心穏やかに/エッセイ

これも癒しのひとつかも?

徒然エッセイ
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 ■第86話/これも癒しのひとつかも?

 我が家の愛犬Qちゃんとポコちゃん。今年の猛暑にも関わらず、相変わらず元気でいてくれるのは何よりである。筆者は少ない睡眠時間をQちゃんとポコちゃんと寝ているのだが、まぁ面白いもので彼らは非常に規則正しい。筆者が寝る準備をすると、彼らも準備をする。それぞれ決まったパターンがあるのである。

 ポコちゃんは筆者の右肩あたりを枕にして寝るのが習慣で、すぐに自分のポジションを確保する。その様子は非常に可愛らしい。まるで赤ちゃんが腕枕で寝るかのごとくである。ポコちゃんは普段は悪ガキ犬なのだが、寝る時と散歩の時は非常におりこうさんである。いい子である。

Qちゃん それに対してQちゃんは、普段はポコちゃんの悪ガキぶりに遠慮しているのか、無駄吠えもなく、いい子なのだが、ポコちゃんとは逆に散歩になるとあっちへふらふら、こっちへふらふら、自分勝手の方向に行こうとして、ウンチも必ずするし、オシッコポーズなど数え切れないほどする。そして寝る時になると、最近ではひたすら筆者の腕から足など、舐めまくる。特に今年はこの猛暑である。汗をかくから、多分その塩分を舐めまくっているのだろう。

 以前は足の裏を舐めるのが好きで、これが結構疲労回復のためには筆者にとっても歓迎すべきことだったのだが、最近では足の裏よりとにかく塩分のようである。Qちゃんにとっては顔舐めが一番のようなのだが、これをやられるととても寝られたものではないし、オデコなどベロベロ舐められると、ただでさえ後退している額の髪の毛が危険であるゆえ、防御しなくてはならないからマスクをして手のひらで額を隠して寝るようにしている。

 Qちゃんは顔を諦め、腕をまず一通り舐めまくると足の方へ行き、膝を中心に舐めまくる。そして納得するまで舐めた後はいつものパターンで筆者の股間に数回クルクル回ってタイミングが合ったところでペタンと座って寝る態勢に入る。彼らのこの行動は極めて規則正しい。これも「パブロフの条件反射」なのだろうか?とつい思える。

 そんな状態で寝られるのか?と思われるだろうが、そこは慢性的睡眠不足の状態ゆえ、いかに彼らが規則正しいパターンの行動をしようが、数分で寝入ってしまう。これが寝られなかったら安眠妨害になるのだろうが、そんなこともなく、こうした規則正しい行動はある意味では筆者にとって「癒し」とも言えるのかもしれないなと思う。

ポコちゃん 少なくとも一緒に安心して寝てくれるのである。可愛いものである。まぁ、以前いてくれたパピヨンのレオとポッキーも一緒に寝ていたが、彼らは何故か、人の体の上に乗って行動したり、移動する時でも体の上を横切って行くようなことは決してせずに、わざわざ遠回りをして筆者の体の上には乗らずに移動するという犬だったが、Qちゃんとポッキーはそんなことは知ったこっちゃないとばかり、堂々と筆者の体の上に乗って移動する。Qちゃんなど舐める時でも堂々とお腹のあたりに乗って舐めている始末である。これも犬種の違いなのだろうが、面白いものである。

 彼らの行動は確かに身勝手ではある。何か作業をしていても平気で邪魔するし、当然ながら「ちょっといい子にしていて」などと話しかけても通じるはずもない。筆者が夜勤明けで帰ってくれば、恒例のサプリメントふりかけの細かなパンの耳の食事と無脂肪牛乳、おまけの歯磨きガムのおやつの要求をする。用が済めば寝床に戻る。散歩に行く時はしっかりと待機している。

 毎月1回は爪切りと肛門腺絞りで動物病院に連れて行く。車の中ではポコちゃんが遠吠えをする。しばらくすると、それにつられたようにQちゃんまで一緒になって遠吠えを始める。愛犬は手間もお金もかかる。しかし、飼い主はあくまでも自分の意志で犬を飼っているのだから当然のことでもある。今の我が家の厳しい家計状態では正直なところ、2頭も犬を飼うことなど困難なことは十分にわかっているが、だからといって放棄などできるわけがない。自分のものを我慢してもまずは彼らの食事を買う。自分の時間を作る前にまずは彼らにとって必要なことをする。

 前述したパピヨンのレオとポッキーがいた頃はまだまだ家計も余裕があった。同時に犬を飼うこと自体も初めてだったから、いろいろとわからないこともあったし、時には自身の感情状態によって八つ当たりしてしまったこともあった。レオとポッキーによっていろいろ教えてもらったことがあった。その教訓を今のQちゃんとポコちゃんには生かしているつもりである。

 本当ならもっとこうしてあげたいとか、思うこともいろいろある。お金と時間があれば、もっと精神的にも楽で、彼らとの接し方や遊び方もいろいろとあるだろう。彼らと一緒に暮らせるのはせいぜい10数年である。だから1日1日とまでは言えないが、日々の生活は非常に貴重なものでもある。彼らが与えてくれる「癒し」は決してお金で買えるものではないのだから。


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