NEXT!★エッセイ

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徒然エッセイ
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 ■第17話/NEXT!■
 別にタバコの銘柄の宣伝などではない。じつは、最近特にこの「NEXT」…つまり「次!」ということを意識するようにしている。

 このホームページでも大々的にPRさせていただいているが、2003年12月に日本文学館という出版社より「I will…」という本を出版した。内容についてはその詳細を右側フレームで、ご覧いただきたいと思うゆえ、ここではその内容については割愛させていただく。ただ、ここで改めて述べさせてもらうとしたら、この「I will…」という作品は著者である筆者にとって、非常に思い入れの強い作品である。知る人ぞ知ることではあるが、その根底にあるものは、やはり著者にとっては強烈なダメージであったし、今から思い出しても、よくぞ耐えた…と自分自身なりに褒めてあげたい気持ちすらある。

 まぁ、そんな過去のことはさておいて、じつはこの「I will…」に対して、あまりにも思い入れが強かったばっかりに、今から考えると、それが逆に大きな「壁」になっていたように思えるのである。人それぞれだから、一概には言えないが、だいたいにおいて、誰でも何か心に引っかかるものがあると物事が停滞してしまわないだろうか?何か気になって、他のことが手につかない…という状態である。筆者にとっても、まさにこの「I will…」はその根元であった。

 出版すべきか否か、大いに迷った。もちろん、著名な作家であれば、そんな迷いなどなく、出版社から是非出版させてください!…とお声が掛かり、何の心配もなく、原稿を渡して、あとは自動的に売れるのを待つだけだろうし、本屋さんでもたっぷりと平積みして販売してくれるだろうが、「I will…」については、決してそんな余裕たっぷりの状態ではなく、いわゆる共同出版というスタイルでの出版であるから、自己負担も必要になるからなおさらだった。金銭的なやりくりに対する不安、出版した後の果たして売れるのだろうか、という不安、そんな様々な不安ばかりなら、まだ慌てて出版することを考えずに、待ってみてもいいのではないかとも何度も考えた。

 ところが、意を決して出版に踏み切った途端、何かが変わった。NEXT!さぁ、次のことを考えよう!…そういう気持ちになれたのである。出版すると決めたら、さてその自己負担金の長期ローンをいかに返済するか?そうだ!いろいろな公募に作品を応募してみよう!と考えた。これはこの「いろいろコラム」第16回の「他流試合で自分を鍛える?」にも書いたことだが、そうした「他流試合」を始めるきっかけも、元をただせばこの「I weill…」の出版にたどり着くのである。そして、その結果が多くの「落選」という当然の無念も味わいつつ、その反面「信毎ホームページ大賞2003個人・グループ部門金賞受賞」という結果にもつながり、イラストコンテストやキャラクターコンテスト佳作入賞にも結びついたと言えるのである。

 そもそも、誰でもそうだろうが、いっぺんに何種類ものことをまったく同じペースで進行させることは極めて困難なことではないかと思う。同時進行させた方が効率的な場合もあるだろうが、やはりたくさんやるべきことがある場合、まず優先順位を決めて、順番に片づけていかないだろうか?そして、その方が効率的に処理できるのではないだろうか。その方が、それぞれの処理すべきことに対してもミスの確率も少ないだろうし、達成度もレベルも高いのではないだろうか。

 ただ、このコラムで言いたいことは、そうした多くのことをこなしていく術を解説するのではなく、あくまでも「NEXT」…つまり次のことに移っていくその踏ん切りについて述べたいと思っているのである。まず、やるべきことをやる。そしてやったらその結果についてくよくよ考えない。そしてすぐさま次のことに取りかかる…そうした一連の流れを述べたいのである。

 誰だって、会心の出来栄えで物事が完結したら、ちょっとはその余韻に浸っていたいものである。逆に失敗したり、残念な結果で完結してしまうといつまでも悔いが残り、ああすればよかった、こうすればうまくいったかもしれない…と、いろいろと後悔するものである。が、とにかくやるべきことをやったら、それはおしまい!そしてNEXT!である。次のこと…である。と、言っても失敗したことや、残念な結果となったことを、まったく反省しない、ということではない。もちろん、失敗の原因は究明することは大切である。同じ失敗を何度も繰り返さないためにも。しかし、それが済んだらNEXT!である。どんどん次なることに着手すべきだと思うのである。

 そもそも、自分ではどうしようもないことは結構あるものだ。コンテストや公募など、その最たるもののひとつである。自分で作り上げた作品はベストだと思っても、実際に決定・判断するのはまったく別の人である。入選するかな、大丈夫かな…とそわそわワクワクするのは構わないが、では自分の作品が入選するために果たして何か出来るだろうか?応募する以前なら、さらに熟考することは出来るだろう。しかし、出してしまったものにはもう何も出来ない。ならば、そんなことに心を砕いて心配しているよりも、さぁNEXT!という方がいいに決まっている。自分でコントロールできないことは、気にしても無駄だと思う。

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