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GALAXY.INC
GALAXY.INCを利用すると,手っ取り早く宇宙の画像を作ることができます。「#include "GALAXY.INC"」と1行書くだけでも,宇宙っぽい画像になります。
「#declare galaxy_seed = x;」と書いて,xの部分に適当な整数を入力すると,数によって全然違ったものができあがります。整数であれば負の数でもかまいません。いろんな数字を入力して遊んでみてください。
#declare galaxy_seed = 340820;
#include "GALAXY.INC"
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全体の色味を調整する〜galaxy_colour,galaxy_colouration,galaxy_colour_turb
全体の色を変化させたいときは,galaxy_colourを使います。これは指定した色が全体にかぶさったような感じになります。デフォルトは<1, 1, 1>です。
#declare galaxy_color = <0.5, 1, 0.5>;
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デフォルト |
<1, 0.5, 0.5> |
<0.5, 1, 0.5> |
galaxy_colourationでは,全体の彩度を調整できます。デフォルトは0.5で,高い数値に設定すると彩度が高くなり全体的に鮮やかな感じになります。ただしあまり大きすぎる数値を設定すると不自然になります。0にすると白黒画像になります。
#declare galaxy_colouration = 1;
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galaxy_colour_turbを設定すると,シーンを構成する要素の間の色のバリエーションを変化させます。デフォルトは0.2で,0にするとモノクロな画像ができます(複数の要素が同じ色味になります)。
#declare galaxy_colour_turb = 0.5;
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0.2(デフォルト) |
0.5 |
銀河や星雲の輝度を調整する〜galaxy_intensity
galaxy_intensityを設定すると,銀河や星雲の輝度を調整できます。デフォルトは1で,0にすると銀河や星雲が見えなくなります。0から5の間で設定するのがよいだろうとドキュメントに書いてあります。GALAXY.SFを元に作られる星には適用されないようです。
#declare galaxy_intensity = 5;
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1(デフォルト) |
5 |
画像の位置を変化させる〜galaxy_rotate,galaxy_origin
galaxy_rotateは,天球全体を回転させることによって画像の位置を変化させます。デフォルトは<0, 0, 0>になっています。回転方向には注意が必要で,<10, 0, 0>とするとシーン全体が下の方に回転します。逆に<-10, 0, 0>だと上の方に行きます。また<0, 10, 0>だとシーン全体が右の方,<0, -10, 0>だと左の方に移動して行きます。
#declare galaxy_rotate = <0, 10, 0>;
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<-10, 0, 0> |
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<0, -10, 0> |
デフォルト |
<0, 10, 0> |
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<10, 0, 0> |
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galaxy_originを使うと,天球の中心をずらすことによってシーン全体の位置を調整できます。デフォルトは<0, 0, 0>です。galaxy_rotateよりも大きな数値を設定したほうが良いようです。
#declare galaxy_origin = <2000, 0, 0>;
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一部の設定を無効にする〜galaxy_bg,galaxy_objects,galaxy_starfield
それぞれfalseまたはoffに設定すると,galaxy_bgは「GALAXY.BG」,galaxy_objectsは「GALAXY.OBJ」,galaxy_starfieldは「GALAXY.SF」の設定を無効にすることができます。たとえば
#declare galaxy_bg = false;
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とすると,「GALAXY.BG」で設定されている星雲がなくなります。
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