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POV-Rayでの位置の指定は3次元の座標で考えます。下の画像をみてください。
X軸は左方向がマイナスで右方向がプラス,Y軸は下方向がマイナスで上方向がプラス,Z軸は手前がマイナスで奥がプラスになっています。X軸,Y軸,Z軸の数値を<1.0 , 0.0 , -2.5>というふうに並べることで位置の指定などを行います
たとえば次のようなソースで,カメラとライトとオブジェクトの位置をみてみましょう。
camera{ location <0 , 0 , -10> look_at <0 , 0 , 0> } light_source{ <-5 , 3 , -5> color rgb<1 , 1 , 1> } object { sphere {<0 , 0 , 0> , 1} texture { pigment { rgb <1 , 0 , 0> } } } |
カメラは<0 , 0 , -3>の位置から <0 , 0 , 0>,つまり原点をみています。ライト(光源)は<-5 , 3 , -5>にあります。球は <0 , 0 , 0>(原点)にあります。画像にすると下のようになります。