1月30日(金)
ロサンゼルス(ダウンタウン)にて

1月30日午前中。ホテルに荷物だけ預け、ダウンタウン周辺を観光するこ
とにした。

 "今日予約してるんだけど、まだチェックインには早いだろうから、荷物だ
け預かっといてくれない?" という意味の英文を日本にいるときからずっと
考えていた(爆)のだが、結局いきなり『日本語できる人いますか?』と言う
ことで目的を達成してしまう(爆)。(まぁ、日本人客の多いホテルみたいだ
ったし・・・)今後はもう少し努力しようと心に誓う。

グランドキャニオンを想定して真冬の装いだったが、ロスは暖かい。
荷物と一緒にコートも預けて外出した。

ホテルを出て再びメトロに乗り "ユニオン駅" へ向かう。ユニオン駅は、長
距離旅客鉄道である "アムトラック" の発着駅だ。数日後に利用する列車を
ホームページで予約していたのを発券してもらわなくてはいけない。窓口を
発見し、予約番号のメモを渡すことですんなり発券。家のパソコンがこんな
遠いところのシステムとホントに繋がってたんだなぁと、ちょっと感動した。
ともかくこれでひと安心。

関連リンクアムトラックのサイトへ(予約も可能)。

ユニオン駅のすぐ近くには "オルベラ街" がある。ここはロサンゼルス最初
の街で、メキシコ風の雑貨屋、小物屋等がひしめいている。(ロザンゼルス
はもともとメキシコだった。)ちょっとぶらぶらしてたら、たびたび客引き
店員から「ニイハオ」と声をかけられる。日本人だってば・・・。
"ロサンゼルス最古の家" 跡なども見学。

地図を確認しつつ次の目的地、現代美術館 "MOCA" に徒歩で向かう。
そこの食堂で昼食。14時ころ。
あきぼんは英語のメニュー名を読むのがかったるくて、波留子が "チキンサ
ンドイッチ" を頼んだときに『それ、もう1つ』と言ってしまう。
それが1人分だけでも結構な量で・・・せめて、違うものを頼んでたら・・・後悔。

なんとか食べ終えると、今度は支払い方法がよくわからん・・。チップとか
はどういうタイミングでわたすのか?  周りの客を観察しなんとかマネをし
ようとする。そこの場合は、勘定書をもってきてもらって、代金+チップを
挿んでテーブルに置いといたらウェイトレスが持ってった。しかも、金額確
認せずポケットに入れていた。 もとから釣りを請求する気はなかったが、
う〜ん、おおざっぱ(?)。足りなくても知らないよ。

満腹になったところで美術館内へ。館内を回っている途中に時差ボケ爆発。
2人そろって猛烈に眠くなる。館内のベンチで寝てると、黒人の警備員の兄
ちゃんに見つかる。カタコト英語とジェスチャーで『今日、日本からついた
ばかりで時差が・・』となんとか説明すると、黒人特有?の明るいノリで
『お〜いぇ〜! 構わないよ、ど〜ぞど〜ぞ』みたいな感じだった。

外に出て少し歩き、噴水のあるところで休憩する。
ほんの短い距離のケーブルカー "ANGEL FRIGHT" を見つける。ダウンタウン
の中心部には急な斜面があって、その上と下を往復している。利用はしなか
ったが、運賃わずか25セント。ホント、なんでこれだけの距離にケーブル
カー引くかなぁ? くらいの距離なんだけど・・・半分シャレだろうか。
(後日、モノポリーのロサンゼルス版を見つけたのだが "4つの交通機関"
  が、空港・港・メトロ(たしか)と、そしてこの "ANGEL FRIGHT" に
  なってた。)

この辺りはすでに超高層ビル群のすぐそばで、映画 "インディペンデンス・
デイ" で破壊された "ロスで一番高いビル" もある。そのビルに入って、テッペン
まで行こうとしたが、ダメだった。 途中の階で追い返される(^^;;
(オフィスみたいな感じで、立ち入り禁止っぽかった)

16時ころホテルに戻りチェックイン。ちなみにこの「ビルトモア」ホテル、
かなり有名らしい。いろいろ映画にも登場、最近のCMではライオン頭の紳
士がホテル内を車で走ってる(トヨタのハリヤーのCMですね)。
ロビーの内装は豪華だ(客室は普通だったけど・・)。旅行ガイドとかだと
2人部屋が$200〜300くらいと紹介されていたが、前述のアップルでとったら、
\13,700だった。
      ※ただし時期によって値段は変わるようです。

しかしながらここでトラブル。フロントでもらったカードキーでドアが開か
ない・・・。従業員に来てもらい開けると、他の客の荷物がある・・・手違
らしい。まぁ、変えてもらった部屋がなんとなくいい部屋だったから、よし
とする。しかし彼は『新しいキーを持ってくるから待っててくれ』と言って
帰ったきり、1時間以上待っても戻ってこなかった。しびれをきらした波留
子がインターホンで「えまーじぇんしー」とまで言った(爆)のに、やはりだ
れも来ない。結局、後でこちらからフロントに行ってキーをもらった。
(待ってる間は昼寝&シャワーして、ゆっくりしてたけど)

18時ころ夕食をどうにかしようと外出。
ロサンゼルスは都会だと思ってたのだが、ダウンタウン周辺は18時〜19
時で店がしまってしまうようだ。ビジネス街だからか? しかし街の雰囲気
も日本の都会のソレではなかった。人口密度の違いか? あ、でも車はかな
り多かった・・・まぁ道も広いけど。

少し歩いて、ちょっとした食品市場を見つけたが閉まりかけてる。あわて
て食えそうなものを探してると、メキシコ風惣菜屋を発見。タコス屋だ。
ガラスケースの中に十数種類くらいの惣菜が並んでる。店のオヤジをつか
まえて以下のやりとり。

あ&波:『これくれ』という風に、1品を指差す。
オヤジ: 持ち帰り容器(結構でかい)を手に取り、その一角に豪快に盛り
         付ける。
あ&波:(あ、そんなに・・・)
オヤジ: さらに『これ食うか?』という風にその中の1品を指す。
あ&波:『うんうん』と首を縦に数回(やや大袈裟に)振る。
オヤジ: 容器にさらに豪快に盛り付ける。
オヤジ:『これは食うか?』という風に次の1品を指す。
波留子:「・・それ苦手・・」
あ&波:『いやいや』と首を横に数回(やや大袈裟に)振る。
オヤジ:『んじゃ、これはどうだね?』という風に次の1品を指す。
あ&波:『うんうん』と首を縦に数回(やや大袈裟に)振る。
オヤジ: 容器の空きスペースに強引にねじこむ。

         以下この繰り返しで、容器はふたが閉まらないほどに・・・。

量が量だけに、いくらとられんだろう?と心配してたら、わずか$3.75。
閉店間際のサービスだったのか、それともあれが当たり前なのか、未だ
に判断つきかねてる。

んで、ホテル帰って食べる。スチュワーデスさんにもらったシャンパン
もあける。疲れてたんで21時くらいには寝たかな。

しかしながら、あきぼん、深夜に1時間おきくらいに目が覚める。時差
ぼけか、それとも遠足の前の日状態か(爆)。
その度になぜか窓まで行って外を見る。ホテルの前の公園をウロついて
る怪しい人影(ホームレス?)もちらほら。外はビルの明かりで、わり
と明るい。あと、すぐ前で交通事故があったらしく車がへこんでるのが
見えた。

目が覚める度に喉が渇いていて、いつのまにかシャンパンのボトルは空
になってた(爆)。そして朝。

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