6057.定常社会の令和時代を予測する



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世界的な金利ゼロ時代に突入するようである。MMTという理論を盾に
米国も欧州も日銀の量的緩和を永久に行う方向で金融政策をし始め
ている。このような金利ゼロ社会は、定常社会になったからである。
ということで、定常社会の令和時代を予測したい。
                   津田より

0.日米株価
NYダウは、26,951ドルで過去最高株価であるが、12月26日21,712ド
ルと暴落したが、その後2月25日26,241ドルになり、3月11日25,208
ドルまで下がったが、その後は上昇して4月5日26,424ドルになり年
初来高値になっている。この調子であると過去最高株価まで迫る可
能性も出ている。強気相場になっている。

日経平均株価も、同様に2018年10月2日24,448円になり、12月26日
18,948円と暴落したが、3月4日21,860円で3月25日20,911円、4月5日
21,807円と3月4日の株価を抜くことになりそうである。こちらも上
昇相場に復帰したような感じである。

当分続いた膠着相場から上方向に相場が向かい始めている。FRBの予
想値が驚きの今年2回の利下げになり、トランプ大統領とFRB理事候
補ムーア氏は、即利下げを要求していることで、市場は安心感に包
まれている。そして、10年国債金利も2.3%まで下落して、逆イール
ドも解消してきた。

ムニューシン財務長官の経済会議PPTでの決定に従い、FRBは、ツイ
ストオペの金利操作をして、イールドカーブをフラット化している。
短期国債を買い、長期国債を売るということで、資産規模を増やさ
ないで金利操作をしている。短期金利を上げ、長期金利を下げるの
で、ドル資金が米国に還流しドル高になり、かつ2200兆円に上る国
債債務の金利を下げて利払いを少なくしている。

PPTの指示でNY連銀は、投資銀行にある債権を買い、その還流した資
金で投資銀行に株を買ってもらっている。このため、株価も上昇し
ている。米国金融政策の日本化であり、国債債務を軽減しているが
、それでも足りずに、トランプ大統領はドル高が不満であり、利下
げを要求して、短期金利を0.5%下げてドル安にして、かつ長期金利
も下げて利払いを極力減らすために、量的緩和も必要としている。
MMTの理論に沿った金融政策をFRBに要求していることになる。完全
に日銀が行っている量的緩和の金融政策である。

このような金融政策になっているので、NY市場参加者は、2度と危機
は来ないし、今後10年、株価は上昇すると言い始めている。総楽観
相場になっている。このため、FANG株も上昇してきた。下がると押
し目買いになるので、株価は下がらない。ジャンク債の金利も上昇
しないで流通できる総バブルな状態になってきた。バブルの上に一
層バブルが、上乗せされてきた。

欧州のドラギECB総裁もMMT理論の金融政策に従う方向であり、世界
的金融政策が日本化してきた。永久に量的緩和を行う金融政策にし
て、金利ゼロ社会にするようである。


以後は、有料版を見てください。



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