ラジオって…★エッセイ

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 ■第18話/ラジオって…■

 会社まで自動車通勤するようになって、かれこれ1年半くらいになる。かつては最寄の駅まで速歩でも30分はかかる道を歩いていたのであるが、これは決して歩くのがかったるくなったとか、そういった理由ではなく、出勤時間の関係上、自動車通勤の方が効率的だから切り替えたにすぎない。まぁ、そんな理由はともかくとして、自動車通勤し始めた頃は、行きは約45分、帰りは約1時間15分ほどかかるが、その間お気に入りのカセットテープを聴いていた。(今時は、CDが一般的で、カーナビ搭載も一般的になりつつあるが、筆者の車にはラジカセしかついていない)

 ところが、ここ半年以上前からは、すっかりカセットテープを聴くこともなくなり、ラジオを聴くようになった。きっかけはやはり毎度同じカセットテープばかり聴いているのも飽きてしまうし、かといって編集して新しいカセットテープを作るヒマもないし、帰りの時間帯は野球中継の放送があるとそれを聴くということもあったのだが、野球がオフシーズンになっても行き帰りとも、すっかりラジオになってしまった。

 だいたい出勤時間も帰宅時間も一定しているから、必然的に同じ時間帯の同じ番組を聴くことになる。そうなると、その番組の構成もわかるし、おもしろくなってきた。そしてそれとともにラジオの楽しさも再発見した。

 今やデジタル全盛で、ビジュアルという要素は非常に重要なものとなっている。テレビ、ビデオ、DVD…映像と音が一体となってその効果をあげる媒体である。ところが、ラジオというのは映像がない。音声のみである。しかし、車を運転する時にはこれが逆にいいのである。ラジオを聴くようになって、ラジオの持つ魅力をつくづく実感している。映像がないから、まず聴くことに集中する。番組のパーソナリティの人がどんな人なのかはわからない。声だけである。もちろん、顔を知っている人の番組もあるが、ほとんどは顔を知らない人の番組だ。

 聴く…ということは、聴覚を集中させることだが、映像がない分、聴くことに専念できる。これは言い換えれば「人の話を聞く」ということでもある。自分が話しかけても当然、答えなど返ってくるはずもなく、一方的に人の話すことを聞くことになる。これは結構、重要なことである。よく、人の話もよく聞かない人…という言い方をするが、そんな人は是非ラジオを聴くことをおすすめしたい。「聞く(聴く)」ことの重要性を充分に認識できるようになる。

 ラジオ放送局の様子をイメージしたりする。番組には毎日いろいろな人が登場して、いろいろな話をする。いろいろな世界の有名人もゲストで登場して話す。意外な話もある。へ〜、そんなことがあったのか…と驚くこともある。うんうん、そうだよな〜…と納得して共感することも多い。名の知られた人でもとても謙虚な人もいる。その逆に聞いていても、その話し方や内容、態度、姿勢が何とも高慢な感じを受けて、不愉快に思えることもある。

 もちろん中にはあまり話すことが上手とは言い難い人も登場する。しかし、それでも何となくその人柄がわかるように思える。声、話し方、内容…そうした要素から何かを感じる。出演している人や、その状況も決して見ることはできないから想像する。声の感じからどんな人なんだろうか?と考える。映像がない分、話はきちんと聴かないと理解できない。顔がわからなくても、その話からいろいろなことを知り、学ぶ。これはイメージングのトレーニングにも非常に有効だ。見たくても映像がないから、必然的にイメージせざるを得ない。

 会社まで自動車通勤するようになって、かれこれ1年半くらいになる。かつては最寄の駅まで速歩でも30分はかかる道を歩いていたのであるが、これは決して歩くのがかったるくなったとか、そういった理由ではなく、出勤時間の関係上、自動車通勤の方が効率的だから切り替えたにすぎない。まぁ、そんな理由はともかくとして、自動車通勤し始めた頃は、行きは約45分、帰りは約1時間15分ほどかかるが、その間お気に入りのカセットテープを聴いていた。(今時は、CDが一般的で、カーナビ搭載も一般的になりつつあるが、筆者の車にはラジカセしかついていない)
bh I will…

著者:まるやまさだお / 河野あさ子
出版社:日本文学館
本体価格:1,000円
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 そう考えると、目が疲れるほどのデジタル環境から、しばし離れて、アナログ的なラジオに耳を傾けるというのも、非常に有効なことではないだろうかと思う。環境にもよることではあるが、ラジオなんか聴かない…という方も是非、このラジオの素晴らしい効果を試してみていただきたいと思う。新鮮な楽しみを見出せると思う。


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