心穏やかに/エッセイ

相変わらず走るQちゃん

徒然エッセイ
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 ■第64話/相変わらず走るQちゃん■

 夜勤明けのQちゃんの散歩は相変わらず継続しているが、そのQちゃんも相変わらず散歩というよりはジョギングというよりはマラソンのごとく走っている。その姿を見ていて、いつも走ると疲れないのだろうか?と思うのだが、当人にとってはそれがペースなのか、はたまた習性なのか、よくわからないがとにかく走る。当たり前だが途中時々出会う散歩している犬は1匹たりともいない。みんな優雅にゆっくりと散策している。

 そこにQちゃんは風のごとく疾走して前を歩いている犬と飼い主を抜き去って行くのである。時々他の犬が気になって立ち止まることもあるが、長居はせずにQちゃんはまた走るのである。当然だが、飼い主である筆者もそれに引っ張られて走る。夜勤明けでまともな朝食前という状態だが、とりあえず何とか継続している。

Qちゃん

 まもなく夏になって暑くなると時間帯的にQちゃんの負担になるゆえ、以前通り、夕刻の涼しくなる時間帯に妻に任せるつもりであるが、それまでは雨の日以外は何とか頑張らねば…。

 Qちゃんは相変わらずトラックが大好きゆえ、最近はちょっとした遊びを散歩の最後に取り入れている。押しボタン式の信号を渡る際に、トラックが来るタイミングを見計らって押しボタンを押して信号を変えて横断歩道を渡る。そして、停車したトラックが信号が変わって発進するタイミングを見計らってQちゃんのゴーサインを出して猛然と走り出すのである。

 もちろん、歩道を走るから前方に人がいない状態でなくてはならない。猛スピードで走るQちゃんだが、トラックの速さにはかなわないから途中で抜かれる。その時、Qちゃんはワンワンと吠える。吠えたらそのトラックをゲットしたことにする。家の近くの歩道でのゲームだから、あっと言う間に家に到着し、そのまま急いで洗面所で水を飲ませ、手足を洗って、いつものご褒美のおやつをあげるというパターンである。まぁ、Qちゃんは普段はまったく吠えず、おとなしい犬で、もう1頭のポコのわがままぶりに日頃はストレスを感じているはずだから、いいストレス解消になっているのではないかと思う。

Qちゃん それにしてもQちゃんは本当によく走る犬である。もちろんずっと走り続けということではないが、約20分くらいの散歩時間の、少なくとも半分は走っている。

 ダイエットのためにもストレス解消のためにもQちゃんにとっていいことなのかもしれないが、よく考えてみればそれだけ走れるということは健康であるということであり、悲しいかな人間の寿命に比べ、極端に短い犬にとっては1日1日が人間の数倍の速さなのだから、それを考えれば日々懸命に生きているのだと思える。

 正直なところ、一緒に走る飼い主としては少々キツいな、と思える時も多々あるが、それは筆者とて同様で、かなり疲労していようが、まだまだ動けるという証でもある。具合が悪く寝ているよりも、少なくとも動けるということに感謝すべきことは言うまでもないことである。たまには雨でも降って、散歩が中止になってくれないかな、などと思いつつ前が降らない限り、また明日もQちゃんとのマラソン散歩だろう。


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