いろいろなライト


light_source {
 <3, 5, 0>
 color rgb 1
}

ポイントライト(点光源)

光源が置かれた場所から,全ての方向を放射状にまんべんなく照らす光源です。何もオプションを指定しないと,点光源になります。おそらくこれが最も使われる光源でしょう。光源を遠ざけると,平行光源に近くなります。


light_source {
 <3, 5, 0>
 color rgb 1
 spotlight
 point_at <0, 0, 0>
 radius 20
 falloff 45
}

スポットライト

スポットライトを使うときは,まず「spotlight」と書きます。点光源とはちがい,光源が置かれた場所(<3, 5, 0>)から光がどこを向いているのかが必要です。「point_at <0, 0, 0>」が光の目標地点の座標です。
この場合は,<3, 5, 0>から<0, 0, 0>に向けて光が放射されていることになります。
radius」と「falloff」の後には角度を書きます。両者の角度の差が大きいほど,明るい部分から暗い部分へのグラデーションが広がります。
スポットライトは,もし光がみえるとしたら円すい形になります。


light_source {
 <3, 5, 0>
 color rgb 1
 cylinder
 point_at <0, 0, 0>
 radius 2
 falloff 4
}

シリンダーライト

使い方はスポットライトに似ています。まず「cylinder」と書いてシリンダーライトを指定します。「point_at <0, 0, 0>」は光の目標地点の座標です。「radius」と「falloff」の後には円すいの直径を書きます。シリンダーライトは,もし光がみえるとしたら円柱形になります。


light_source {
 <3, 5, 0>
 color rgb 1
 parallel
}

パラレルライト

これはバージョン3.5から新しく付け加えられたライトです。たとえば屋外での太陽光は無限遠から平行にくるような感じになります(太陽が非常に遠くにあるため)。それを表現するのにバージョン3.1まではポイントライトを遠方に置いたりする必要がありましたが,3.5では「parallel」と指定することで,それが可能になっています。



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