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 航空測量とは?
   実体視(物を立体的に見ること)のように、同じ場所を違う角度から撮影した写真を幾学的に精密に解析することによって、航空写真に 写っている さまざまな地物を正確に計測する測量です。
 人が踏み込むのが困難な場所や広大な範囲の敷地の地形や面積を測量する為に、主にセスナ機を使って写真撮影を行い、それに基づいて測量図面や地図を作成。
 航空測量は、都市計画、総合開発、河川測量、水路調査、森林開発、耕地整理、環境調査、道路調査、現況調査、緑地調査、遺跡調査、地域開発に、面積の算出など、不可能な地域でも簡単に空から撮影し、諸計画の推進に役立ちます。

 ディジタルマッピング(DM)地図とは?
地球上にある自然物または人工物を、数値、記号、文字、線などを使い、平面上に表現したもの。
 空中写真を解析図化機にかけて立体観測をしながら地図に表す地形、地物、名称等を数値としてコンピューターに記録し、そのデータを基にディスプレイ上に地図として表示し、コンピューターの編集機能を用いて、データの修正、追加をしながら地図を作成することをいいます。
  マップディジタイズ(MD)とは、既成地図からディジタイザー又は、スキャナーにより地図に表わされている地形・地物等の座標値、名称等を数値化してコンピューターに記録し、そのデータをディスプレイ上に地図として表示し、コンピュータの編集機能を用いてデータの修正、追加をしながら地図を作成することをいいます。
 DMは、使用する空中写真の精度、図化精度で、地形、地物の真位置が表示されますが、MDは、既成図をそのままディジタル化して地図に表すため、作成時に転位、編集された地物等は真位置とはなりません。

 地図を作成する
   日本の場合は、国土交通省国土地理院が日本各地に埋設した国家基準点と呼ばれる三角点(山頂に設置)や水準点(国道沿いに埋設)等を利用していますが、これらの点は明確な固定した地面のXYZの座標値(数値)を持っています。
 XYZは地球表面に沿った経度緯度の値がXYにあたり、標高値がZにあたり、これら位置の基準の点が、日本国中に適宜配置されていますので、これらの点を基準として、地図全体の座標値を決定し測量計測して作成します。