、ロシアを除外した。ロシアはウクライナ戦争に劣勢にな り、とうとう、援助するイランにも見下されたようだ。それと、イ ランの中東における位置づけは大きな物になったようである。 このように停戦項目を見ると、米国が大きく譲歩しているが、なぜ 、ここまで譲歩する必要になったのかである。それは、戦争を終わ らせないと、石油備蓄が後約4週間で枯渇することにより、1バーレ ルが150ドル以上になりえたからだ。 しかし、イスラエルのネタニアフ首相は、米イラン合意を受けても 、レバノンからは撤退しないと発言し、イスラエルがリタニ川南部 ではヒズボラの残党に対する攻撃継続をするとして、米イランの合 意を阻害した。 その上、イスラエルのカッツ国防相は、「誰も我々に何をすべきか を指図できないし、 我々はレバノン南部にある最初の村落のすべて の家屋が破壊して「安全地帯」にした。20万人のレバノン人は二度 とそこに戻ることはできない。我々はヒズボラと戦っているし、イ スラエルは安全地帯を一切放棄しない。ガザ、シリア、レバノンで も同じだ。イスラエル軍は国境を超え、向こう側に存在しなければ ならない。」という。 これに対して、イランは、すべての今後の交渉の中止し、ホルムズ 海峡の完全封鎖の再実施し、テルアビブへのミサイル攻撃を警告し 、覚書第1条の直接的な違反で、第1条では戦争の終結とレバノン主 権の保証が明示されている。このため、スイスで19日予定されてい た米当局者との協議が延期した。 覚書1条を順守するために、バンス副大統領が「イスラエル政府の一 部閣僚は、トランプ大統領を批判しているようだが、現実を見た方 がいい。今この瞬間、イスラエルに同情的な世界の指導者は、ほと んどトランプ氏しかいない。しかも彼は、世界最強国アメリカの大 統領だ。もし自分がイスラエルの閣僚なら、世界で唯一残っている 強力な味方を攻撃しない。さらに、この3か月間、イスラエル本土を 守ってきた防衛兵器の3分の2は米国で作られ、米国民の税金で支払 われている。イスラエルの問題は、トランプ大統領ではない。トラ ンプ氏こそが最大の問題だと思っているイスラエル関係者は、自国 が置かれている現実を直視すべきだ。」と言う。 このバンス氏の演説後、イスラエルとレバノンのヒズボラが現地時 間19日午後4時からの停戦で合意した。 このため、スイスでの交渉は21日に開催されるという。 以後は有料版を見てください。 0.米国の状況と世界情勢 1.日本の状況