心穏やかに/エッセイ

何と!ふたたび再就職という波乱?

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 ■第58話/紆余曲折の「らしい」人生?■

 このエッセイの前の第57話で記した通り、約5ヵ月ほどの大苦戦の末、ようやく決めた再就職先…だったはずだが、個人的・家庭的事情によりわずか2週間たらずの5月31日で退社した。え〜!?あんなに苦労してせっかく決めたのに?という思いであるが、こればかりは詳細はここでは記し難いのだが、とにかく早期決断した。

 そして、翌6月1日からは、それまで約7年間、Wワークとして継続してきたバイト先に時間延長で各種保険等を付加してもらいフルタイムで雇ってもらいことにして現在も勤務している。ところが、人員的や業務的な都合で勤務時間帯は夜19時から朝4時までという完全夜勤勤務である。

 今までとうって変わっての生活パターンとなったが、これが結構自分自身にはマッチしているのではないかと思える。仕事は冷蔵倉庫内での仕分け作業で、完全防寒でないと少々厳しいのだが、とにかく精神的にも今までのような苦痛はない。体を動かす仕事だから肉体的疲労はあるが、これは休息すれば取れるものである。今まではむしろ精神的疲労の連続で、そこへWワークの肉体的疲労も重なっていたからかなりハードだったが、今は違う。ただ、現状の勤務だけでは家計的に完全な赤字のため、出来る限り早い時期に3時間程度のアルバイトを探すつもりでいる。

 それにしても、まさに紆余曲折である。昨年10月末で長期間勤務した会社を退職し、想像以上の厳しい再就職状況、中高年という年齢の壁…それをようやく突き破って契約社員という身分で、必ずしもいい待遇面ではなかったが、働き口を確保できたと思ったのに、何と2週間たらずでの退職とは!我慢がきかなくなってきているのか?いやいや、あえてそれを完全否定はしないが、いろいろな面を総合的に考えて、果たして留まるべきか否かを考えた時、自分にとってベストな選択をしたつもりである。

 そして今の夜19時から明方4時から5時の夜勤勤務…これが何ともまさに自分自身にとって今までで最も適している勤務時間帯のように思える。これは決して強がりなどではなく、いろいろな面で今までの社会人生活の中で一番いいと思えるのだ。確かに年齢的なこともあるかもしれない。出世や身分など無縁の環境で、時間の中で自分のやるべきことをキチンとやる…これは何とも爽快ですらある。夜勤明けの早朝の気分の清々しさ…これも何とも言えないいいものである。

 車で約30分程度の勤務地ゆえ、5時に終われば、何だかんだと自宅には6時頃に帰ってくる。そこから風呂に入ったり、朝食というべきなのか何と言うべきなのかわからないが食事をし、今までなら夜寝る前に行なっていたメールチェックなどをして、睡魔に耐えられなくなったら寝る。

 8時過ぎに寝て、目が覚めるには昼の12時半から13時半くらい。そして、その日の18時頃にはまた夜勤に出勤というパターンである。さすがに曜日の感覚が妙ではあるが、今のところ時間的にも結構有効に活用できているのではないかと思える。普通の勤め人が出勤する頃には寝ているわけで、まだまだ何となく妙な感じで、面白いことに「後ろめたさ」のようなものも感じることがあるが、働く時間帯が異なるだけで、ちゃんと自分自身も働いていることを思うと、少なくとも5ヵ月間再就職活動で、本人は一所懸命だったが、周囲からすれば何をしている人だろうか?と思われているのではないか?というような後ろめたさも感じなくて済む。これでなるべく早い段階で、もうひとつ短時間のバイトを決めて、収入の補填が確保できればと思っている。

 結局、自分自身のことなのである。世間体など気にする必要はないのである。職業に上下はないし、生活のためであれ、働いていることにまったく変わりはないのである。一流の会社に勤務して、その第一線でバリバリ活躍しているというのは格好がいいかもしれない。プライドは十分に満足できるかもしれない。しかしそれが何なのだろうか?

 最も大切なことは「自分らしさ」ではないだろうかとつくづく思う。少なくとも人を蹴落として、自分のポジションを確保するようなレースは自分自身には不向きである。今までの勤務先で、くだらないことで人の足を引っ張ったり、自己アピールばかりにしゃかりきになっている人を散々見てきた。その餌食になったこともあった。ばかばかしい…本当にそう思う。時間の中で自分の体を使って、できる範囲で頑張って、疲労しても、その疲労は心地よい。

 今回の再就職活動についても苦難の末、決めた会社でそれが自身のサラリーマン生活の最後の舞台だと思ったが、これも結果的には短期間であれ体験したから、まったく未練もない。そして最後の舞台ではなかったこともまったく残念ではない。そうした過程を経て、たどり着いた現状が自身にとってベストと思えるのだから、結果的に自分自身のたどってきた経過や選択はまったく正しいものだったと思える。そしてこの紆余曲折はまさに自分自身の「らしさ」の真骨頂とも思えるのだ。


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