心穏やかに/エッセイ

中高年オヤジの求職活動日誌

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 ■第54話/中高年オヤジの求職活動日誌■

 10月31日をもって10数年勤務した会社を退職し、晴れて(?)失業者となった。もっとも夜19時過ぎから約3〜4時間のバイトをやっているから、完全失業者とは言えないのかもしれないが、9月の有給休暇消化期間に入ってから約2月ほどいろいろと調べては履歴書を送付しているが、まったく進展していない。

 理想的には有給消化期間が終わると同時に新しい職場を…と目論んでいたのだが、やはり甘かった。ある程度の苦戦は想定していたが、想定以上に厳しい状況をひしひしと実感している。9月中旬頃からの1ヵ月間ほどは自身の年齢に見合った職種を中心に活動したのだが、履歴書は出してもまったく面接の声が掛からない。

 お手上げとなり、地元のハローワークに出向いた。今やハローワークという名称になったが、かつては職業安定所という、いかにも失業した人が通うような名称で、職を探すにも何となく恥ずかしさや後ろめたさを感じるようなイメージだったが、実際に行っていろいろと相談してみるとまったくの先入観だったことを思い知らされた。

 もしかしたら地域によって、そして相談窓口の人によっては、相変わらず役所的な応対で、失業者としても嫌々行くような場所かもしれないが、筆者の場合にはまったくそんなことはない。非常に親身になって相談に乗ってくれ、いろいろと適切なアドバイスもしてもらえる。前述した9月半ばからの求職活動の状況を説明し、履歴書を見せたところ、それまでの活動が全くピント外れだったことを指摘された。

 年齢を意識するばかりにそれまでの職歴やキャリアをまったく有効活用していないから、いくら待っても面接の声すらかかることは難しい…とハッキリと言われた。そして、そこからは仕切り直しでWeb関連やデザイン関連の管理職を中心に活動を始めた。履歴書や職務経歴書もその書き方から体裁などを含め、適切なアドバイスをもらい、修正してチェックしてもらうこともあった。年齢の壁は確かに大きいが、とにかく数多く当たってみることを進言された。送付したらそのことは忘れ、次の求職をすぐに始めることもアドバイスされ、紹介状を発行してもらう前にも、その会社の内容を見て、アドバイスももらった。

 まだ、いい結果は出ていないが、ハローワークの担当者としていい人に遭遇したと言えるのかもしれない。ここ数週間は月・水・金と1日おきに出向き、求人検索し、めぼしいところをピックアップして、確認してもらいつつ紹介状を出してもらい、応募するパターンになっている。焦らないこと…と言われているものの、やはり生活がある以上、そんなに悠長には構えていられない。失業保険給付の手続きもとったが、自己都合による退職ゆえ、給付が開始されるのも何と3ヵ月先のことだし、来年2月までなど、とてもブラブラしている余裕はない。

 年齢だけは偽ることもできないし、いくら働く意思があっても、自分のスキルを履歴書なり職務経歴書に書いたところで、世間一般で言われる定年まで4年程度の中高年オヤジを喜んで採用してくれる会社などなかなか無い。今はひたすら、少ない可能性を求めて、求人検索してどんどん応募してみるしかないのだが、果たしてこの求職活動の結末はどうなるのだろうか?

 新聞などを見てもやたら厳しい状況の記事ばかりである。こんなことなら、我慢して会社に居座っていた方が良かったのでは?…と思いがちだが、決して強がりではなく、今の厳しい状況ではあっても、やはり退職したことは正解だったと思っている。あのまま、居続けたら恐らく精神的なストレスで体を壊してしたとしか想像できない。職場環境が合わないなら、立ち去るしかなかったし、いろいろな面で在職し続けるメリットや価値がなくなってしまった以上、決断するしかなかったし、それを決断したのは自分自身であり、その結果をプラスに転じるのも自分自身である。

 とにかく頑張って求職活動を継続する。きっと自分の行くべき道は現れると思っている。面接の声すら掛からなかったところは自分が行くべき場所ではなかったのだと思うようにしている。これから先に行くべきところが出てくるから、ダメだったのだと思うようにしている。厳しい状況ではあるが、一度の人生だ。いろいろな経験をすることはむしろ面白いじゃないか!平坦なサラリーマン生活を送る人には決して体験できないことを体験しているのである。つまずくこともこれまた、いかにも自分らしいではないか。ネガティブにならないでとにかく頑張りますよ。


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