障害者の交通権を求め、バス乗車の壁をなくす会

(バス壁) 第11号通信 

Teishoubasu toSono riyousha wo Fuyasu kai

(低床バスとその利用者を増やす会)

                               会報1997.第6号

 


◎ 6月12日(木)〜7月27日(日)の報告

  1. 東急バスがノンステップバスを大量導入!
  2. 7月23日(水)ノンステップバスムーヴメント`97 バスツアーレポート
  3. 8月10日(日)目黒発:東急ノンステップバスツアーに参加を!
  4. 東京都交通局ノンステップバス要望の経過(6.11以後の動向)
  5. 6月 % 7月の交通大行動実行委員会報告と交渉・日程のお知らせ
  6. 7月12日(土)&13日(日) 交通権学会参加報告
  7. TSF時刻表に関して
  8. バス壁webページができました

バス壁&TSFカレンダー(7月〜の予定)

編集後記?


★ 6月12日(木)〜7月27日(日)の報告   

○1 東急バスがノンステップバスを大量導入!

 7月2日(水)から東急バスが黒01・黒02系統でノンステップバスを走らはじめました。この2つの路線を併せて、全部で31台を使って運行されていますが、8日(火)には前期導入分のノンステップバス14台がそろいました。後期の導入で11月までにあと7台増えて21台。つまり、2路線のうち、約3分の2のバスがノンステップバスになる予定だそうです。

 7月2日、運行開始当日 早速バス壁の隅山と星野が個人的に乗りに行きました。運転手の良くない対応に、ハード(車両など)はノンステップバスが導入され良くなったにも関わらず、ソフトの面(運転手の対応など)はバス壁結成のきっかけとなった93年の上田要さん乗車拒否の体質を脱していないのかもしれない、と考えたりしました。 

 7月3日も、多くのメンバーに呼びかけ、今度は車いすや杖を日常的に使っているメンバーも含めて目黒駅に集まり、清水まで乗り、東急目黒営業所でノンステップバスの乗り降りや、固定その他部分の使い勝手などを試したりさせてもらいました。

 手動の車いすで介助者がいれば、スロープ板を出さなくても、キャスター(前輪)を上げる乗り込めるということで試してみましたが、中扉付近の床のちょっとした造りの不都合でうまくいかないことが分かりました。この乗り込み方が出来るととてもスムーズで、リフト付きバスなどのように乗り込みで時間がかかるということでの他の乗客等に対しての気兼ねをしなくてよいとか、定時運行に影響がなくなってくる、などのメリットが沢山あります。また、車いすやノンステップバスということに限らず、バスが正着出来ればいったん道路に降りてから次にバスの車内に足を踏み込むというような、2段の階段を昇り降りしなくて済むようになります。この乗り方で乗れるかどうかは運転手さんがバスと歩道の間をいかに狭くして停留所に停まれるかにかかっています。そのためには、停留所付近の駐車を減らすことも重要です。現況では、ひどいときには停留所真ん前に車を停めている人もいますが、そこはもちろんのこと、停留所の手前15mほどの間に駐車車両があると正着が出来なくなります。車を運転される方は、是非違法駐車をしないようお願いいたします。

 利用する側の立場から営業所の方々に色々伝えて来たので、後期の7台では改善されることを期待したいと思います。(TSF・バス壁 星野近人)

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○2 7月23日(水) ノンステップバスムーヴメント`97 バスツアーレポート

 交通メッセージ21を中心に、TSF・バス壁・「バリアフリーデザイン研究会(バリ研)」の4団体が、「ノンステップバスムーブメント‘97」の一環として都バスのノンステップバス導入への働きかけの意味も持たせて「ノンステップバスVSリフト付バス・スロープ付バス乗り比べ企画」として呼びかけ、東急のノンステップバス、都営バスのスロープ付バスやリフト付バスへの乗り込み企画を行いました。

 リフト付バスは乗降などに時間がかかることなど、スロープ付バスは歩道の高さが車道と同じになっている所などでは特に、角度がとても急で使いづらいものであることなど、乗降口に階段がなく誰もが一番平等に乗りこむことが出来るノンステップバスが、一番いい形であることを再確認しました。

 この日は、調布市の市議会議員の参加や、雑誌evah(エバ)の取材がありました。このよう市民や政治・行政に携わる方々など、色々な方にバスや交通の問題に関心をもってもらえる機会を増やしていければ素晴らしいと思っています。(TSF・バス壁 星野近人)

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○3 8月10日(日) お出かけ会(東急ノンステップバス )に参加を!

 8月10日(日)に久々のお出かけ会をやります。コースは、話題の“ノンステップバス109(東急)”の黒01路線と黒02路線。生活路線に配車されたノンステップバスに実際に乗り込んで二子玉川園まで移動します。まだ乗ったことのない方、この機会にぜひご一緒しませんか?

【スケジュール】

10:00 吉祥寺駅(JR中央線)中央口改札(ベッカーズ前)(第1集合場所)

11:00 目黒駅西口 東急バス 黒01 大岡山小学校行停留所前 (第2集合場所)

      ノンステップバス   黒01 乗車

      碑文谷八幡 下車

      目黒通りまで徒歩(サレジオ教会、碑文谷ダイエー経由 10分程度) 

      昼食

      目黒通り(碑文谷付近)の停留所から

      ノンステップバス   黒02 乗車

      二子玉川園 下車 解散

      *二子玉川園駅(東急新玉川線・田園都市線・大井町線)が、使えます。

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○4 東京都へのノンステップバス要望経過(6.11要望以後の動向)

 前号会報でも報告したとおり、いま東京都が今年度97年度に導入するバスの最終意思決定の時期を迎えています。この間バス壁、TSF、交通メッセージの3団体を中心として東京都と交渉を続けてきましたが、その経過の詳細を改めてご報告します。

【5月28日 対交通局交渉】

(要望概要) ノンステップバスをすべての利用者にもっとも有用なバスとして位置づけ、普及に向けて本格導入することを要望。合わせて、今後4年間にわたって都バスの主流とする「らくらくステップバス」導入計画の撤回、ノンステップバスへの変換を求める。

(応答) (1)ノンステップバスは、現段階では「らくらくステップバス」より1台につき400万円高いため、経営上、主流と位置づけるのは困難。(2)今年度の導入に関しては、来年3月の長野パラリンピックへリフトバスを貸し出すことを長野側と取り決めている。長野側の意向が変化しない限り、リフトバスをノンステップバスに転換することはできない。(3)リフトバス助成の補助金は今年度までで、来年度以降は未定。

 

【5月30日 長野パラリンピック冬季競技大会組織委員会への電話問い合わせ】

(担当者の話) 前回リレハンメル大会の際、選手送迎用にノンステップバスを使用しているのを見て、ノンステップバスの良さを知った。しかし国内でも製造され、走行しはじめていることは知らず、長野での使用はあきらめていた。都との折衝のなかでも話は出てこなかった。

 都バスの超低床リフト付バスの長野での走行試験では問題はなかった。大会までには道路の整備も進み、さらに走りやすくなるはずだ。パラリンピックに貸し出すために都バスに今年度ノンステップが入らないということになるのであれば、不本意なことだ。

 

【6月11日 都交通局自動車部への電話問い合わせ】

(担当者の話) 7月初〜中旬に、都内で走行するノンステップバス1台を長野の送迎ルートで試験走行を予定。その結果次第で、長野への貸し出し車がノンステップバスということもありうる。

 

【6月18日 福祉局との情報交換と意志伝達】

(概要) 福祉局の関連するリフトバス助成による今年度の都交通局のリフトバス導入を、ノンステップバスに転換するよう申し入れ。

来年度以降の助成をノンステップバス助成とすること、1台につき800万円のリフトバス×10台(8000万円)の予算枠をすべてノンステップバスに振り変えることを要望。

(内容) ノンステップバスと主流バスとの現行での差額400万円は現在の車体購入時の差額しか考慮されていないことを指摘。

リフトバスよりははるかに安いランニングコストや乗り降りのスピードアップ化による運行台数の削減など、ノンステップバス導入にともなうメリットを総合的に考えると、スロープやリフトバスの複合による運行・維持管理に比べ、ノンステップバスのほうがはるかに低コストである旨を言明。

またノンステップバス本来の機能を生かすにはバス停、車道などの周辺整備にももっと力を入れるべきで、スロープがなくても車椅子で乗降できるようになるのが望ましい、やさしいまちづくりを進めるなかで積極的に取り組んでもらいたいと申し入れ。

(応答) 今年度のリフトバス助成については、95年度からの3年計画で決まっているもので、議会の承認も得ており、変更はできない。

来年度以降の助成に関しては未定。現在の試験走行や調査、名古屋、京都交通局などとの情報交換のなかで、ノンステップにはかなりいい評価がでると思う。平成10年度からの助成に関してはノンステップバスを重視して考慮していきたい。

 まちづくりに関しては福祉局ではLRTやそれにより形成されるトランジットモールにも着目している。情報など今後も交換していきたい。

 

※【6月19日、対東急バス申し入れ】

 今年度、7月2日から順次ノンステップバス21台を大量導入することを知らされた。またこの導入計画は運輸省の「バス活性化補助事業」の申請を前提とし、この補助が出る場合、4分の1を負担する自治体つまり都の側の助成枠としては「リフト付バス導入助成」の枠しかないので、ノンステップバスということでは言っていなくて「スロープ付バス」として申請することにしているので、おおっぴらにノンステップバスを導入すると言えないでいるとのことをいわれる。

 

【6月20日 交通局財政課への電話問い合わせ】

(担当者の話) 交通局自動車部は、ノンステップバスを今年度も導入していく方針を打ち出し、交通局全体として通れば、今年度のリフトバス助成をノンステップにも適用させるよう、財務局として検討していくことは可能な道筋だ。

 

※【7月2日 東急バス、都を訪問】

 「リフト助成」の枠でノンステップバスに助成するとの都側の回答を得る。

 

【7月4日 交通局自動車部への電話問い合わせ】

 特に何の進展もなし。長野に走らせるノンステップバスは日産車とのこと

 

【7月10日 長野パラリンピック委員会への電話問い合わせ】

 7月10〜11日で、ノンステップバスの試走を行っている。都がノンステップを入れる入れないということに関してはパラリンピック委員会として言える立場にない。

 

【7月14日および15日 交通局自動車部への電話問い合わせ】

 パラリンピックの送迎ルートでは問題なかったが、東京−長野往復700キロの行程中で3回車体をこすったということはあった。

 交通局としては、今年度の後期の車両導入計画で、なんとかノンステップバスを導入できないか考えていないわけではない。都からの助成を受けない形でできないか検討もしている。都民の生活に関わることなので、パラリンピックへの貸し出しがどうということだけでノンステップかリフトかを決めるわけにもいかない。どうなるかについては未定だ。

 

○まとめ─今後の方針案97/7/27

・都バス97年度リフト10台助成をノンステップ助成に

  →バスの発注は9月末頃。それまでに交通局としてリフト助成をノンステップ助成へと転換する。

・都バスと並行する形で、民間バス会社へのリフト助成をノンステップ助成へ

  →民間バス会社にノンステップ導入を要望する動きもからめる

 すでに東急バスが21台のノンステップバスを導入したことからみて、東京都交通局は今年度も継続してノンステップバスを導入すべきである。リフトバス助成枠がすべてノンステップ助成枠となれば、東京都交通局だけで20台分の予算を確保できる。これによってノンステップバスの存在・良さを東京で暮らす市民・バス利用者にもっと浸透させることができるだろう。民営事業者に対するノンステップバス助成枠も新設すべきである。

・都バスの「らくらくステップ」標準をノンステップ標準へ

 そもそも、ヨーロッパ各都市のように新車の100%がノンステップバスにならないかぎり、ノンステップ本格導入とは言えない。都では今後の標準車を床高65cmツーステップの「らくらくステップ」としているが、これをできるだけ早い時点でノンステップバスへと転換させねばならない。増額分をどう負担するかという点も具体的に制度化するなりしていく必要がある。そのための議論ももっと深める必要はある。バスをどうするか、公共交通をどうするか、というテーマのシンポや審議会の開催などのことも必要となるだろう。

 さらには

・民営バス事業者に対して「ノンステップ」標準化を求めていく。旭川電気軌道のように明確な方針を持った会社に出てきてもらいたい。東京都においても東急バスに続くノンステップバス導入事業者を期待したい。

(バス壁:山田 圭)

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○5 交通大行動東京実・会議報告

  交通大行動関連交渉等日程・時程 一覧をご報告します。皆さんぜひご参加ください。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 8月16日(日) 東京実行委員会 13:00〜 全国実行委員会 15:00〜

          新宿区立戸山社会教育会館2階 会議室

          都営バス 宿74・橋63 国立国際医療センター 下車

          都営戸山ハイツ内

 9月 4日(木) 営団地下鉄交渉予定(予定)

 9月 8日(月) 東京都交通局交渉 都庁第2庁舎 会議室    13:30〜

 9月18日(木) バス協会/都内バス事業者交渉 

         世田谷区北沢タウンホール3F 第三会議室    14:00〜

 9月25日(木) 民営鉄道協会/民営鉄道交渉(予定)

☆10月10日(金/祝) 誰もが使える交通機関を求める全国大行動 

  〜 第10回 交通アクセス全国一斉行動 / 東京行動 〜

         12:00 日比谷公園 集合

               同公園で集会

         13:00 パレード  日比谷公園発 有楽町マリオン前(予定)着

         14:00 有楽町マリオン前(予定) 情宣活動(カンパ・ビラまき)

         15:00 有楽町駅からJR線を利用して新宿へ

         16:00 新宿駅東口 アルタ前 情宣活動(カンパ・ビラまき)

         17:00 終 了 

 

★ 注意事項  ・昼食は、集合までに各自済ませる。

        ・出来る限り地下鉄・路線バスを使ってくる。

 

10月12日(日) 全国大行動10周年記念行事

10月13日(月) 各省庁交渉(運輸省・建設省)

10月23日(木) JR東日本交渉(予定)

(TSF・バス壁 星野近人)

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○6 7月12日(土)・13日(日)交通権学会に参加しました

【7/12研究大会(自由論題報告)・総会】

 7月12日(土曜日)、埼玉大学の校内で開かれた「交通権学会」に初めて事例発表の形で参加しました。山田圭君があるイベントにその学会がブースを出していたので交流したのが最初のきっかけでした。我々の活動の話をしたところ、交通権というテーマを掲げた民間の団体が存在していたのかと驚きの目で見られ、ぜひ話をして欲しいという依頼があり、結局僕が出て話をすることになりました。当日は雨が降ったりやんだりうっとうしい天候で、小雨の中を歩いて駅から現地に30分近くかかって到着。(バスで行こうとしたがなかなか来ず、あきらめて歩きになった次第)この学会が誕生した由来からしてそうであるように、鉄道をめぐる問題の事例発表が圧倒的に多くありました。ただ一つ異例だったのは、今年2度もあったタンカーの座礁・転覆事件を例にとっての海洋において大型タンカーの通行時の問題が取り上げられていたことです。タンカーの航行がいかに安全に最後まで保証されるのかを、交通権の見地から取り上げられたものでしたが、僕にとっては交通権という概念を広げるにはとても面白い話でした。

 僕の事例発表が最後だったので多少緊張しましたが、「バス壁」ができた経過と、そこからノンステップに移行していった話をわずか35分の間に何とかまとめて話ができました。後半10分ぐらいの時間で質疑があり、アメリカの「ADA」の見地からの運動を考えないのかという質問が出され、僕からはノンステップの良さである「誰もが使える公共交通機関」という部分を推し進めて行きたいので、ADAの理念から多少ずれることも覚悟しているという話をしたところで時間が来ました。

 学会事務局の人達にバス停まで丁重にお見送りを受け、そこで知り合った大正大の学生さんと、一緒に参加した「交通メッセージ21」のMさんと和気あいあいと帰路に就きました。(バス壁:上田 要)

 

【7/13研究大会(統一テーマ:都市交通ルネサンス〜国際的動向をふまえて〜)】

 交通権学会 2日目 統一論題の研究大会に参加してきました。以下のように、第1部は、様々な地域・視点からの報告で、視野を広めることが出来ました。また、第2部では、第1部をもとにアンケートを採り、論題を決めて行われました。

(研究報告)

 ・路面電車ネットワークの歴史的変換に関する考察 〜交通権の喪失とその再生〜

 ・歩道でさえ「歩車道未分離」という現実をどうみるか〜モータリゼーションのしわ寄せを受ける歩行空間〜

 ・横浜国大 通学条件(通学時間)からみる改善点

 ・バンコクの交通渋滞問題・ロサンゼルスにおける交通政策の史的展開〜GM陰謀説の再検討とロサンゼルス鉄道網の将来〜

(シンポジウム)

 ・モータリゼーションから道路利用者への公共交通転換コンセンサス

 ・日本のLRT(軽快・低床路面電車)導入への展望

 

★交通権学会 概略

 1984年の和歌山線格差運賃返還請求訴訟(ローカル線と幹線の運賃に差をつけるのは交通権の侵害であるとして、その運賃の差額の返還を要求を行った。)を行った、「和歌山線を守る住民の会」の流れをくむ(1991敗訴 控訴断念)。この運動の唯一の手がかりはフランスの「国内交通基本法」にある、「交通権」だった。

 やがて、この活動からの広がりで、広く交通権を取り扱う流れができ、「交通権を考える会」(1985〜)から「交通権学会」(1986〜)へと移行した。「人権」「歩行権」「環境保全」「快適性」「安全性」「デモータリゼーション」等々の視点をもって毎年行われている。

(TSF・バス壁 星野近人)

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○7 TSF時刻表に関して

(夏ダイヤ時刻表と購入案内)

 今年度は夏ダイヤの時刻表を本にまとめることは無理そうです ! 元になる資料はいただいていますが $ 全リフト付 % スロープ付路線の全停留所予定時刻一覧表は作り切れそうにありません。

 一部、一覧表が完成(一部は予定)している路線がありますので紹介します。必要な方は路線毎に注文して下さい。コピー1枚に付き10円+郵送料を負担していただきます。また、停留所の時刻表のコピーはできますので、他の路線も停留所を指定して、お申し込み下さい。(TSF・バス壁 星野近人)

  都03 都06 都07 新小21 東急渋21 東22 上69 池86 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 夏ダイヤ実施路線は下記の通りです。(リフト スロープ ノンステップ路線)(その他は現行通り。ただし、下記に示した以外にも、盆の時期に土曜ダイヤ休日ダイヤまたは臨時ダイヤに変更になる路線があります。)

 ・都03・都06  都08・新小21・里22  端44  池86

 ・東22・学07(平日のみ夏期ダイヤ)

 ・草64・上69(休日は現行ダイヤ) 

 ・都07・品91(13〜15日は土曜ダイヤ、16日は休日ダイヤ )

 ・渋21 8月4〜8月22日・13〜15日は盆・臨時ダイヤ 

 主に7月28(月)〜8月22日(金) 13〜15日土曜ダイヤ 16日は休日ダイヤ

 ・実施路線 (路線により時期などが多少違います。ご注意下さい。)

  高41 荻12 阿02 中23・24

 ・スロープ付きバス 鷹 12・13・14 

  7月26〜8月いっぱいまで土曜を休日ダイヤで運行(もとは平日・土曜が平日ダイヤ)

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 盆ダイヤのみの路線

 ・錦13 131415日 土曜ダイヤで運行  16日 休日ダイヤ    

 ・他多数あり

 国際興業・京浜急行リフト付きバスは 夏期ダイヤを実施しません。

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(非営利事業化について)

 活動をしやすくし、また、車いすで乗れるバスの存在やノンステップバスのことなど、より多くの人々に伝えることができるようにするために、また、いつも改正間に合わすことTSFの当初からの活動である車いすで乗れるバスの時刻表づくりを軸として非営利事業化を考えています。1996年度の草の根市民基金助成を使っての資料の作成の実績をもとに、助成を申請したり、バス事業者に、委託料を請求するなどして、しっかりとした本としてつくって売ることなどにより、スタッフの人件費などを賄えるようにしたいと思います。

 1997年度(通常ダイヤ)号の全停留所予定時刻一覧表がそろい製本できるのは、秋頃になりそうです。作成を担当している方は、8月末を目処に作業を終わらせていただけると嬉しいです。

 1997年度版発刊に向けて、時刻表プロジェクトチームのようなものをつくりたいと思います。ページ構成や、データ以外の部分について、資料作成のための資金をどう集めるか(広告の募集など)、などの編集や、どこに発送するかなど、一緒に考えていただける方は、TSF星野までご連絡下さい。

(TSF・バス壁 星野近人)

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○8 バス壁webページ 開設しました

 

 アドレス

 http://www.asahi-net.or.jp/~uz3m-smym/basukabe/index.html

 

 ノンステップバスのさらなる普及を目指して、7月13日からインターネット上に「バス壁webページ」を開きました。いまのところは、誰もが乗れるノンステップバスリーフレットの掲載ページと6月末までのノンステップバス乗車レポート・ノンステップバス時刻表をメインにしています。7月中には、旭川電気軌道および東急バスの乗車レポート・時刻表などを追加し、今後もどんどんページを増やしていく予定です。検索ページへの登録も徐々に進み、7月27日現在で149件のアクセスをいただきました。自宅や職場でパソコンを使ってインターネットに接続できる環境にある皆さん、ぜひチェックしていただいて、ページの内容や構成についてのアイディア、ご意見ご感想とをお願いします。またいまのところ見ることのできない方、とりいそぎバス壁webページの表紙を添付しましたので、ご参考にしていただければと思います。

 また、バス壁webページは、「もっともっとノンステップバス!」と題したキャンペーンページへリンクしています。このページでは、山田圭さんがこのキャンペーンのためにオリジナル・リンクボタン(ノンステップバスのイラスト入り。2種類ありますよ。)を創り、個人・団体を問わず、ノンステップバスの導入促進活動に協力してくださるwebページを募集しています。

 アドレス

 http://www.netlaputa.or.jp/~yamakei/campaign/moremorensb.html

 (もちろんバス壁webページからもリンクで見ることができます。)

(バス壁:隅山 満紀)

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★8月〜 のバス壁&TSFカレンダー

 

○1 ・日程・

8月 7日(木) バス壁例会 19:00〜 総合福祉センター

8月10日(日) お出かけ会…○1

8月11日(月) 資料づくり 8月19日(火) 資料づくり …○2

8月12日(火) 資料づくり 8月20日(水) 資料づくり …○2

8月15日(金) バス壁例会 19:00〜 総合福祉センター

8月16日(土) 東京実 13:00〜 全国実 15:00〜 戸山社会教育会館

8月22日(金)〜8月24(日) サマーキャンプinかわば

8月31日(日) 柿のたね11周年の会 講演会 13:00〜 鷹番住区センター

※ 交通大行動関連の日程については、報告をご覧ください。

10月25(土)〜11月5日(水) 第32回 東京モーターショー 

(10月26日(日) % 10月30日(木)  一斉行動予定日)  

11月1日(土)〜11月3日(祝)の明学白金祭でのパネル展示(てんとう虫倶楽部と協力)

 

○2 夏!体験ボランティア '97 について

 TSFは、今年初めてボランティアセンター武蔵野から体験ボランティアの受け入れを申し出て受け入れられました。

 資料づくり(印刷・帳合い・製本・地図の色塗りなど)のボランティアということで、8月11日・12日・19日・20日に下記の人数の参加者を得ることになりました。ボランティアセンターでの受け入れは終了しましたが、作業を手伝って下さる方はまだまだ募集中です。 

      8/11(月)・12(火)   19(火)・20(水)

中学生         1             4

大学生         2             0

 

 資料づくりだけではつまらないと思い、せっかく初めてボランティアや障害者などに関わるという参加者も多いので、TSFやバス壁のメンバーはもちろん、障害者の方やボランティア活動に携わる色々な方に来ていただき、交流の場にも活用していただきたい(できれば作業ももちらん手伝って欲しいです)と思います。お待ちしています。なお、個人介助者募集などのビラもお持ちいただいて構わないと思います。

  時 程 10:00〜17:00(12:00〜13:00は昼食)

 参加者は、好きな時間に来ることになっています。一応13:00(12:00)〜を交流の時間として設定しています。

 ○ところ ボランティアセンター武蔵野(VCM) 第一会議室・第二会議室

・吉祥寺駅北口からサンロード商店街を通り、左折して五日市街道をまっすぐ。

 北町一丁目と成蹊学園停留所間、大信(大東京信用組合)ビル 4F 徒歩15分(センター事務所は3Fです)

・バスの便(車いす対応は無し) 吉祥寺駅北口から関東バス・西武バス 吉50 51 52 53 54 72 73   北町一丁目または成蹊学園下車

    ・武蔵野市吉祥寺本町4ー10ー10 大信ビル

      TEL (0422)23ー1170 (場所の問い合わせのみ) 

      FAX (0422)23ー1180 

(TSF・バス壁 星野近人)

 

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☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ ★ ?編集後記? ★ ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

♪ 心温まるカンパをお願い致します♪

 TSF/バス壁は、双方とも会費が足りません。年会費 1人2000円(TSFは学生などキツイ方は免除,にしている)では現在は会報1通の郵送費だけも190円×12ヶ月=2280円かかり,1年分をまかない切れません。もちろん会報には郵送以外に紙代や印刷代封筒代など細かい所でもお金がかかっていますし,会報を発行出来るだけでよいということでもありません。このまま行くと,会報を秋頃には作れなくなってしまう見通しがでてきました。ただ,今年度の会費も両会とも2000円ということで進んできてしまって,大部分の方にお支払いいただいたので,今から変えるという訳にもいきません。

 金額の多少は問いませんので、皆様の暖かいカンパをお待ち申し上げます。もちろん会費をまだお支払いでない方はお早めにお支払い下さい。

  郵便振替 00108-8-769242 [ 障害者の交通権を求め、バス乗車の壁をなくす会]

  郵便振替 00100-3-581258 [ TSF(低床バスとその利用者を増やす会)]

                      (年会費は2000円)

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Maki Sumiyama(uz3m-smym@asahi-net.or.jp)