月曜日有料版2章途中までをお送りします。 日経平均株価は39,098円で、NYダウの39,131ドルとほぼ横並びで ある。市場の今後を検討する。 津田より 2.ウクライナ戦争推移 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ロ軍は、アウディーイウカを占領した。ロ軍は、砲弾や滑空弾を多 数、ウ軍陣地に打ち込み、優勢になっている。軍事産業を温存して いた米国の弾薬を提供しないことで弾薬不足になり、砲弾量は、ロ 軍10に対してウ軍は1であり、圧倒されている。ドローンではカバー できないでいる。 トランプ氏は、欧州諸国が軍事費をGDPの2%以上にしないことを問題 視して、米国はNATOの責任を果たさないと言っているが、現時点は 、その状況ではウクライナが負けることになる。 このため、米国世論は、72%がウクライナに勝って欲しいと答え、ロ シアに勝って欲しいのは4%である。また、ウ軍への追加武器支援に は54%が賛成で、反対28%である。 ウクライナがロシアに負けることは、容認しないという意見が多い 。この世論があることで、親ロ的なトランプ氏は、親ロでは危ない と、微妙に論点をずらし始めている。1つに、ロシアは戦争機械で あり、どんなことをしてもウクライナは負けるという。もう1つが 、ウクライナが米国から金を借りて、米国製兵器を買えという。 この背景は、トランプ氏への寄付金であるが、ウクライナ敵視であ ることで、寄付が十分集まらないことで、選挙資金以外の賠償金や 裁判費用にも苦労し始めている。共和党候補になることは確実であ り、大統領にも近いが、まだ気を抜くことはできない。 米国民の不満は、欧州の問題なのに、欧州がサボって、米国が欧州 よりかなり多い援助を行うのは、おかしいと思っているからで、ウ クライナが負けることを望んではいない。 このため、共和党下院も高確率で援助予算を通し、3月中にはウクラ イナへの支援を再開しそうである。下院議員は選挙が2年ごとであり 、世論の動向には敏感である。 ドイツが、今まで有効な攻撃兵器を出さず、支援量も少なかったが、 米国の支援が出なくなり、ドイツも、長距離ミサイルをウ軍に供与 するようであるし、支援量も増やすことに合意しているが、長距離 巡航ミサイル、タウルスの供与はしないとシュルツ首相は言う。国 内にウ軍支援に反対する勢力いることも影響しているようだ。 以後は、有料版を見てください。 0.米国と世界の状況 1,日本の状況 3.中東情勢