★Awards Index★
New!★インディペンデント・スピリット賞候補(2007/02/25 updated)
New!★米国衣装デザイン組合賞(2007/01/19 updated)
New!★米脚本家組合賞(2007/02/13 updated)
New!★第59回英国アカデミー賞(2007/02/13 updated)
New!★第59回米監督組合賞(2007/02/04 updated)
New!★第13回米国俳優組合賞(SAG)(2007/01/29 updated)
New!★米プロデュース組合賞(PGA)(2007/01/21 updated)
New!★米国美術監督組合賞候補
(2007/01/18 updated)
New!★第64回ゴールデン・グローブ賞(2007/01/16 updated)
New!★ブロードキャスト映画批評家協会
クリティック・チョイス賞(2007/01/13 updated)
New!★第79回アカデミー賞メイキャップ賞・最終エントリー作(2007/01/12 updated)
New!★米国撮影家協会賞(2007/01/12 updated)
★オンライン映画批評家協会賞(2007/01/09 updated)
★パムスプリング国際映画祭賞(2007/01/09 updated)
★第5回視覚効果協会賞(VESA)(2007/01/08 updated)
★第41回全米映画批評家協会賞(NSFC)(2007/01/07 updated)
★カンサスシティ映画批評家賞(2007/01/03 updated)
★シカゴ映画批評家賞候補(2006/12/31 updated)
★第34回アニー賞(2006/12/30 updated)
★ユタ映画批評家賞(2006/12/30 updated)
★フロリダ映画批評家賞(2006/12/23 updated)
★サンディエゴ映画批評家賞(2006/12/30 updated)
★スティーブン・キンギが選んだベスト10(2006/12/23 updated)
★タイム誌ベスト10(2006/12/23 updated)
★ニューヨーク映画批評家協会賞(2006/12/12 updated)
★ローリング・ストーン誌ピーター・トラヴァース・ベスト10(2006/12/15 updated)
★ロサンゼルス映画批評家協会賞(2006/12/11 updated)
★NY映画批評家協会オンライン賞(2006/12/11 updated)
★ワシントンDC映画批評家サークル賞(2006/12/11 updated)
★サウスイースタン映画批評家協会賞(2006/12/19 updated)
★ボストン映画批評家協会賞(2006/12/11 updated)
★AFI(全米映画協会)映画賞(2006/12/11 updated)
★第98回ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞(2006/12/08 updated)
★各映画賞発表日程(☆=候補発表/★=授賞式)
☆LA映画批評家協会賞(12月10日発表)
☆NY映画批評家協会賞(12月13日発表)
☆ゴールデン・グローブ賞候補発表(12月14日)
☆ブロードキャスト映画批評家協会賞・候補発表(12月11日)
★1月日程★
☆プロデュース組合賞(PGA)候補発表(1月4日)
☆米国俳優組合賞(SAG)候補発表(1月4日)
☆全米映画批評家協会賞(NSFC)候補発表(1月6日)
☆米国監督組合賞(DGA)候補発表(1月9日)
☆米国作家組合賞(WGA)候補発表(1月11日)
☆アカデミー賞候補投票締切り(1月13日)
★ブロードキャスト映画批評家協会賞授賞式(1月9日)
★ゴールデン・グローブ賞授賞式(1月15日)
☆英国アカデミー賞・候補発表(1月18日)
★プロデュース組合賞発表(1月20日)
☆アカデミー賞候補発表(1月23日・LA午前5時半)
★米国俳優組合賞発表(1月28日)
☆アカデミー賞最終投票用紙を会員発送(1月31日)
★2月日程★
★米国監督組合賞(DGA)発表(2月3日)
★米国作家組合賞発表(2月11日)
★アニー賞発表(2月11日)
★美術監督組合賞発表(2月17日)
★米国編集組合・エース賞発表(2月18日)
☆アカデミー賞投票締切り(2月20日)
★インディ・スピリット賞授賞式(2月24日)
★アカデミー賞授賞式(2月25日/日本時間26日午前)
|
Film Awards 2006-07
★今年は、『リトル・ミス・サンシャイン』が最多5部門で候補になり、作品賞・監督賞・初脚本賞・助演男優賞の4冠! 同じく5部門候補の『ハーフ・ネルソン』が主演男女賞の2冠!
(2007/02/25 Updated)
★今年のスピリット賞はサンダンス映画祭で観客賞などを受賞し、興行的にも当たったインディ作『リトル・ミス・サンシャイン』が目玉。子どものミスコンのためLAまで出かけた機能不全一家の結束を描く痛快爽快家族コメディです。日本は12月公開。オスカーででも助演賞、脚本賞などで候補になる可能性大です。助演賞ではヤク中にチョイワル爺役を飄々として味わいで演じた、演技派アラン・アーキンに注目。オスカーでも有力候補だ。
★同じく5部門候補の『ハーフ・ネルソン』は、ドラッグ依存の中学教師が秘密を握った女性生と不適切な友情関係をもつ内容。教師役のライアン・ゴズリングが主演賞候補。彼はナショナル・ボード・オブ・レビューでも新人賞を受賞し、ほかの賞でも注目です。
★ほかの作品賞候補では、『アメリカン・ガン』は米国社会に蔓延している銃の影響を、シングルマザー、高校の校長、学生らを通して描いた内容。マイケル・ムーア路線の反ガン映画なのだろうか。『ラスト・キング・オブ・スコットランド』のアミン役が主要映画賞で注目されるウィテカーがインディ作ではこれ。今年はウィテッカーの当たり年。
★『パンの迷宮』は『ヘルボーイ』で注目されたメキシコのギレルモ・デル・トロ作。少女が母と養父と一緒に北スペインを旅するファンタジー作。暴力的で、マジカルで哀感の1作。製作は『天国の口、終わりの楽園』『トゥモロー・ワールド』のメキシコ人アルフォンゾ・キュアロンが担当。
★最後の『ザ・デッド・ガール』は若い女性の死の謎が無関係な人との生活のなかから浮かび上がる内容。トニ・コレット、マーシャ・ゲイ・ハーデン(助演賞候補)、ブリットニー・マーフィ、ジェイームズ・フランコらが共演した。興味をそそられるインディ作です。
★監督賞では先に逝ったロバート・アルトマンの遺作『今宵、フィッジェラルド劇場で』が候補になっている。
★84年に創設されたインディ映画を対象にした映画賞。元々は「FINDEI」(インディーズの友達Friends of Independentsの略)という名称だった。86年に現在の名称となり、「才能があり、ねばり強い魂に敬意を払う映画賞となった。いわばインディ界の「オスカー」と考えられている。第1回目の作品賞・監督賞は『アフター・アワーズ』とその監督スコセッシ。撮影賞は『トラブル・イン・マインド』で日本人の栗田豊通(彼がアメリカにわたる前、彼とは、僕ら映画仲間と野球をした仲だった)。あくまでアンチ・メジャーの独立独歩。オスカーの選考では、インディ作品の候補も少なくないが、受賞となると難しい。
(2006/12/08 Updated)
今年は『リトル・ミス・サンシャイン』が4冠授賞。 |
☆作品賞:『リトル・ミス・サンシャイン』
候補;『ハーフ・ネルソン Half Nelson』/『アメリカン・ガン American Gun』/『パンズ・ラビリンス Pans Labyrinth』/『ザ・デッド ガール The Dead Girl』
☆デビュー作品賞;『スウィート・ランド Sweet Land』
候補:『デイ・ナイト・ナイト Day Night Day Night』/『パンズ・ラビリンス』『マン・プッシュ・カート Man Push Cart』/『ザ・モーテルThe Motel』/『リストカッター ア・ラブストーリー Wristcutters: A Love Story』
☆ジョン・カサヴェテス賞:『クインセネラ Quinceanra』(製作費50万ドル以下のベスト劇場映画)
候補:『チョーク Chalk』/『フォー・アイド・モンシターズ Four Eyed Monsters』/『オールド・ジョイ Old Joy』/『トウェルブ・アンド・ホールディング Twelve and Holding』
☆監督賞:ジョナサイン・デイトンとヴァレリー・ファリス(『リトル・ミス・サンシャイン』)
候補:ロバート・アルトマン(『今宵、フィッジェラルド劇場で A Prairie Home Companion』)/ライアン・フレック(『ハーフ・ネルソン The Half Nelson』)/カレン・モンクリフ(『ザ・デッド・ガール The Dead Girl』)/スティーブン・ソダーバーグ(『バブル Bubble』)
☆主演男優賞:ライアン・ゴズリング(『ハーフ・ネルソン Half Nelson』)
候補:アーロン・エッカート(『サンキュー・スモーキング』)
/エドワード・ノートン(『ザ・ペインテッド・ヴェール The Painted Veil』)/アルマンド・ラズヴィ(『マン・プッシュ・カート Man Push Cart』/
フォレスト・ウィテカー(『アメリカン・ガン American Gun』)
☆主演女優賞:シャリーカ・エプス(『ハーフ・ネルソン Half Nelson』)
候補:/キャサリン・オハラ(『フォー・ユア・コンシデレーション For Your Consideration』)/エリザベス・レイザー(『スウィート・ランド Sweet Land』)/ミッシェル・ウィリアムス(『ランド・オブ・プレンテイ Land of Plenty』)/ロビン・ライト・ペン(ソーリー、ヘイターズ Sorry, Haters』)
☆助演男優賞:アラン・アーキン(『リトル・ミス・サンシャイン』)
候補:ライモン・J・バリー(『スティール・シティ Steel City』)/ダニエル・クレイグ(『インフェイマス Infamous』)/ポール・ダノ(『リトル・ミス・サンシャイン』)/チャーニング・タトゥム(『ア・ガイド・トゥ・リコナジンング・ユア・セインツ A Guide to Recognizing Your Saints』)
☆助演女優賞:フランシス・マクドマンド(『フレンド・ウィズ・マネー Friends with Money』)
候補:メラニー・ディアス(『ア・ガイド・トゥ・リコナジンング・ユア・セインツ A Guide to Recognizing Your Saints』)/マーシャ。ゲイ・ハーデン(『アメリカン・ガン American Gun』)/メリー・ベス・ハート(『ザ・デッド・ガール The Dead Girl』)/アンバー・トムリン(『ステファニー・ダーレイ Stephanie Daley』)
☆脚本賞:ジェーソン・レイトマン(『サンキュー・スモーキング』)
候補:ニール・バーガー(『ザ・イリュージョニスト The Illusionist』)/ニコール・ホロセフセナー(『フレンド・ウィズ・マネー Friends with Money』)/ロン・ニスワナー(『ザ・ペインテッド・ヴェール The Painted Veil』)/ジェフ・スタンザー(『ソーリー、ヘイターズ』)
☆初脚本賞:マイケル・アーント(『リトル・ミス・サンシャイン』)
候補:アン・ボーデン、ライアン・フレック(『ハーフ・ネルソン Half Nelson』)/ゴーラン・デュキック(『リストカッター ア・ラブストリー Wristcutters: A Love Story』)/デット・マンテル(『ア・ガイド・トゥ・リコナジンング・ユア・セインツ A Guide to Recognizing Your Saints』)/ガブリエラ・ゼヴィン(『カンバセーション・ウィズ。アザー。ウィーメン Conversations with Other Women』)
☆撮影賞:『パンズ・ラビリンス Pan's Labyrinth』
候補:『フォー・アイド・モンスターズ Four Eyed Monsters』/『ブラザーズ・オブ・ザ・ヘッド Brothers of the Head』/『ワイルド・タイガーズ・アイ・ハブ・ノンWild Tigers I Have Known』/『マン・プッシュ・カート Man Push Cart』
☆外国語映画賞:『善き人のためのソナタ The Lives of Others』(独)
候補:『12:08イースト・ブカレスト 12:08 East of Bucharest』(ルーマニア)/『ザ・ブロッサム・オブ・マキシモ・オリヴェロス The Blossoming of Maximo Oliveros』(フィリピン)/『クロニクル・オブ・アン・エスケープ Chronicle of an Escape』(アルゼンチン) /『デイズ・オブ・グローリー Days of Glory』(仏アルジェリア・ベルギー)/
☆長編ドキュメンタリー賞:『ザ・ロード・トゥ・ガンタラメラ』(ウィンターボトム監督作)
候補:『ア・ラインオン・イン・ザ・ハウス A Lion in the House』/『マイ・カントリー、マイ・カントリー My Country, My Country』/『ザ・トライアルズ・オブ・ダリル・ハントThe Trials of Darryl Hunt』/『ユアー・ゴナ・ミス・ミー You're Gonna Miss Me』
☆米国衣装デザイン組合賞☆ Costume Design Guild of American
★今年は、チャン・イーモウ監督の時代劇『黄金の花の呪い』(中国題は『満城尽帯黄金甲(黄金の鎧)』)が『マリー・アントワネット』『ドリームガールズ』を押しのけて授賞。オスカーでは1歩リードした。コンテンポラリー部門は英国王室を素材にした『クイーン』、ファンタジー部門では『パンズ・ラビリンス』がそれぞれ授賞した。
★衣装組合では3種類のカテゴリーを設けている。でも、オスカーでは5作品のみの候補。下馬評ではフランス王族時代劇『マリー・アントワネット』、50年代からの音楽業界もの『ドリームガールズ』、チャン・イーモウ監督の中国時代劇『黄金の花の呪い』、20世紀初頭のウィーンを背景にしたマジシャンの物語『ジ・イリュージョニスト』、スペイン内乱のファンタジー『パンズ・ラビリンス』など、時代劇主導のようだ。現代ものはではファッション雑誌業界の『プラダを着た悪魔』が一角をしめるかも。
(2007/01/12 Updated)
★時代劇部門:『黄金の花の呪い』(★Chung Man Yee,)
候補★(★がオスカー候補作)
候補;『マリー・アントワネット』(★Milena Canonero)/『ドリームガールズ』(★Sharen Davis)/『ジ・イリュージョニスト』(Ngila Dickson)/『パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト』(Penny Rose)
★コンテンポラリー部門:『クイーン』(★Consolata Boyle)
(★がオスカー候補)
候補:『プラダを着た悪魔』(★Patricia Field )/『007/カジノ・ロワイヤル』(★Consolata Boyle)/『リトル・ミス・サンシャイン』(Nancy Steiner )/『バベル』(Michael Wilkinson)
★ファンタジー部門:『パンズ・ラビリンス』(Lala Huete)
候補:『エラゴン』(Kym Barrett)/『ザ・ファンテイン』(Renee April)/『Vフォー・ヴァデッタ』(Sammy Sheldon)/『X-メン ファイナルディシジョン』(Judianna Makovsky)
☆米国脚本家協会賞☆ Writer Guild of American Awards
★この3年は、同賞受賞がオスカーと一致したのは、昨年の『クラッシュ』と『ブロークバック・マウンテン』、04年の『エターナル・サンシャイン』と『サイドウェイ』、03年の『ロスト・イン・トランスレーション』と『アメリカン・スプレンダー』(オスカーでは『ロード・オブ・ザ・リング』)と、ほぼ一致している。
(2007/02/12 Updated)
★オリジナル脚本賞:『リトル・ミス・サンシャイン』(マイケル・アーント/Fox Searchlight Pictures)
候補作(★がオスカー候補)
候補:★『バベル』(ギレルモ・アリエガ/Paramount Vantage)/★『クイーン』(ピーター・モーガン/Miramax Films)/『主人公は僕だった』(ザック・ヘルム/Sony Pictures Entertainment)/『ユナイテッド93』(ポール・グリーングラス/Universal Pictures)
(選外でオスカー候補作は★『パンズ・ラビリンス』、★『硫黄島からの手紙』)
★脚色賞:『デパーテッド』(ウィリアム・モノアハン/香港映画『インファナル・アフェア』から/Warner Bros. Pictures)(★がオスカー候補)
候補:★『ボラート』(サシャ・バロン・コーエン、アンソニー・ヘインズ、ダン・メザー/サシャが創ったキャラをもとにしたストーリーから/Twentieth Century Fox)/★ 『プラダを着た悪魔』(オーリン・ブロッッシュ・マッキナー/ローレン・ウエイズバーガーの小説から/Twentieth Century Fox)/★『リトル・チルドレン』(トッド・フィールド、トム・ペロッタ/トム・ペロッタの小説から/New Line Cinema)/『サンキュー・スモーキング』(ジェイソン・ライトマン/クリストファー・バックレーの小説から/Fox Searchlight Pictures)
(選外でオスカー候補作は★『トゥモロー・ワールド』、★『ノーツ・オン・ア・スキャンダル』)
☆第59回英国アカデミー賞☆ The Orange British Accademy Film Awards
★今年は作品賞をあらそう5作品では、『クイーン』が最多候補の10個。続いて『バベル』(7個)、『ディパーテッド』(6個)、『リトル・ミス・サンシャイン』(6個)、『ラスト・キング・オブ・スコットランド』(5個)。ほかの作品では、『007/カジノ・ロワイヤル』(9個)、『パンの迷宮』(8個)、『ユナイテッド93』(6個)、『プラダを着た悪魔』(5個)、『パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト』(5個)。
★演技賞関連では、英国勢を優先した選考で、『バベル』の菊地凛子は選外に。
★英国アカデミー賞は、48年からスタート。「オレンジ」は98年から映画祭を支援、2000年から冠スポンサーとなった。01年からは、授賞式をオスカー前に移動、オスカーを占う映画イベントとなっている。今年の授賞式は2月11日、ロンドン・オデイオン・レスタースクエアで。
★以下の候補は第1ラウンドの候補で、各トップ15をエントリーし、そこからトップ5に絞り込む会員投票。授賞式は2月11日、ロンドン・ロイヤル・オペラ・ハウスで。
(2007/02/12 Updated)
★作品賞:『クイーン』
候補:『バベルBabel』/『ディパーテッドThe Departed』/『ラスト・キング・オブ・スコットランドThe Last King Of Scotland』/『リトル・ミス・サンシャインLittle Miss Sunshine』
★デビッド・リーン賞(監督賞):ポール・グリーングラス(『ユナイテッド93』
候補:アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ(『バベル』Babel)/マーチン・スコセッシ(『ディパーテッド』The Departed)/ジョナサン・デイトン、ヴァレリー・ファリス(『リトル・ミス・サンシャイン』Little Miss Sunshine)/スティーブン・フリアーズ(『クイーン』The Queen)
★アレクサンダー・コルダ賞(年間英国賞):『ラスト・キング・オブ・スコットランド』
候補:『007/カジノ・ロワイヤル』/『ノーツ・オン・ア・スキャンダル』/『クイーン』/『ユナイテッド93』
★キャロル・フォアマン賞(英国初監督作品賞):『レッド・ロード』(アンドレア・アーノルド)
候補:『ローリン・ウィズ・ザ・ナインズ』(ジュリアン・ギリビー)/『ピエールポイント』(クリスティーヌ・ランガン)/『ブラック・サン』(ゲイリー・タラン)/『ロンドン・トゥ・ブライトン』(ポール・アンドリュー・ウィリアムズ)
★外国語映画賞:『パンズ・ラビリンス』
候補:『アポカリプトApocalypto』『ブラック・ブック Black Book (Zwartboek)』/『Rang De Basanti (Paint it Yellow)』/『ボルベール 帰郷 Volver』
★主演男優賞:フォレスト・ウィテカー(『ラスト・キング・オブ・スコットランド』)
候補:ダニエル・クレイグ(『007/カジノ・ロワイヤル』)/レオナルド・ディカプリオ(『ディパーテッド』)/リチャード・グリフィス(『ザ・ヒストリー・ボーイズ』)/ピーター・オトゥール(『ヴィーナス』)
★主演女優賞:ヘレン・ミレン(『クイーン』)
候補:ペネロペ・クルズ(『ボルベール 帰郷』)/ジュディ・デンチ(『ノーツ・オン・ア・スキャンダル』)/メリル・ストリープ(『プラダを着た悪魔』)/ケイト・ウィンスレット(『リトル・チルドレン』)
★助演男優賞:アラン・アーキン(『リトル・ミス・サンシャイン』)
候補:ジェイミズ・マクアボリー(『ラスト・キング・オブ・スコットランド』)/ジャック・ニコルソン(『ディパーテッド』)/レスリー・フィリップ(『ヴィーナス』)/マイケル・シーン(『クイーン』)
★助演女優賞:ジェニファー・ハドソン(『ドリームガールズ』)
候補:エミリー・ブラント(『プラダを着た悪魔』)/アブリガル・ブレスリン(『リトル・ミス・サンシャイン』)/トニ・コレット(『リトル・ミス・サンシャイン』)/フランシス・デ・ラ・ツアー(『ザ・ヒストリー・ボーイズ』)
★オリジナル脚本賞:マイケル・アーント(『リトル・ミス・サンシャイン』)
候補:ギレルモ・アリエガ(『バベル』)/ギレルモ・デル・トロ(『パンズ・ラビリンス』)/ピーター・モーガン(『クイーン』)/ポール・グリーングラス(『ユナイテッド93』)
★脚色賞:ピーター・モーガン(『ラスト・キング・オブ・スコットランド』)
候補:ウィリアム・モナハン(『ディパーテッド』)/オーリン・ブロッシュ・マキーナ(『プラダを着た悪魔』)/パトリック・マーバー(『ノーツ・オン・ア・スキャンダル』)
★アニメーション賞:『ハッピー・フィート』(ジョージ・ミラー)
候補:『カーズ』(ジョン・ラセッター)/『フラッシュド・アウェイ』(デビッド・ボウアー、サム・フェル)
★撮影賞:『トゥモロー・ワールド』(エマニュエル・ルベツキ)
候補:『バベル』(ロドリゴ・プレイト)/『007/カジノ・ロワイヤル』(フィル・メヒュー)/『パンズ・ラビリンス』(ギレルモ・ナヴァロ)
/『ユナイテッド93』(バリー・アクロイド)
★編集賞:『ユナイテッド93』
候補:『バベル』/『007/カジノ・ロワイヤル』/『ディパーテッド』/『クイーン』
★美術デザイン賞:『トゥモロー・ワールド』
候補:『007/カジノ・ロワイヤル』/『マリー・アントワネット』
/『パンズ・ラビリンス』/『パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト』
★衣装デザイン賞:『パンズ・ラビリンス』
候補:『プラダを着た悪魔』/『マリー・アントワネット』/『パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト』/『クイーン』
★音響賞:『007/カジノ・ロワイヤル』
候補:『バベル』/『パンズ・ラビリンス』/『パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト』/『ユナイテッド93』
★視覚効果賞:『パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト』
候補:『007/カジノ・ロワイヤル』/『トゥモロー・ワールド』
/『パンズ・ラビリンス』/『スーパーマン・リターンズ』
★メイキャップ ヘア賞:『パンズ・ラビリンス』
候補:『プラダを着た悪魔』/『マリー・アントワネット』/『パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト』/『クイーン』
★オレンジ・ランジング・スター賞:エヴァ・グリーン
候補:エミリー・ブラント/ナオミ・ハリス/シリアン・マーフィ/ベン・ホイショウ
☆米国監督組合賞☆ Directors Guild of America Award
★59回を迎える米監督組合賞(Director Guild of America)は、オスカーの監督賞候補を占う重要な前哨戦。DGA受賞者はほぼオスカーの監督賞に当確というのが通例だ。過去58回で、52作品がオスカーで作品賞も授賞。
★今回は『ディーテッド』のマーティン・スコセッシ監督が8度目で授賞しました。ちなみには過去のDGA候補作は『タクシー・ドライバー』(76年)、『レイジング・ブル』(80年)、『グッドフェローズ』(90年)、『エイジ・オブ・イノセンス』(93年)、『ギャング・オブ・ニューヨーク』(02年)、『アビエーター』(04年)で、7度目の候補での初授賞。
★DGA賞の受賞者がオスカーの監督賞を逸したのは6例ある。
★68年、『冬のライオン』のアンソニー・ハーヴェイが『オリバー』のキャロル・リードに破れたのをはじめ、72年『キャバレー』のボブ・フォッシーが『ゴッドファーザー』のフランシス・フォード・コッポラに、85年『カラー・パープル』のスティーブン・スピルバーグ(受賞は『愛と哀しみの果て』のシドニー・ポラック)と95年『アポロ13』のロン・ハワード(受賞は『ブレイブハート』のメル・ギブソン)はオスカー候補にもならず、2000年『グリーン・デスティニー』のアン・リーが『トラフィック』のスティーブ・ソダーバーグに、そして昨年『シカゴ』のロブ・マーシャルが『戦場のピアニスト』のロマン・ポランスキーに、それぞれ逆転されている。
★ちなみにDGA賞を受賞した作品がオスカーの作品賞を受賞できなかったのは11例。『三人の妻への手紙』(49年)、『陽のあたる場所』(51年)、『静かなる男』(52年)、『ジャイアンツ』(56年)、『卒業』(67年)、『冬のライオン』(68年)、『カラー・パープル』(85年)、『7月4日に生まれて』(89年)、『アポロ13』(95年)、『プライベート・ライアン』(98年)、『グリーン・デスティニー』(00年)。
(2007/02/04 Updated)
★監督賞:マーチン・スコセッシ(『ディパーテッド』)
候補:(★がオスカー候補)
★アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ(『バベル』)同賞初候補。
★マーチン・スコセッシ(『ディパーテッド』)
★スティーブン・フリアーズ(『クイーン』)劇映画では初候補だが、テレビ映画部門で『フェール・セーフ』(2000年)でマーティン・パセタと共同監督で候補に。
ジョナサン・デイトン、ヴァレリー・ファリス(『リトル・ミス・サンシャイン』)初候補
ビル・コンドン(『ドリームガールズ』)初候補
★今年は、下馬評通りの順当な選考。主演男女優賞は、キングとクイーンに擬せられる、『ラスト・キング・オブ・スコットランド』のアフリカ系のフォレスト・ウィテカーと、『クイーン』でエリザベス女王を演じた英国女優のヘレン・ミレン。助演男女優賞は、『ドリームガールズ』のペア、エディ・マーフィとジェニファー・ハドソン。今年はアフリカ系がオスカーでも3部門独占の可能性がでてきた。
★米国映画俳優組合賞は95年からはじまった新しい業界の賞で、今回で13回を迎える。組合の会員は2100人ほどで、うちオスカー会員が1260人と最も多い。本賞の候補がオスカーでも有力となる。
★今年の注目は主演賞に2作品が絡むか、と思われたレオナルド・ディカプリオ。が、俳優組合の判断は、『ブラッド・ダイヤモンド』は主演で、他の映画賞では主演の『ディパーテッド』が助演賞のカテゴリーに振り分けたこと。でも、オスカーでは『ディパーテッド』の彼は主演の扱いと思われる。
★主演男優ではウィル・スミスが候補で、彼への組合での人気が窺える感じ。主演女優は、デンチとミレンとウィンスットが英国、クルズ(スペイン)で、米国はストリープのみ。助演女優では、『バベル』の菊地凛子が一角をしめ、オスカー候補がますます有力視される。同じく『バベル』のバラザはメイド役を演じたメキシコ系で外国俳優が2人。『リトル・ミス・サンシャイン』のブレスリンは子役、『ドリームガールズ』のハドソンはオーディション出身で、ともに新人。ブランシュットが唯一のベテランで、こちらは豪州女優。
★部門は映画とテレビのカテゴリーがあり。授賞式は1月28日。
(2007/01/29 Updated)
★劇場映画★
★主演男優賞:フォレスト・ウィテカー(『ザ・ラスト・キング・オブ・スコットランド』)
Outstanding Performance by a Male Actor in a Leading Role
候補:レオナルド・ディカプリオ(『ブラッドダイヤモンド』)/ライアン・ゴズリング(『ハーフ・ネルソン』)/ピーター・オトゥール(『ヴィーナス』 )/ウィル・スミス(『幸せのちから』)
★主演女優賞:ヘレン・ミレン(『クイーン』) Outstanding Performance by a Female Actor in a Leading Role
候補:ペネロペ・クルズ(『ボルベール 帰郷』)/ジュディ・デンチ(『ノーツ・オン・ア・スキャンダル』)/メリル・ストリープ(『プラダを着た悪魔』)/ケイト・ウィンスレット(『リトル・チルドレン』)
★助演男優賞:エディ・マーフィー(『ドリームガールズ』 )
Outstanding Performance by a Male Actor in a Supporting Role
候補:アラン・アーキン(『リトル・ミス・サンシャイン』)/レオナルド・ディカプリオ(『ディパーテッド』)/ジャッキー・アール・ヘイリー(『リトル・チルドレン』)/ジャイモン・フンスー(『ブラッド・ダイヤモンド』 )/
★助演女優賞:ジェニファー・ハドソン(『ドリームガールズ』)
Outstanding Performance by a Female Actor in a Supporting Role
候補:アドリアーナ・バラッザ(『バベル』)/ケイト・ブランシェット(『ノーツ・オン・ア・スキャンダル』 )/アブリゲル・ブレスリン(『リトル・ミス・サンシャイン』)/菊地凛子(『バベル』)
★最優秀キャスト演技賞:『リトル・ミス・サンシャイン』 Outstanding Performance by a Cast in a Motion Picture
候補:『バベル』/『ボビー』/『ディパーテッド』/『ドリームガールズ』
★過去、同作品賞がオスカーを受賞しなかったのは4作品。92年の『許されざる者』、95年の『ブレイブハート』、04年の『ミリオンダラー・ベイビー』、そして05年の『クラッシュ』。昨年の『クラッシュ』のような想定外がおきればわからないが、まず、ここで作品賞をとれば、オスカーでも有力といわれる。
★米国プロデューサー組合は、会員が3000人以上で、作品のみを対象に賞を与えている。TVドラマ部門などの各賞には有名プロデューサーの名が冠されているが、映画部門は伝説の名プロデューサーの名を冠した「ダリル・F・ザナック年間プロデューサー賞」。今年で18回目を迎えるが、毎年劇場公開作を対象に製作という観点から「作品賞」のみを選ぶものだ。6作品が候補になった年もあるが、今年は5作品が候補に。授賞式は1月20日、LAのセンチュリー・プラザ・ホテルで。
(2006/01/21 Updated)
 ★作品賞:『リトル・ミス・サンシャイン』★
候補:『バベル』/『ディパーテッド』/『ドリームガールズ』/『クイーン』
★アニメーション作品賞:『カーズ』★
候補:『フラッシュド・アウェイ』/『ハッピー・フィート』/『アイス・エイジ・メルトダウン』/『モンスターハウス』
★エピソディック・テレビドラマ作品賞候補:★
『グレイズ・アナトミー 恋の解剖学』
『ハウス』
『LOST』
『ザ・ソプラノス 哀愁のマフィア』
『24』
☆米国美術監督組合賞候補☆ Art Directors Guild of America Award
★オスカーの技術部門・美術監督組合賞の候補作が発表になった。同組合賞は、時代映画(Period Film)、ファンタジー映画、そしてコンテンポラリー映画の3つのカテゴリーがある。対象作ではフランスを背景にしたコスチューム劇『マリー・アントワネット』が無視された。時代劇部門で『黄金の花の呪い』はチャン・イーモウ監督の中国映画。
(2007/01/18 Updated)
★時代映画部門★
『黄金の花の呪い』(Huo Tingxiao)
『ドリームガールズ』(John Myhre)
『父親たちの星条旗』(Henry Bumstead)
『グッド・シェパード』(Jeannine Oppewall)
『プレステージ』(Nathan Crowley)
★ファンタジー映画部門★
『トゥモロー・ワールド』(Geoffrey Kirland)
『パンズ・ラビリンス』(Eugenio Caballero)
『パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト』(Rick Heinrichs)
『スーパーマン・リターンズ』(Guy Hendrix Dyas)
『Vフォー・ヴェンデッタ』(Own Paterson)
★コンテンポラリー映画部門★
『バベル』(Brigette Broch)
『007/カジノ・ロワイヤル』(Peter Lamont)
『ダ・ヴィンチ・コード』(Allan Cameron)
『ディパーテッド』(Kristi Zea)
『クイーン』(Alan MacDonald)
★今年は、『ディパーテッド』が本命だったが、1番のサプライズは『バベル』の作品賞かも。外国人記者クラブの選考らしい感じです。
★演技賞関連では主演賞はほぼ予想通りで、今後『ボラート』がオスカーの一角に入るか。今回の授賞で可能性がでてきたかも。助演賞では『ドリームガールズ』の本命ジェニファー・ハドソンと、エディ・マーフィが初めてそろいぶみ。ただし、エディがオスカーまで持つか。
★で、オスカーでは『ディパーテッド』と、出遅れていた『ドリームガールズ』が一騎打ち状態で、そこに『バベル』がすべりこく位置関係に。さらに、米国勢の『リトル・ミス・サンシャイン』もオスカーでは優位をしめる可能性も予想されます。
★アニメーション賞では、当初『ハッピー・フィート』が優位だったが、今回でピクサーの威力がここまで押し寄せていた『カーズ』が1歩リード。
★外国語映画賞では『硫黄島からの手紙』がはずれるため、『パンズ・ラビリンス』が最有力に浮上しそうです。
(2007/01/16 Updated)
★昨年は『ブロークバック・マウンテン』がドラマ部門の作品賞・監督賞・主演男優賞、助演女優賞など7部門の最多候補で、作品賞・監督賞を受賞した。今年は再び非米監督作(メキシコのアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督)の『バベル』が作品賞、監督賞・脚本賞・主演男優賞・助演女優賞(菊地凛子とアイドリアン・バランザで同部門ふたり)、音楽賞で7部門の最多候補に。
★今年の「異変」はふたりのダブル候補と、外国語映画賞。演技部門の主演男優賞でレオナルド・ディカプリオが『ディパーテッド』『ブラッド・ダイヤモンド』でダブル候補に。主演と助演でダブルのケースは結構あるが、主演でダブルは珍しい。いつ以来か、調べてみます。もうひとり監督部門で、クリント・イーストッドがダブル候補。『父親たちの星条旗』『硫黄島からの手紙』の硫黄島2部作によるものです。
★もうひとつ外国語映画賞では、メル・ギブソン監督の古代マヤ語作品『アポカリプト』とイーストウッド監督の日本語作『硫黄島からの手紙』が外国語映画賞枠に参入したこと。普通の外国語映画賞なら、今年はスペイン映画『ボルベール帰郷』とドイツ映画『善き人のためのソナタ』の戦い。あえて、作品賞でも下馬評が高い『硫黄島からの手紙』がこちらにまわったため、逆に『硫黄島からの手紙』が有利になったかも。オスカーではすでに外国語映画賞というのは、各国のエントリー作のなかから選ばれるため、米国製作の外国映画が参入することはない。
★あとゴールデン・ブローブ賞らしいのは、スターへの目線。各映画賞では無視されている、ジョニー・デップ、ブラッド・ピット、ベン・アフレックらを選んでいるのも注目。ここから案外オスカーにつながる可能性も。ミュージカル/コメディ部門の主演男優賞では英国のコメディ俳優サシャ・バロン・コーエンを選出、彼の作品『ボラート』が評価が高いので、これがオスカーにどの程度食い込むか注目です。
★作品賞候補のサプライズでは、そこそこの評価だった『ボビー』が作品賞に浮上したこと。
★名誉賞のセシル・デ・ミル賞は『俺たちに明日はない』から『ギャブラー』『シャンプー』『レッズ』『天国から来たチャンピオン』などで知られる、往年のハリウッドのプレイボーイにして、リベラル派の急先鋒、ウォーレン・ベイティが受賞する。
★沿革:オスカーの前哨戦として注目される「ゴールデン・グローブ賞」。44年に創設された。この14年間にゴールデン・グローブの作品賞がオスカーの作品賞に輝いたのは、11回(昨年の『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』を加え)。ほかの賞と決定的に違うのは、LA駐在の「外国人記者」による投票で決まること(現在の会員は90余名)、部門が「ドラマ」と「コメディ/ミュージカル」の2本立てで候補の間口を広めに設定していること。さらにTVの各部門もある。(12月23日時点で再予想。赤字が本命、青字が対抗)
★作品賞:『バベル』
候補(ドラマ部門):『ボビー』/『ディパーテッド』/『リトル・チルドレン』/『クイーン』
★監督賞:マーチン・スコセッシ(『ディパーテッド』)
候補:クリント・イーストウッド(『父親たちの星条旗』)/クリント・イーストウッド(『硫黄島からの手紙』)/アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ(『バベル』)
/スティーブン・フリアーズ(『クイーン』)
★主演男優賞(ドラマ部門):フォレスト・ウィテカー(『ラスト・キング・オブ・スコットランド』)
候補:レオナルド・ディカプリオ(『ディパーテッド』)/レオナルド・ディカプリオ(『ブラッド・ダイヤモンド』)/ピーター・オトゥール(『ヴィーナス』)
/ウィル・スミス(『幸せのちから』)
★主演女優賞(ドラマ部門):ヘレン・ミレン(『クイーン』)
候補:ペネロペ・クルズ(『ボルベール 帰郷』)
/ジュディ・デンチ(『ノーツ・オン・ア・スキャンダル』)/マギー・ギレンホール(『シェリーベイビー』)/ケイト・ウィンスレット(『リトル・チルドレン』)
★作品賞:『ドリームガールズ』
候補(ミュージカル/コメディ部門):『ボラート』/『プラダを着た悪魔』/『リトル・ミス・サンシャイン』/『サンキュー・スモーキング』
★主演男優賞:サシャ・バロン・コーエン(『ボラート』)
候補(ミュージカル/コメディ部門):ジョニー・デップ、(『パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマン・チェスト』)/アーロン・エッカート(『サンキュー・スモーキング』)/キウェテル・イジョフォー(『キンキーブーツ』)/ウィル・フェレル(『主人公は僕だ』)
★主演女優賞:メリル・ストリープ(『プラダを着た悪魔』)
候補:(ミュージカル/コメディ部門)アネット・ベニング(『ランニング・ウィズ・シザーズ』)/トニ・コレット(『リトル・ミス・サンシャイン』)/ビヨンセ・ノウルズ(『ドリームガールズ』)/レネ・ゼルウィガー(『ミス・ポーター』)
★助演男優賞:エディ・マーフィ(『ドリームガールズ』)
候補:ベン・アフレック(『ハリウッドランド』)/ジャック・ニコルソン(『ディパーテッド』)/ブラッド・ピット(『バベル』)/マーク・ウォルバーグ(『ディパーテッド』)
★助演女優賞:ジェニファー・ハドソン(『ドリームガールズ』)
候補:アドリアーナ・バラッザ(『バベル』)/ケイト・ブランシェット(『ノーツ・オン・ア・スキャンダル』)/エミリー・ブラント(『プラダを着た悪魔』)/菊地凛子(『バベル』)
★オリジナル音楽賞:『ザ・ペインテッド・ベール』(アレクサンドレ・デスプラン)
候補:『ザ・ファウンテイン』(クリント・マンセル)/『バベル』(グスターヴォ・サンタオラヤ)/『ノーマッド』(カルロス・シリオットゥ)/『ダ・ヴィンチ・コード』(ハンス・ジマー)
★脚本賞:『クイーン』(ピーター・モーガン)
候補:『バベル』(ギジェルモ・アリアゴ)/『リトル・チルドレン』(トッド・フィールド、トム・ペロッタ)/『ディパーテッド』(ウィルアム・モナハン)/『ノーツ・オン・ア・スキャンダル』(パトリック・マーバー)/『パンズ・ラビリンス』
★主題歌賞:『ザ・ソング・オブ・ハート The Song of Heart』(プリンス/サラ・マクラクラン/ハッピー・フィート)
候補:『ア・ファーザーズ・ウェイ a father's way』(クリス・ブルース/歌シール/幸せのちから)/『リッスン Listen』(スコット・カーター、ビヨンセ・ノウルズ、ヘンリー・クリガー、アン・プレヴィン/歌ビヨンセ・ノウルズ/ドリームガールズ)/『ネバー・ゴナ・ブレイク・マイ・フェイスNever Gonna Break My Faith』(ブライアン・アダムス、エリオット・ケネディ、アンドレア・リマンダ/歌メリー・j・ブライスとアレサ・フランクリン/ボビー)/『トライ・ノット・トゥ・リメンバー Try not to Remember』(シェリル・クロウ/歌シェリル・クロウ/ホーム・オブ・ザ・ブレイブ)
★外国語映画賞:『硫黄島からの手紙』(米映画/日本語/クリント・イーストウッド)
候補:『アポカリプト』(米映画/古代マヤ語/メル・ギブソン)/『善き人のためのソナタ』(独映画/ドイツ語/フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク監督)/『パンズ・ラビリンス』(スペイン/スペイン語/ギレルモ・デル・トロ)/『ボルベール帰郷』(スペイン/スペイン語/ペドロ・アルモドヴァル)
★アニメーション賞:『カーズ』
候補:『ハッピー・フィート』/『モンスターハウス』
★今年は、『ディパーテッド』が作品賞・監督賞の主要2冠。授賞の数だけなら、『ドリームガールズ』と『リトル・ミス・サンシャイン』の4冠が最多。演技賞では主演は順当だが、助演は男女『ドリームガールズ』と他には見られない選考。とくにエディ・マーフィ。予想された、ディカプリオや助演の菊地凛子が無視され、若手俳優では『リトル・ミス・サンシャイン』の男女が制した。外国語映画賞は『硫黄島からの手紙』に。 (2007/01/13 Updated)
★作品賞候補は、5強が順当にイン。インディ系の『リトル・チルドレン』、英国作『ノーツ・オン・ア・スキャンダル』も。演技賞部門では、レオナルド・ディカプリオが2作品で主演男優賞。助演女優賞では『バベル』の菊地凛子が候補に。あのオスカーでは無冠の名優ピーター・オトゥールも。ウィル・スミスも顔をだしはじめた。助演男優賞は通常5枠が6枠に拡大する盛況ぶり。監督賞は5強作品の監督が順当に候補になっている。
★ブロードキャスト映画批評家協会賞(BFCA=Broardcast Film Critics Association)は95年に創設され、今回で第10回を数える放送関係者による新興映画賞。95年の第1回目の作品賞は『いつか晴れた日に』。以後の作品賞は『ファーゴ』『LAコンフィデンシャル』『プライベート・ライアン』で、『アメリカン・ビューティ』『グラディエーター』『ビューティフル・マインド』とこの3年間はオスカーの作品賞と一致している。一昨年は『シカゴ』で作品賞が一致し4年連続のオスカーの露払い。選考メンバーは184人で、全13部門あり、うちオスカーの部門と一致するのは11部門。昨年同様、オスカーの授賞式が前倒しのため、オスカーの最終投票締め切り時期で参考になるテレビ中継の映画賞。例年のゴールデングローブから、同賞が俄然クローズアップされている。同賞の正式名称は「Critics' Choice Award」で、同賞では作品賞候補はトップテンと10本選出、演技賞なでも必ずしも5候補と一定していない。
(2006/12/22 Updated)
★作品賞:『ディパーテッド』(49得点)
候補:次点=ユナイテッド93(19点)。硫黄島からの手紙(18得点)/ドリームガールズ(16得点)/クイーン(13得点)/リトル・チルドレン/リトル・ミス・サンシャイン(9得点)/バベル(7得点)/リトル・チルドレン(5得点)/ブラッド・ダイヤモンド(4得点)/ノーツ・オン・ア・スキャンダル(4得点)
★主演男優賞:フォレスト・ウィテカー(『ザ・ラスト・キング・オブ・スコットランド』)(68得点)
候補:次点=レオナルド・ディカプリオ(『ディパーテッド』)22得点、ピーター・オトゥール(『ヴィーナス』)21得点/レオナルド・ディカプリオ(『ブラッド・ダイヤモンド』)19得点/ライアン・ゴズリング(『ハーフ・ネルソン』)7得点/ウィル・スミス(『幸せのちから』)7得点
★主演女優賞:ヘレン・ミレン(『クイーン』)102得点
候補:次点=ジュディ・デンチ(『ノーツ・オン・ア・スキャンダル』)21得点/メリル・ストリープ(『プラダを着た悪魔』)10得点/ケイト・ウィンスレット(『リトル・チルドレン』)9得点/ペネロペ・クルズ(『ボルベール 帰郷』)2得点
★助演男優賞:エディ・マーフィ(『ドリームガールズ』)35得点
候補:次点=ジャイモン・フンスー(『ブラッド・ダイアモンド』)32得点/ジャック・ニコルソン(『ディパーテッド』)25得点/アラン・アーキン(『リトル・ミス・サンシャイン』)21得点/アダム・ビーチ(『父親たちの星条旗』)17得点/ベン・アフレック(『ハリウッドランド』)14得点
★助演女優賞:ジェニファー・ハドソン(『ドリームガールズ』)74得点
候補:次点=ケイト・ブランシェット(『ノーツ・オン・ア・スキャンダル』)34得点/アドリアーナ・バラッザ(『バベル』)11得点/菊地凛子(『バベル』)11得点/キャサリン・オハラ(『フォー・ユア・コンスダレーション』)7得点/エマ・トンプソン(『主人公は僕だった』)6得点
★演技アンサンブル賞:リトル・ミス・サンシャイン41得点
候補:次点=ディパーテッド(43得点)/今宵、フィッツジェラルド劇場で(18得点)/バベル(18得点)/ドリームガールズ(9得点)/ボビー(7得点)
★監督賞:マーチン・スコセッシ(『ディパーテッド』)69得点
候補:次点=ポール・グリーングラス(『ユナイテッド93』)28得点/クリント・イーストウッド(『硫黄島からの手紙』)22得点/ビル・コンドン(『ドリームガールズ』)15得点/スティーブン・フリアーズ(『クイーン』)10得点
★アニメーション賞:『カーズ』57得点
候補:次点=『ハッピー・フィート』51得点/『モンスター・ハウス』18得点/『フラツシュド・アウェイ』9得点/『オーバー・ザ・ヘッジ』6得点
★作曲賞:フィリップ・グラス(『ジ・イリュージョニスト』)
候補:次点=ハワード・ショア(『ディパーテッド』)27得点/グスタヴォ・サントラーラ(『バベル』)26得点/ハンス・ジマー(『ダ・ヴィンチ・コ
トーマス・ニューマン(『グッド・ジャーマン』)13得点/クリント・マンセル(『ザ・ファンテン』)
★サントラ賞:『ドリームガールズ』
候補:次点=『ハッピー・フィート』23得点/『バベル』16得点/『マリー・アントワネット』11得点/『カーズ』10得点
★主題歌賞:「リッスン」(ビヨンセ・ノウルズ)
候補:次点=「ザ・ネイバー」(『シャット・アップアンド・シング』/デキシー・チックス)/「アイ・ニード・トゥ・ウェイク・アップ」(『不都合な真実』)17得点/「マイ・リトル・ガール」(『フリッカ』)15得点/「ネバー・ゴナ・ブレイク・マイ・フェイス」(『ボビー』)15得点/「オーディナリー・ミラクル」(『シャーロットのおくりもの』)14得点
★外国語映画賞:『硫黄島からの手紙』
候補:次点=『パンズ・ラビリンス』35得点/『ボルベール 帰郷』23得点/『アポカリプト』16得点/『ウォーター』5得点/『デイズ・オブ・グローリー』1得点
★若手俳優賞賞:ポール・ダノ(『リトル・ミス・サンシャイン』)
候補:次点=ジェイデン・クリストファー・サイア・スミス(『幸せのちから』)46得点/ジョセフ・クロス(『ランイング・ウィズ・シザーズ』)15得点/フレディ・ハイモア(『ア・グッド・イヤー』)13得点/キャメロン・ブライト(『サンキュー・スモーキング』)12得点
★若手女優賞:アビゲイル・ブレスリン(『リトル・ミス ・サンシャン』)
候補:次点=イヴァナ・バクエロ(『パンズ・ラビリンス』)20得点/シャキーラ・エプス(『ハーフ・ネルソン』)13得点/ケケ・パルム(『アケーラ・アンド・ザ・ビー』)12得点/ダコタ・ファニング(『シャーロットのおくりもの』)11得点
★コメディ映画賞:『ボラート』
候補:次点=『リトル・ミス・サンシャイン』49得点/『サンキュー・スモーキング』18得点/『プラダを着た悪魔』9得点/『フォー・ユア・コンシダレーション』9得点
★ファミリー映画賞:『シャーロットのおくりもの』
候補:次点=『アケーラ・アンド・ザ・ビー』37得点/『パイイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト』35得点/『ラッシー』11得点/『フリッカ』6得点
★脚本家賞:マイケル・アーント(『リトル・ミス・サンシャン』)41得点
候補:次点=ピーター・モーガン(クイーン)33得点/ウィリアム・モナハン(ディパーテッド)29得点/トッド・フィールド(リトル・チルドレン)17得点/ザック・ヘルム(主人公は僕だった)15得点/ギレルモ・アリエガ(バベル)8得点
★オスカーのメイキャップ部門のエントリー作が発表された。6作品のエントリー作のなかから投票で、3作品がオスカー候補となる。
(2007/01/12 Updated)
★候補作★(★がオスカー候補作)
★『アポカリプト』
★『もしも昨日が選べたら』
★『パンズ・ラビリンス』
『パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト』
『プレステージ』
『サンタクローズ3/クリスマス大決戦!』
『X-メン ファイナルディシジョン』
☆第21回米国撮影家協会賞☆ American Society of Cinematographers Outstanding Achievement Awards
★『トゥモロー・ワールド』はクルマのなかでカメラが360度ぐるり自在に動く「特許」ものの撮影技術や都市市街戦の手持ち映像など斬新。『ブラック・ダリア』は3回目の候補のジグモンドが40年代のロスをノワール調で。ロバート・デ・ニーロ監督の『ザ・グッド・シェパード』は8回目の候補のベテラン、リチャードソンがCIAの創設期を描く。メル・ギブソン監督の『アポカリプト』はセムラーが2度目の候補が古代マヤ文明の時代を描く。『ジ・イリュージョン』のポープは初候補。ちなみに5人の撮影監督は多国籍で、ルベツキはメキシコ出身、セムラーは豪州出身、ポープは英国出身、ジグモンドはハンガリー出身、そしてリチャードソンは米国。
★米国撮影家協会賞は1919年創設。いまは290人の会員で、各企業からの準会員は約140人という構成。授賞式は2月18日、LAのザ・ハイアット・リージェンシー・センチュリー・プラザ・ホテルで。
(2007/01/12 Updated)
★候補作(★がオスカー候補)
★『トゥモロー・ワールド』(エマニュエル・ルベツキ)
★『ジ・イリュージョン』(ディック・ポープ)
『ザ・グッド・シェパード』(ロバート・リチャードソン)
『アポカリプト』(ディーン・セムラー)
★『ブラック・ダリア』(ヴィルモス・ジグモンド)
☆オンライン映画批評家賞☆ Online Film Critics Society Awards
☆97年に創設されたオンライン映画批評家協会(the Online Film Critics Society=OFCS)はオンライン・メディアでレビュー、エッセイ、インタビューを発表している映画ジャーナリスト、学者、映画史研究家によるプロの協会。会員は世界から登録可能で、自分のオンライン上のサイトで年間少なくても50本以上のプロレベルのレビューを発表しているのが条件。会費は無料。
★今年はメキシコ勢の当たり年。『バベル』『パンの迷宮』『トゥモロー・ワールド』と3作品が作品賞・監督賞・脚本賞・撮影賞と主要部門を占めている。『バベル』が菊地凛子の2部門も含めて7部門8個の候補。『トゥモロー・ワールド』は5部門候補、『パンの迷宮』は外国語映画賞も含めて5部門、もとりわけ、『パンの迷宮』は評価が上昇中だ。
★『バベル』に対抗する『ディパーテッド』は作品賞・監督賞・脚本賞の主要部門のほか、演技部門で主演男優賞にディカプリオ、助演男優賞にジャック・ニコルソンとマーク・ウォールバーグの2人を含め6部門7個の候補。
『ユナイテッド93』と『リトル・ミス・サンシャイン』が4部門候補。意外は『ドリームガールズ』のジェニファー・ハドソンが助演女優賞部門で無視されたこと。代わりに新人賞部門のみで。あとほかでは見かけない、『ハード・キャンディ』のエレン・ページがここで登場。
(2007/01/09 Updated)
★作品賞:『ユナイテッド93』
☆候補:『バベル』/『トゥモロー・ワールド』/『ディパーテッド』/『パンズ・ラビリンス』
★監督賞:マーチン・スコセッシ(『ディパーテッド』)
☆候補:アルフォンゾ・キュアロン(『トゥモロー・ワールド』)/ギレルモ・デル・トロ(『パンの迷宮』)/ポール・グリーングラス(『ユナイテッド93』)/ アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリット(『バベル』
★主演男優賞:フィレスト・ウィテカー(『ラスト・キング・オブ・スコットランド』)
☆候補:サシャ・バロン・コーエン(『ボラート』)/レオナルド・ディカプリオ(『ディパーテッド』)/ライアン・ゴズリング(『ハーフ・ネルソン』)/ピーター・オトゥール(『ヴィーナス』)
★主演女優賞:ヘレン・ミレン(『クイーン』)
☆候補:ペネロペ・クルズ(『ボルベール 帰郷』)/ジェディ・デンチ(『ノーツ・オン・ア・スキャンダル』)/メリル・ストリープ(『プラダを着た悪魔』)/ケイト・ウィンスレット(『リトル・チルドレン』)
★助演男優賞:ジャッキー・アール・へイリー(『リトル・チルドレン』)
☆候補:アラン・アーキン(『リトル・ミス・サンシャイン』)/エディ・マーフィ(『ドリームガールズ』)/ジャック・ニコルソン(『ディパーテッド』)/マーク・ウォルバーグ(『ディパーテッド』)
★助演女優賞:アビゲイル・ブレスリン(『リトル・ミス・サンシャイン』)
☆候補:アドリアーナ・バラッザ(『バベル』)/ケイト・ブランシェット(『ノーツ・オン・ア・スキャンダル』)/菊地凛子(『バベル』)
★オリジナル脚本賞:『パンズ・ラビリンス』(ギレルモ・デル・トロ)
☆候補:『バベル』/『リトル・ミス・サンシャイン』/『ユナイテッド93』
★脚色賞:『トゥモロー・ワールド』( アルフォンゾ・キュアロン、ティモシー・セクストン、デイヴィッド・アラタ、マーク・ファガス、ホーク・オスタビー)
☆候補:『ディパーテッド』/『リトル・チルドレン』/『プレステージ』/『サンキュー・スモーキング』
★撮影賞:『トゥモロー・ワールド』(エマニュエル・ルベツキ)
☆候補:『アポカリプト』/『バベル』/『ザ・ファウンテン』/『パンズ・ラビリンス』
★編集賞:『ユナイテッド93』
☆候補:『バベル』/『トゥモロー・ワールド』/『ディパーテッド』/『ザ・ファウンテン』
★音楽賞:『ザ・ファンテン』(クリント・マンセル)
☆候補:『バベル』/『ジ・イリュージョニスト』/『ノーツ・オン・ア・スキャンダル』
★長編ドキュメンタリー賞:『不都合な真実』
☆候補:『ブロック・パティ』/『シャット・アップ・アンド・シング』/『ジーザズ・キャンプ』/『ニール・ヤング:ハート・オブ・ゴールド』
★外国語映画賞:『パンの迷宮』(メキシコ)
☆候補:『ザ・デス・オブ・ミスター・ラザレスク』(ルーマニア)/『ある子供』(ベルギー)/『ボルベール 帰郷』(スペイン)/『ウォーター』(インド)
★アニメーション賞:『スキャナー・ダークリー』
☆候補:『カーズ』/『ハッピー・フォート』/『モンスターハウス』/『オーバー・ザ・ヘッジ』
★新人監督賞:ジョナサン・ダイトン、バレリー・ファリス(『リトル・ミス・サンシャイン』)
☆候補:ライアン・フレック(『ハーフ・ネルソン』)/リーアン・ジョンソン(『ブリック』)/ニール・マーシャル(『ザ・ディーセント』)/ジェイソン・ライトマン(『サンキュー・スモーキング』)
★新人演技賞:サシャ・バロン・コーエン(『ボラート』)
☆候補:シャリーカ・エプス(『ハーフ・ネルソン』)/ジェニファー・ハドソン (『ドリームガールズ』)/菊地凛子(『バベル』)/エレン・ページ(『ハード・キャンディ』)
☆パームスプリング国際映画祭賞☆ The Palm Springs International Film Festival 2007 Gala Awards
★アンサンブル演技賞:『バベル』
★年間監督賞:アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ(『バベル』)
★生涯功績賞:ケイト・ブランシェット(『バベル』『ノーツ・オン・ア・スキャンダル』『ザ・グッド・ジャーマン』)
★アクションに関するディザート・パーム業績賞:ケイト・ウィンスレット(『リトル・チルドレン』)
★ソニー・ボノ・ヴィジョナリー賞:トッド・フィールド(『リトル・チルドレン』)
★ライジング・スター賞男優部門:アダム・ビーチ(『父親たちの星条旗』)
★ライジング・スター賞女優部門:ジェシカ・ベール(『ジ・イリュージョニスト』)
★フレデリック・ローウェル賞(映画作曲賞):フィリップ・グラス(『ジ・イリュージョニスト』『ノーツ・オン・ア・スキャンダル』)
★チアマンズ・ヴァンガード賞:『リトル・ミス・サンシャイン』
★芸術に関するSAG基金パトロン賞:シドニー・ポラック
★新人賞:ジェニファー・ハドソン(『ドリームガールズ』)
(2007/01/09 Updated)
★視覚効果(Visual Effects)のプロ80人余人が選ぶ映画賞。今年で5回目と歴史が浅く、あまりクローズアップされていない技術賞で、ボクは今回はじめてOscarWatchからのニュース短信で知りました。映画をはじめ、テレビ、CM、ミュージック・ビデオ、そしてゲームと21のカテゴリーが賞の対象。授賞発表は、2月11日、ハリウッドのコダック・グランド・ボールルームで。
(2007/01/08 Updated)
★優秀特殊効果賞/映画部門候補
★『007/カジノ・ロワイヤル』(Chris Corbould, Peter Notley, Ian Lowe, Roy Quinn)
★『スーパーマン・リターンズ』(Neil Corbould, David Brighton, David Young, Robert Higgie)
★ベスト・シングル視覚効果賞/映画部門候補
★『トゥモロー・ワールド』(出産シーン/Tim Webber, Lucy Killick, Andy Kind, Craig Bardsley)
★『パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト』(John Knoll, Ned Gorman, Jakub Pistecky, Tom Fejes)
★『ポセイドン』(Boyd Shermis, Rhonda Gunner, Kim Libreri, Philippe Rebours)
★『X-メン:ファイナル ディシジョン』(Eric Saindon, Cyndi Ochs, GG Heitmann, Roger Shortt)
★優秀視角効果賞/映画部門候補
★『シャーロットのおくりもの』(Karin Joy, John Berton, Blair Clark, John Dietz)
★『パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト』(John Knoll, Jill Brooks, Hal Hickel, Charlie Gibson)
★『ザ・ファンテイン』(Jeremy Dawson, Dan Schrecker, Mark Soper, Peter Parks)
★優秀補助視覚効果賞/映画部門候補
★『ブラッド・ダイヤモンド』(Jeffrey Okun, Thomas Boland, Tim Crosbie, Neil Greenberg)
★『トゥモロー・ワールド』(Lucy Killick, Frazer Churchill, Timothy Webber, Paul Corbould)
★『父親たちの星条旗』(Michael Owens, Matthew Butler, Bryan Grill, Julian Levi)
★『ダ・ヴィンチ・コード』(Barrie Hemsley, Angus Bickerton, Gary Brozenich, Paul Riddle)
☆第41回全米映画批評家協会賞☆ National Society of Film Critics Awards
★点数制の選考なので、数値化された順位が興味の的。今年は特に、主演男優賞が大接戦。ほかの映画賞で賞を独占しているフォレスト・ウィテッカーとピーター・オトゥールが54点で同点となり、ふたりだけの決戦投票で9対8の1点差で、ウィテッカーが授賞した。逆に主演女優賞のヘレン・ミレンは94点と今年の全部門通してのダントツ最高得点。
★作品賞は『パンズ・ラビリンス』が授賞したことは、毎年独自の選考が多い同賞らしい。スペインの内戦を背景に少女が母と義父で旅をする、スティーブン・キングをして『オズの魔法使い』以来の大人のファンタジーと言わしめた賞レースでうなぎのぼりの評価を得ている注目作。面白いのは本作はスペイン語のメキシコ映画、2位はルーマニア作品、3位は日本語のハリウッド作と、いずれも「外国語作」がベスト3を占めたこと。
★同賞では、ここ数年、演技部門ではオスカーとかなり一致している。助演賞では、女優部門でメリル・ストリープが2作品対象で、本命のハドソンを抑えてベテランの面目躍如。男優部門でマーク・ウォルバーグがアール・ヘイリーを抑えて授賞。オスカーでも、このふたりが雌雄を決するかも。
★全米批評家協会賞は66年、当時新聞記者が独占していてた状況下、NY映画批評家協会賞への参加を拒否された雑誌ライターによって創設された。現在のメンバーは、タイム誌、ENTERTAIMENT WEEKLY、ヴォーグなどの大手の雑誌ジャーナリスト、NYタイムズ、LAタイムズなどの新聞ジャーナリスト、放送ジャーナリストなど58名。1位を3点、2位を2点と計算して集計する投票法。過去40回の作品賞で外国語作品が11回選ばれた。アカデミーの作品賞と一致したのは『アニー・ホール』『許されざる者』『シンドラーのリスト』『ミリオンンダラー・ベイビー』と4度のみ。また『ベイブ』『トッツィー』とコメディ映画を作品賞に選んだのも、他に見られれぬ特筆点。ま、過去のデータから見ると、オスカーに与える影響は極めて低いようだ。批評家賞では唯一、結果のみを発表し受賞パーティをしないのも特徴。
★04年は『ミリオン・ダラー・ベイビー』が作品賞を制覇。3位に『ビフォア・サンセット』が入ったのは嬉しい。監督賞はチャン・イーモウと、スコセッシは無視された。05年は作品賞は『カポーティ』で、主演賞のフィリップ・シーモア・ホフマン、リース・ウィザースプーンがオスカー授賞と一致した。 (2007/01/07 Updated)
★作品賞:『パンズ・ラビリンス Pans Labyrinth』34点
2位:『ザ・デス・オブ・ミスター・ラズレスク』31点、3位:『硫黄島からの手紙』29点)
★監督賞:ポール・グリーングラス、21点(『ユナイテッド93』)
2位:マーチン・スコセッシ15点、2位:ギレルモ・デル・トロ15点(『ディパーテッド』)
★主演男優賞:フォレスト・ウィテカー54点(『ラスト・キング・オブ・スコットランド』)
2位:ピーター・オトゥールタイの54点(『ヴィーナス』)だったが、タイブレークの末、1点差で。3位:ライアン・ゴズリング37点(『ハーフ・ネルソン』)
★主演女優賞:ヘレン・ミレン94点(『クイーン』)
2位:ローラ・ダン32点(『インランド・エンペラー』)、3位:ジュディ・デンチ25点『ノーツ・オン・ア・スキャンダル』
★助演男優賞:マーク・ウォルバーグ28点(『ディパーテッド』)
2位:ジャッキー・アール・ヘイリー18点(『リトル・チルドレン』)、3位:アラン・アーキン17点(『リトル・ミス・サンシャイン』)
★助演女優賞:メリル・ストリート25点(『プラダを着た悪魔』『今宵、フィッツジェラルド劇場で』)
2位:ジェニファー・ハドソン22点(『ドリームガールズ』)、3位:シャリーカ・エプス16点(『ハーフ・ネルソン』)
★撮影賞:『トゥモロー・ワールド』(エマミュエル・ルベツキ)
2位:『パンズ・ラビリンス』、3位:『黄金の花の呪い』10点
★ノンフィクションド賞:『不都合な真実』26点
2位:『デリバー・アス・フロム・イーブル』24点、3位:『シャット・アップ・アンド・シング』13点
★脚本賞:『クイーン』(ピーター・モーガン)67点
2位:『ディパーテッド』(ウィリアム・モナハン)25点、3位:『グッド・シェパード』(エリック・ロス)15点
★実験的映画賞:『インランド・エンペラー』(デジタルビデオの可能性に関する実験に与えらえる賞で、デビッド・リンチ監督の迷宮性に対して)
★映画遺産賞:『影の軍隊』(ジャン・ピエール・メルヴィル監督の69年製作作品のレストア版で米国初公開作)
★映画遺産賞:「ムービング・イメージ博物館」(伝説的作品『Out 1』を米国公開を含め、フランスのジャック・リベット監督の完全米国回顧展を提供したことに対して)
★作品賞:『ユナイテッド93』
★ロバート・アルトマン賞(監督賞):ポール・グリーングラス(『ユナイテッド93』)
★主演男優賞:フォレスト・ウィテカー(『ザ・ラスト・キング・オブ・スコットランド』)
★主演女優賞:ヘレン・ミレン(『クイーン』)
★助演男優賞:マイケル・シーン(『クイーン』)
★助演女優賞:キャサリン・オハラ(『フォー・ユア・コンシダレーション』)
★脚本賞:マイケル・アーント(『リトル・ミス・サンシャイン』)
★脚色賞:ウィリアム・モナハン(『ディパーテッド』)
★外国語映画賞:『硫黄島からの手紙』
★アニメーション賞:『オーバー・ザ・ヘッジ』
★ドキュメンタリー賞:『不都合な真実』
(2007/01/03 Updated)
☆シカゴ映画批評家賞☆ Chicago Film Critics Awards
★作品賞:『ディパーテッド』
候補:『バベル』/『リトル・ミス・サンシャイン』/『クイーン』/『ユナイテッド93』
★監督賞:マーチン・スコセッシ(『ディパーテッド』)
候補:クリント・イーストウッド(『硫黄島からの手紙』)/アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ(『バベル』)/スティーブン・フリアーズ(『クイーン』)/ポール・グリーングラス(『ユナイテッド93』)
★主演男優賞監督賞:フォレスト・ウィテカー(『ザ・ラスト・キング・オブ・スコットランド』)
レオナルド・ディカプリオ(『ディパーテッド』)/ライアン・ゴズリング(『ハーフ・ネルソン』)/ピーター・オトゥール(『ヴィーナス』)/ウィル・スミス(『幸せのちから』)
★主演女優賞監督賞:ヘレン・ミレン
(『ザ・クイーン』)
候補:ペネロペ・クルズ(『ボルベール 帰郷』)/ジュディ・デンチ(『ノーツ・オン・ア・スキャンダル』)/マギー・ギレンホール(『シェリーベイビー』)/ケイト・ウィンスレット(『リトル・チルドレン』)/メリル・ストリープ(『プラダを着た悪魔』)
★助演男優賞:ジャック・アール・ヘイリー(『リトル・チルドレン』)
候補:ベン・アフレック(『ハリウッドランド』)/エディ・マーフィ(『ドリームガールズ』)/ジャック・ニコルソン(『ディパーテッド』)/ブラッド・ピット(『バベル』)/マイケル・シーン(『クイーン』)
★助演女優賞:菊地凛子(『バベル』)
候補:アドリアーナ・バラッザ(『バベル』)/ケイト・ブランシェット(『ノーツ・オン・ア・スキャンダル』)/アブリゲール・ブレスリン(『リトル・ミス・サンシャイン』)/トニ・コレット(『リトル・ミス・サンシャイン』)/ジェニファー・ハドソン(『ドリームガールズ』)
★脚本賞:ピーター・モーガン(『クイーン』)
候補:『バベル』(ギジェルモ・アリアゴ)/『硫黄島からの手紙』(アイリス山下)/『リトル・ミス・サンシャイン』(マイケル・アーント)/『ユナイテッド93』(ポール・グリーングラス)
★脚色賞:ウィリアム・モナハン(『ディパーテッド』)
候補:『リトル・チルドレン』(トッド・フィールド、トム・ペロッタ)/『今宵、フィッツジェラルド劇場で』(ギャリソン・キーラー)/『ノーツ・オン・ア・スキャンダル』(パトリック・マーバー)/『サンキュー・スモーキング』(ジェイソン・ライトマン)
★オリジナル音楽賞:『ザ・ファウンテイン』(クリント・マンセル)
候補:『ザ・ペインテッド・ベール』(アレクサンドレ・デスプラン)/『硫黄島からの手紙』(カイル・イーストウッド、マイケル・スティーブンス)
/『バベル』(グスターヴォ・サンタオラヤ)/『ノート・オン・ア・スキャンダル』(フィップ・グラス)/『クイーン』(アレクサドレ・デスプラント)
★撮影賞:『トゥモロー・ワールド』(エマニェル・ルベツキ)
候補:『バベル』(ロドリゲス・プリエトゥ)/『ディパーデット』(ミヒャエル・バルハウス)/『ファウンテイン』(マシュー・リバティーク)/『硫黄島からの手紙』(トム・スターン)
★ドキュメンタリー賞:『不都合な真実』
候補:『デリバー・アス・フロム・イヴィル』/『ジーザス・キャンプ』
/『シャット・アップ・アンド・シング』/『ワードプレイ』
★最優秀新人演技賞(Most Promising Performer):サシャ・バロン・コーエン(『ボラート』)
候補:イヴァン・バクエーロ(『パンズ・ラビリンス』)/シャリーカ・エプス(『ハーフ・ネルソン』)/菊地凛子(『バベル』)/ケキ・パルマー(『アキーラ・アンド・ザ・ビー』)
★最優秀新人監督賞(Most Promising Director)
:リアン・ションソン(『ブリック』)
候補:ジョナサン・デイトン、ヴァレリー・ファニス(『リトル・ミス・サンシャイン』)/ギル・キーナン(『モンスターハウス』)/ジェイソン・ライトマン(『サンキュー・スモーキング』)/ジェイムス・マクティーグ(『Vフォー・ヴェンデッタ』)
★外国語映画賞:『硫黄島からの手紙』(米映画/日本語/クリント・イーストウッド)
候補:『アポカリプト』(米映画/古代マヤ語/メル・ギブソン)/『Tsotsi』(南ア映画/ズール語、アフリカ語など/ギャヴィン・フード監督)/『パンズ・ラビリンス』(スペイン/スペイン語/ギレルモ・デル・トロ)/『ボルベール帰郷』(スペイン/スペイン語/ペドロ・アルモドヴァル)
(2006/12/31 Updated)
☆アニメーション界の「オスカー」とも言える「アニー賞」(国際アニメーション映画協会主催)。同賞は映画部門、テレビ部門、ホームビデオ部門がある。『カーズ』と『Flushed Away』が9部門で最多候補。各批評家賞では、豪州産の『ハッピー・フィート』が『カーズ』を圧倒しているが…。授賞式は2月11日。
(2006/12/30 updated)
★作品賞候補:
『カーズ』(ピクサー・アニメション・スタジオ/ディズニー)
『ハッピー・フィート』(アニマル・ロジック・フィルムとの共同でケネディ・ミラー・プロダクション/ワーナーブラザーズ)
『モンスターハウス』(イメージムーバーズ・アンブリン・プロダクション/ソニー・ピクチャーズ)
『オープン・シーズン』(ソニー・ピクチャーズ・アニメーションズ)
『オーバー・ザ・ヘッジ』(ドリームワークス・アニメーション)
☆ユタ映画批評家賞☆ Utah Film Critics Awards
★作品賞:『ユナイテッド93』 次点:『ディパーテッド』
★監督賞:アルフォンゾ・キュアロン(『トゥモロー・ワールド』) 次点:ポール・グルーングラス(『ユナイテッド93』)
★主演男優賞:サシャ・バロン・コーエン(『ボラート』)
★主演女優賞:ヘレン・ミレン(『クイーン』) 次点:シャリーカ・エプス(『ハーフ・ネルソン』)
★助演男優賞:マイケル・シーン(『クイーン』) 次点:マーク・ウォルバーグ(『ディパーテッド』)
★助演女優賞:菊地凛子(『バベル』) 次点:マギー・ギレンホール(『ワールド・トレード・センター』『主人公は僕だった』)
★非英語映画賞:『硫黄島からの手紙』 次点:『パンの迷宮』
★ドキュメンタリー賞:『不都合な真実』
(2006/12/30 Updated)
☆フロリダ映画批評家賞☆ Frorida Film Critics Awards
★作品賞:『ディパーテッド』
★監督賞:マーチン・スコセッシ(『ディパーテッド』)
★主演男優賞:フォレスト・ウィテカー(『ザ・ラスト・キング・オブ・スコットランド』)
★主演女優賞:ヘレン・ミレン(『クイーン』)
★助演男優賞:ジャック・ニコルソン(『ディパーテッド』)
★助演女優賞:ケイト・ブランシュエット(『ノーツ・オン・ア・スキャンダル』)
★脚本賞:ウィリアム・モナハン(『ディパーテッド』)
★外国語映画賞:『パンズ・ラビリンス』
★アニメーション賞:『モンスターハウス』
★撮影賞:ギレルモ・ナヴァロ(『パンの迷宮』)
★ドキュメンタリー賞:『不都合な真実』
★撮影賞:『パンの迷宮』
★ポーリン・ケール・ブレイクスルー賞:ジェニファー・ハドソン(『ドリームガールズ』)
(2006/12/23 Updated)
☆サンディエゴ映画批評家賞☆ San Diego Film Critics Awards
★作品賞:『硫黄島からの手紙』
★監督賞:クリント・イーストウッド(『硫黄島からの手紙』)
★主演男優賞:高倉健(『単騎、千里を走る』)
★主演女優賞:ヘレン・ミレン(『クイーン』)
★助演男優賞:レイ・ウィンストン(『ザ・プロポジション』)
★助演女優賞:リリ・テイラー(『ファクトタム Factotum』)
★脚本賞:カレン・モンクリフ(『ザ・デッド・ガール』)
★脚色賞:ジェイソンン・ライトマン(『サンキュー・スモーキング』)
★外国語映画賞:『単騎、千里を走る』
★アニメーション賞:『カーズ』
★撮影賞:ディック・ポープ(『ジ・イルージョニスト』)
★ドキュメンタリー賞:『シャット・アップ・アンド・シング』
★編集賞:『ユナイテッド93』
★製作デザイン:『Vフォー・ヴェンデッタ』
★音楽賞:グスターボ・サンタオラヤ(『バベル』)
★演技アンサンブル賞:『バベル』
(2006/12/30 Updated)
★『キャリー』『シャイニング』などで知られた、あの人気モダン・ホラー作家スティーブン・キングがEntertainment Weekly誌で書いているコラムで発表された、恒例の映画ベスト10。10位に『世界最速のインディアン』、9位はメキシコ人の友人のため故郷まで遺体を運ぶ男を描くトミー・リー・ジョーンズ監督作。7位に機上のサスペス作『スネーク・フライト』、5位に穴蔵探検ホラーの『ディーセント』と、ほかのベスト10にないキングらしい選考。
★4位の『カジノ・ロワイヤル』は『007ゴールドフィンガー』以来の007映画のベスト作と絶賛。1位の『パンズ・ラビリンスパン』に関しては、大人のためのR指定のおとぎ話は、『オズの魔法使い』以来のベスト・ファンタジーーと絶賛。(2006/12/23 Updated)
☆スティーブン・キングが選んだベスト10
- パンズ・ラビリンス
- ユナイテッド93
- ディパーテッド
- 007/カジノ・ロワイヤル
- ディーセント
- ジ・イリュージョニスト
- スネーク・フライト
- ウェスト・ディープ
- ディストリクト B13
- メリキアデス・エルトラーダの3度の埋葬
- 世界最速のインディアン
☆タイム誌年間ベスト1o☆ Time Magazine Best 10 of 2006
★米国の代表的な一般雑誌タイムはリチャード・シスケルとリチャード・コリースという両リチャードが主筆の批評家。ベスト10は毎回、独自の選考で数本、意外な作品が入っている。今年のベスト1はイーストウッド監督の『硫黄島からの手紙』に決定。下馬評で5強の『ドリームガールズ』『バベル』が無視された。
★代わりに、英国コメディ『ボーラット』が2位で高評価。デル・トロ監督と製作キュアロンのスペイン語映画『パンの迷宮 Pans Labyrinth』が6位、デ・ニーロの監督2作目のCIAスパイ映画が7位。9位はドキュメンタリー。最後の10位はチョウ・ユンファ主演のチャン・イーモウ監督の王宮時代劇。(2006/12/23 Updated)
☆タイム誌ベスト10
- 硫黄島からの手紙
- ボラート
- ディパーテッド
- ユナイテッド93
- クイーン
- パンズ・ラビリンス
- クイーン
- グッド・シェパード
- カーズ
- ディストリクト B13
- 黄金の花の呪い The Curse of Golden Flower
☆NY映画批評家協会賞☆ New York Film Critics Circle Awards
★ローリング・ストーン誌のピーター・トラヴァースなど、NYの雑誌・新聞の映画ジャーナリスト、映画評論家の投票で決定する米国を代表する批評家映画賞。一昨年は作品賞『ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還』がメジャー作だったが、それ以外はほとんどインディ映画への評価となった。昨年はほかの映画賞同様、インディ作『サイドウェイ』が4部門で受賞したただしNYならではのこだわりもチラチラ。
★昨年はアン・リー監督の『ブロークバック・マウンテン』が主要3部門を制した。今年は「実話」の素材が主流で、作品賞は9.11同時多発テロ再現映画『ユナイテッド93』に決定。次点はエリザベス女王の苦悩を描く『クイーン』、ギャング映画『ディパーテッド』だった。監督賞は『ディパーテッド』のマーチン・スコセッシ監督が受賞。次点は『クイーン』のスティーブン・フリアーズ監督、『硫黄島からの手紙』のクリント・イーストウッド監督だった。
★主演賞も下馬評通り、主演女優賞は『クイーン』のエリザベス女王役ヘレン・ミレン、主演男優賞は『ザ・ラスト・キング・オブ・スコットランド』でアミン大統領役のフォレスト・ウィテカーと、キングとクイーンの2強が制覇した。主演女優賞の次点は、ジュディ・デンチ(『ノーツ・オン・ア・スキャンダル』)、メリル・ストリープ(『プラダを着た悪魔』)。主演男優賞の次点は、『ハーフ・ネルソン』のライアン・ゴスリン、『ボラート』のサシャ・バロン・コーエン。
★驚きは外国語映画賞で、リノ・ヴァンチュラが主演したジャン=ピエール・メルビル監督の69年作品『影の軍隊』が37年のときを経ての受賞となった。本作は今年初公開されたため。ニュースウィーク誌のデヴィッド・アンセンは個人のベスト10で1位にしている。いかにもNYらしいこだわり。次点はアルモドヴァル監督の『ボルベール 帰郷』(スペイン)、『ザ・デス・オブ・ミスター・ラザレスク The Death of Mr. Lazarescu』。アニメ映画賞は豪州のジョージ・ミラー監督の『ハッピー・フィート』。次点は『カーズ』『スキャナー・ダークリー』。
★助演男優賞はかつて『がんばれ!ベアーズ』でワルガキ役を演じた子役出身のジャッキー・アール・ヘイリーで、『リトル・チルドレン』で受賞。次点は『ドリームガールズ』のエディ・マーフィ、『リトル・ミス・サンシャイン』のスティーブ・カレル。助演女優賞は『ドリームガールズ』の新人ジェニファー・ハドソン。次点は、シャリーカ・エプス(『ハーフ・ムーン』)、キャサリン・オハラ(『フォー・ユア・コンシダレーション』)。
★脚本賞は、『クイーン』のピーター・モーガン。次点は『リトル・ミス・サンシャイン』のマイケル・アーント、『ディパーテッド』のウィリアム・モナハン。撮影賞はスペインの『パンの迷宮』。次点はチャン・イーモウ監督作の中国映画『黄金の花の呪い Curse of the Golden Flower』とキュアロン・アルフォンゾ監督作の『トゥモロー・ワールド』。ドキュメンタリー賞(NYではノン・フィクション賞の名称)は『デリバー・アス・フロム・イーブル』。次点は『49アップ』とアル・ゴア前米副大統領の地球温暖化講演採録映画『不都合な真実』。
(2006/12/12 Updated)
★作品賞:『ユナイテッド93』
★主演男優賞:フォレスト・ウィテカー(『ザ・ラスト・キング・オブ・スコットランド』)
★主演女優賞:ヘレン・ミレン(『クイーン』)
★助演男優賞:ジャッキー・アール・ヘイリー(『リトル・チルドレン』)
★助演女優賞:ジェニファー・ハドソン(『ドリームガールズ』)
★監督賞:マーチン・スコセッシ(『ディパーテッド』)
★脚本賞:ピーター・モーガン(『クイーン』)
★撮影賞:『パンズ・ラビリンス』
★外国語映画賞:『影の軍隊』(仏)
★ノンフィクション映画賞:『デリバー・アス・フロム・イブル Deliver Us From Evil』(70年代の北カリフォルニアで、信頼と尊敬を集めたオリヴァ・オグレイ神父は、以来30年にわたり子どもへの性的虐待をしていた幼児性愛者だった。アイミー・バーグ監督が神父本人にインタビューし、カソリック教会の腐敗を暴く内容)
★アニメーション賞:『ハッピー・フィート』
☆NY映画批評家協会のメンバーでもある、ローリング・ストーン誌の専属映画批評家ピーター・トラバヴァースの2006年のベスト10。過去、80年代のベスト映画では1位『ブルー・ベルベット』、2位『レイジング・ブル』、3位『未来世紀ブラジル』、4位『ハンナとその姉妹』、5位『殺しのドレス』と個性的な選考をする人。各年のベスト1は90年『グッドフェローズ』、91年『羊たちの沈黙』、92年『ザ・プレイヤー』、93年、『ショート・カッツ』
94年『パルプ・フィクション』、95年『ゲット・ショーティ』、96年『ラリー・フリント』、97年『タイタニック』、98年『トゥルーマン・ショー』、99年『アメリカン・ビューティ』、00年『グリーン・デスティニー』、01年だけインディ部門とメジャー部門の2つのベスト1で、『メメント』(インディ部門)、『ロード・オブ・ザ・リング』(メジャー部門)、02年『ギャング・オブ・ニューヨーク』、03年『ミスティック・リバー』、04年『サイドウェイ』、05年『ヒストリー・オブ・バイオレンス』。以上の通り、彼はスコセッシ教の信者で、今年もベスト1はスコセッシ監督の『ディパーテッド』に。(2006/12/15 updated)
★ピーター・トラヴァース・ベスト10
- ディパーテッド
- ドリームガールズ
- 硫黄島からの手紙/父親たちの星条旗
- ボルベール 帰郷
- バベル
- ユナイテッド93
- クイーン
- ボラート
- リトル・ミス・サンシャイン
- 今宵、フィッツジェラルド劇場で
☆ロサンゼルス映画批評家協会賞☆ Los Angeles Film Critics Association Awards
☆昨年は『ブロックバック・マウンテイン』を作品賞に選び、監督賞もアン・リー。今年の作品賞はイーストウッド監督の『硫黄島からの手紙』、監督賞は9.11同時多発テロ映画『ユナイテッド93』の英国人ポール・グリーングラス監督。主演賞が下馬評が高いアミン大統領役のフォレスト・ウィテカーと英国のユダヤ系コメディアン、サーシャ・バロン・コーエンが同点で受賞。主演女優賞はエリザベス女王役の英国女優ヘレン・ミレン。
★外国語映画賞が『善き人のためのソナタ』とは嬉しい。欧州映画賞に続き2冠目。アニメ賞は豪州のジョージ・ミラー監督によるペンギンアニメの『ハッピー・フィート』。
☆「LA映画批評家協会賞」は75年からスタート。その第1回の作品賞は『狼たちの午後』と『カッコーの巣の上で』がタイで同時受賞となった。新世代賞、功労賞なども設けているのが特徴で、今年28回目となる。LA映画批評家協会のライバルはNY映画批評家協会で、NYがハイブローな選考なら、LAは77年『スター・ウォーズ』、82年『E.T.』を作品賞に選んだり、ハリウッド大作にも目を向ける「俗物」ぶりも少々。それでいて、『アトランティックシティ』『ドゥ・ザ・ライトシング』『インサイダー』(99年)『秘密と嘘』などのインディ映画にも目配せしている幅広さ。90年以降で見るなら、両者が作品賞で一致したのは、『グッドフェローズ』(90年)『シンドラーのリスト』(93年)『リービング・ラスベガス』(95年)『L.A.コンフィデンシャル』(97年)『プライベート・ライアン』(98年)と5回のみ。昨年はNYのほうがある種俗っぽく『ロード・オブ・ザ・リング・王の帰還』を作品賞に選び、意外性を発揮。逆にLAはインディ映画『アメリカン・スプレンダー』を選んで違いをだした。99年以降、5年連続で作品賞は一致しせていなかったが、今年は『ブロークバック・マウンテン』で久々に一致した。
★作品賞:『硫黄島からの手紙』 次点:『クイーン』
★監督賞:ポール・グリーングラス(『ユナイテッド93』) 次点:クリント・イーストウッド(『父親たちの星条旗』『硫黄島からの手紙』)
★主演男優賞:同点でフォレスト・ウィテカー(『ザ・ラスト・キング・スコットランドThe Last King if Scotland』)、サーシャ・バロン・コーエン(『ボラート』) 次点:なし
★主演女優賞:ヘレン・ミレン(『クイーン』) 次点:ペネロペ・クルズ(『ボルベール<帰郷>』)
★助演男優賞:マイケル・シーン(『クイーン』) 次点:セルジ・ロペス(『パンの迷宮 Pan's Labyrinth』)
★助演女優賞:ルミネタ・ゲオリュギュ(『The Death of Mr. Lazarescu』) 次点:ジェニファー・ハドソン(『ドリームガールズ』)
★外国語映画賞:『善き人のためのソナタ』(独)/次点:『ボルベール <帰郷> Volver』(スペイン)
★ニュージェネレーション賞:ジョナサン・デイトン、ヴァレリー・ファリス監督コンビと脚本のマイケル・アーント(『リトル・ミス・サンシャイン』)
★脚本賞:ピーター・モーガン(『クイーン』)/次点:マイケル・アーント(『リトル・ミス・サンシャイン』)
★撮影賞:エマニュエル・ルベツキ(『トゥモロー・ワールド』)/次点:トム・スターン(『父親たちの星条旗』『硫黄島からの手紙』)
★美術デザイン賞:ユジーニオ・カバレロ(『パンズ・ラビリンス』)次点:ジム・クレイ、ジェフリー・カークランド(『トゥモロー・ワールド』)
★音楽賞:アレクサンドロ・デスプラント(『ザ・ペインテッド・ベール』『ザ・クイーン』)/次点:トーマス・ニューマン(『ザ・グッド・ジャーマン』『リトル・ミス・サンシャイン』)
★ドキュメンタリー賞:『不都合な真実』/次点:『ダウィンの悪夢』
★アニメーション賞:『ハッピー・フィート』/次点:『カーズ』
★
(2006/12/11 Updated)
☆今回初めてアップしたが、NYの電子版の批評家たちが選出した映画賞ということか。知っているメンバーはNYポストのレックス・リードくらい。「紙媒体」のNY映画批評家賞とは別物。(2006/12/11 updated)
★作品賞:『クイーン』
★監督賞:スティーブ・フリアーズ(『クイーン』)
★主演男優賞:フォレスト・ウィテカー(『ザ・ラスト・キング・オブ・スコットランド』)
★主演女優賞:ヘレン・ミレン(『クイーン』)
★助演男優賞:マイケル・シーン(『クイーン』)
★助演女優賞:ジェニファー・ハドソン(『ドリームガールズ』)、キャサリン・オハラ(『フォー・ユア・コンシダレーション』)
★アンサンブル演技賞:『リトル・ミス・サンシャイン』
★脚本賞:ピーター・モーガン(『クイーン』)
★ブレークスルー・パフォーマンス賞:ジョニファー・ハドソン(『ドリームガールズ』)
★デビュー監督賞:ジョナサン・デイトン、ヴァレリー・ファリス(『リトル・ミス・サンシャイン』)
★撮影賞:『イリュージョニスト』(ディック・ポープ)
★外国語映画賞:『パンズ・ラビリンス』(スペイン)
★アニメーション賞:『ハッピー・フィート』
★ドキュメンタリー賞:『不都合な真実』
★音楽賞フィリップ・グラス:(『ジ・イリュージョニスト』)
★トップ10作品(アルファベット順)
- バベル(パラマウント・ヴァンテージ)
- ザ・ファウンテン(ワーナー・ブラザーズ)
- インランド・エンペラー(アブサード)
- リトル・チルドレン(ニューライン)
- リトル・ミス・サンシャイン(フォックス・サーチライト)
- パンズ・ラビリンス(ピクチャーズハウス)
- クイーン(ミラマックス)
- サンキュー・スモーキング(フォックス・サーチライト)
- ボルベール 帰郷(ソニー・ピクチャーズ・クラシック)
- ウォーター(フォックス・サーチライト)
(2006/12/11 Updated)
★作品賞:『ユナイテッド93』
★監督賞:ポール・グリーングラス(『ユナイテッド93』)
★主演男優賞:フォレスト・ウィテカー(『ラスト・キング・オブ・スコットランド』)
★主演女優賞:ヘレン・ミレン(『クイーン』)
★助演男優賞:ジャイモン・フンスー(『ブラッド・ダイヤモンド』)
★助演女優賞:ジェニファー・ハドソン(『ドリームガールズ』)
★アンサンブル演技賞:『リトル・ミス・サンシャイン』
★脚色賞:ジェイソン・ライトマン(『サンキュー・スモーキング』)
★脚本賞:マイケル・アーント(『リトル・ミス・サンシャイン』)
★外国語映画賞:『パンズ・ラビリンス』
★アニメーション賞:『ハッピー・フィート』
★撮影賞:ギレルモ・ナヴァロ(『パンズ・ラビリンス』)
★ドキュメンタリー賞:『不都合な真実』
★美術賞:『マリー・アントワネット』
(2006/12/11 Updated)
<
★サウスイースタン賞は、スコセッシ監督の『ディパーテッド』を支持。2番手に『硫黄島からの手紙』。『バベル』『パンの迷宮』と外国語映画がほかに2本。4位の『ユナイテッド93』、5位の『リトル・ミス・サンシャイン』、10位は『サンキュー・スモーキング』と渋い選考。
★『ドリームガールズ』が選外で無視された。
(2006/12/19 Updated)
☆作品賞:『ディパーテッド』
☆トップ10リスト
- ディパーテッド
- 硫黄島からの手紙
- クイーン
- ユナイテッド93
- リトル・ミス・サンシャイン
- ノーツ・オン・ア・スキャンダル
- バベル
- パンズ・ラビリンス
- リトル・チルドレン
- サンキュー・スモーキング
☆監督賞:マーチン・スコセッシ(『ディパーテッド』)
☆主演男優賞:フォレスト・ウィテカー(『ザ・ラスト・キング・オブ・スコットランド』)
☆主演女優賞:ヘレン・ミレン(『クイーン』)
☆助演男優賞:ジャッキー・アール・ヘイリー(『リトル・チルドレン』)
☆助演女優賞:ジェニファー・ハドソン(『ドリームガールズ』)
☆オリジナル脚本賞:マイケル・アーント(『リトル・ミス・サンシャイン』
☆脚色賞:ウィリアム・モナハン(『ディパーテッド』)
☆外国語映画賞:『パンズ・ラビリンス』(スペイン)
☆ドキュメンタリー賞:『不都合な真実』
☆アニメーション賞:『カーズ』
☆ボストン映画批評家賞☆ Boston Film Critics Awards
☆「ボストン映画批評家協会賞」が発表された。かなり歴史があり、東部ならではのこだわりが現れる映画賞だ。一昨年はインディ映画『サイドウェイ』が3部門で受賞した。昨年はインディ映画『ブロークバック・マウンテン』が作品賞になった。
★今年は、スコセッシ監督のギャング映画『ディパーテッド』が作品賞を受賞した。
★作品賞:『ディパーテッド』
★監督賞:マーチン・スコセッシ(『ディパーテッド』) 次点:ポール・グリーングラス(『ユナイテッド93』)
★主演男優賞:フォレスト・ウィテカー(『ラスト・キング・オブ・スコットランド』)
/次点:ライアン・ゴズリング(『ハーフ・ネルソン』)
★主演女優賞:ヘレン・ミレン(『クイーン』)/次点:ジュディ・デンチ(『ノーツ・オン・ア・スキャンダル』)
★助演男優賞:マーク・ウォルバーグ(『ディパーテッド』)/次点:マイケル・シーン(『クイーン』)、アレック・ボールドウィン(『ディパーテッド』『グッド・シェパード』『ランニング・ウィズ・シザーズ』)
★助演女優賞:シャリーカ・エプス(『ハーフ・ネルソン』)/次点:メリル・ストリープ(『プラダを着た悪魔』)
★アンサンブル演技賞:『ユナイテッド93』
★脚本賞:ウィリアム・モナハン(『ディパーテッド』)/次点:『ユナイテッド93』
★外国語映画賞:『パンズ・ラビリンス』/次点:『ボルベール<帰郷> Volver』
★新人映画作家賞:ライアン・フレック(『ハーフ・ネルソン』)/次点:ジョナサン・デイトンとヴァレリー・ファリス(『リトル・ミス・サンシャイン』)
★撮影賞:ギレルモ・ナヴァロ(『パンの迷宮』)
★ドキュメンタリー賞:『デリヴァー・アス・フロム・イヴル』『シャット・アップ・アンド・シング』/次点:『51 バーチ・ストリート』
(2006/12/11 Updated)
☆第7回AFI賞☆ American Film Instution Awards Top Ten
★AFI賞(米国映画協会賞)は2000年に創設された映画賞。審査員はロジャー・エバートら映画評論家、俳優ら13人。一昨年はティム・バートン監督の『ビッグ・フィッシュ』、アンソニー・ミンゲラ監督の『コールドマウンテン』とオスカーレースで本命視される作品が除外され、『アメルカン・スプレンダー』『モンスター』『ロスト・イン・トランスレーション』らインディ作品が選ばれているのが特徴。
★今年のサプライズは、スコセッシ監督の『ディパーテッド』が無視されたこと、逆にコメディ作『ボラート』がベスト10本入りしたころ。あと、スパイク・リー監督の『インサイド・マン』が意外なランクインか。
『マッド・マックス』の豪州監督ジョージ・ミラーのアニメ作『ハッピー・フィート』は『カーズ』を押しのけてのランクインで、オスカーのアニメ賞ではこの2本の対決か。イーストウッドの硫黄島2部作では、日本版がどこでも優位。9.11作の『ユナイテッド93』も。ここでは下馬評の高い『リトル・ミス・サンシャイン』『ドリームガールズ』もイン。
★昨年は『ブロークバック・マウンテン』『グッドナイト・アンド・グッドラック』などの本命作以外に、昨年俳優のピーター・バーグが監督し、ビリー・ボブ・ソーントンがアメフトコーチを演じた感動小品『フライデー・ナイト・ライツFriday Night Lights』を選んだが、今年も小品コメディ『40歳の童貞男 The 40-Year-Old Virgin』をトップ10入りに。1月にベスト作1本が発表される。ランクはアルファベッド順。
(2006/12/11 Updated)
★バベル Babel(アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督)
★ボラート Borat(ラリー・チャールズ監督)
★プラダを着た悪魔(デイヴィッド・フランケル監督)
★ドリームガールズ(ビル・コンドン監督)
★ハーフ・ネルソン(ライアン・フレック監督)
★ハッピー・フィート(ジョージ・ミラー監督)
★インサイド・マン(スパイク・リー監督)
★硫黄島からの手紙(クリント・イーストウッド監督)
★リトル・ミス・サンシャイン(ジョナサン・デイトン、ヴィレリー・ファリス監督)
★ユナイット93(ポール・グリーングラス監督)
☆今年のNBRは、いまやアメリカ映画界の巨匠クリント・イーストウッド監督が「硫黄島2部作」が2本同時に年間トップ10入りし、その日本版『硫黄島からの手紙』が最優秀作品賞を受賞する快挙。今年は本命がいない年で、受賞作が読みにくい年だが、NBRが例年通りに独自の視点で、ちょっとサプライズな受賞作をあげた感じです。業界の筋の驚きは、オスカーで最有力視され下馬評が高い、ミュージカル『ドリームガールズ』が無視されたこと。新人女優でジェニファー・ハドソンが選ばれたが。監督賞では、『ディパーテッド』で、オスカーで連敗中のマーチン・スコセッシ監督が受賞。演技賞では、渋い演技派が4部門を占めた。主演賞のふたり、フォレスト・ウィテカーとヘレン・ミレンはオスカーでも候補は確実だろう。ウィテッカーは70年代にウガンダに君臨した悪名高い独裁者アミン大統領役。とりわけ、ダイアナ元妃の事故死で翻弄されるエリザベス女王役を演じた英国女優ミレンが受賞最有力に浮上している。
★インディ系の作品『リトル・ミス・シャンシャイン』はここでも注目され、これもオスカー入りは堅い感じですね。意外だったのは『プラダを着た悪魔』がトップ10入りしたこと。面白い娯楽作だけど、ベスト10に絡む作品なのか、とも思う。今年はコレという作品がないので、結構賞候補作にアップされるかな。ま、今後はゴールデン・グローブ賞のコメディ部門で候補になるのは確実だろうけど。
★外国語映画賞ではアルモドヴァル作が相変わらずの信頼ブランド。注目の『善き人のためのソナタ』はこの賞では選考外、来年まわしと思われる。大体、オスカーの外国語賞作とは、多少タイムラグがあるので。でも、ボクがマークしていなかったチャン・イーモウ監督作『黄金の花の呪い』が浮上、イーモウ作品はオスカーでも有力か。
★新人の男女優賞では、『ハーフ・ネルソン』のライアン・ゴズリングが受賞。『きみに読む物語』にも出演し存在を発揮した若手演技派です。女優では、『ドリームガールズ』のジニファー・ハドソン。今後、オスカーに向けて彼女が各賞の助演賞部門を総ナメする可能性もあり。注目です。もうひとり、『バベル』の菊地凛子が意外なダークホース。劇中では聴覚障害者のキャラでセリフはないらしいが、それだけに存在感演技は評価されそう。これも注目です。助演賞では『ブラッド・ダイヤモンド』のフンスーが選ばれ、このチョイスはいいという評もあり。フンスーは元々実力のあるアフリカ系俳優。今年はほかにも、『輝く夜明けに向かって』のデレク・ルーク、『ドリームガールズ』のエディ・マーフィとアフリカ系俳優が賞レースに絡みそう。(2006/12/08 Updated)
☆批評家グループの映画賞として、毎年口火を切る「ナショナル・ボード・オブ・レビュー」。元々は1908年映画界の検閲組織として創設された。映画賞は31年−32年が第1回で、以後、オスカーにも影響を与えてきた。34年、スクリューボール・コメディ『或る夜の出来事』を作品賞に選ばれ、その影響でオスカーでは歴史に残る5部門独占の快挙。最近はアート系の映画を積極的に評価、作品賞は2000年がサド公爵の数奇な半生を描いた『クイルズ』、2001年がミュージカル作『ムーラン・ルージュ』、2002年が『めぐりあう時間たち』。近年でオスカーの作品賞と一致したのは『アメリカン・ビューティ』(99年)と『L.A.コンフィデンシャル』(97年)程度で、わが道を往く。昨年はクリント・イーストウッド監督のシェイクスピア調ヒューマン愛憎ミステリー『ミスティック・リバー』が作品賞に選ばれたが、昨年はジョニー・デップ主演の英国映画『ネバーランド』が作品賞に選ばれた。オスカーへの影響はやいかに?(2005/12/13 Updated)
今年の最優秀作品賞は『硫黄島からの手紙』に決定し、まずは1冠目。
|
受賞結果は以下の通り。
☆最優秀作品賞:『硫黄島からの手紙』
☆作品賞以外のTop 10 Films(in alphabetical order)
バべル Babel
ブラッド・ダイヤモンド Blood Diamond
ディパーテッド The Departed
プラダを着た悪魔 The Devil Wears Prada
父親の星条旗紙 Flags of Our Fathers
ザ・ヒストリー・ボーイズ The History Boys
リトル・ミス・サンシャイン Little Miss Sunshine
ノーツ・オン・ア・スキャンダル Notes on a Scandal
ザ・ペインテッド・ベール The Painted Veil
☆最優秀主演男優賞:フォレスト・ウィテカー(『ラスト・キング・オブ・スコットランド』)
☆最優秀主演女優賞:ヘレン・ミレン(『クイーン』)
☆最優秀助演男優賞:ジャイモン・フンスー(『ブラッド・ダイヤモンド』)
☆最優秀助演女優賞:キャサリン・オハラ(『For Your Consideration』)
☆Breakthrough performance男優賞:ライアン・ゴスリン(『ハーフ・ネルソン』)
☆Breakthrough performance女優賞:ジェニファー・ハドソン(『ドリームガールズ』)/菊地凛子(『バベル』)
☆最優秀アンサンブル演技賞:『ディパーテッド』
☆最優秀監督賞:マーチン・スコセッシ(『ディパーテッド』)
☆監督デビュー賞:ジェイソン・ライトマン(『サンキュー・スモーキング』)
☆長編アニメーション作品賞:『カーズ』(ピクサーズ)
☆最優秀脚色賞:ザック・ヘルム(『主人公は僕だった Stanger Than Fiction』)日本5月公開
☆最優秀オリジナル脚本賞:ロン・ニスワナー(『ザ・ペインテッド・ベールThe Painted Veil』)
☆最優秀外国語映画賞:『ボルベール<帰郷> Volver』 (スパイン/ペドロ・アルモドヴァル監督)
★レムンダは、娘のポーラと飲んだくれの彼女の夫パコとマドリードに住んでいる。彼女の妹は美容師で離れて暮らしていた。姉妹は幼少のころ、田舎の村ラ・マンチャの火災で両親を亡くした。彼女たちの伯母ポーラだけが村に住んでいる。伯母が亡くなったため、ふたりは帰郷。そこで亡き母親の霊を見る。主演のペネロペ・クルスが欧州映画賞で主演女優賞を受賞した。カンヌ映画祭では脚本賞と女優たちのアンサンブル演技で受賞。オスカーの外国語映画賞でも本命か。
☆外国語映画賞のそのほかのTop 5 Films(in alphabetical order)
★『黄金の花の呪い Curse of The Golden Flower』 (中国/チャン・イーモウ監督) ★10世紀、皇帝(チョン・ユンファ)は王子ジェイ(ジェイ・チョウ)と城に予期せぬ帰還。そこで皇后(コン・リー)と彼女の義理の息子である王子ワンと危険な関係。一方、王子ジェイは皇帝専属の医師の娘チャン(リー・マン)と秘密の恋人関係。そんななか皇帝への謀反が進行していた。久々にチョウ・ユンファをはじめ、コン・リー、台湾の人気歌手ジェイ・チョウと多彩な共演。
★『デイズ・オブ・グローリー Days of Glory』 (シンガポール)
★第2次大戦時、忘れられたヒーローの実話。ナチス占領から国を解放するため、フランス軍に志願した北アフリカの兵士たちがフランス軍内で差別される。ラチッド・バウチャリベ監督作。
★『パンズ・ラビリンス Pans Labyrinth』 (スペイン/ギレルモ・デル・トロ監督)
★1944年のスペイン内戦で父を亡くしたオフェリア。母は冷酷な独裁主義の大尉と再婚する。恐ろしい義父から逃れたいと願う彼女は、屋敷の近くで謎めいた迷宮を見つけ出し、足を踏み入れると、迷宮の守護神"パン"が現れる。パンは「あなたが探し続けていた魔法の王国のプリンセスに違いありません」と明かし、その真偽を確かめるため、オフェリアに3つの危険な試練を与える。オフェリアは全くの準備もないままに、その試練に立ち向かう。暴力あり、マジックあり、そして哀愁ありのファンタジー作。監督は『ヘルボーイ』でのギレルモ・デル・トロ。
★『ウォーター Water』 (カナダ/インド)
★インドのディーパ・メータ監督作。30年代、英国の植民地支配から独立闘争の黎明期のインド。聖都ヴァイラナスで寺院で、貧困を強いられる未亡人グループをめぐる人間ドラマ。未亡人による社会的な制限から脱したいと願う一部の未亡人グループは下層に属する男とガンジー支持派と結束する。
☆最優秀長編ドキュメンタリー賞:『不都合な真実』
 (デビッド・グッゲンハイム監督/★もと米副大統領のアル・ゴアは地球温暖化によってもたらせる環境破壊に警鐘を鳴らすため、世界各国を講演して回る。その講演を中心に、環境問題を説くレクチャーふうドキュメンタリー)
☆Top 5 Documentaries Films(in alphabetical order)
『51 Bitch Street』
★ダグ・ブロック監督/映画作家のダグ・ブロックは結婚54年の両親がいい夫婦と思っていた。が、母親が死去し父親が秘書と再婚したとき、両親の結婚生活は想像以上に複雑で困難だったと発見する。ブロックの個人的な事情を通して世の疑問を探求する。人はどの程度両親について知りたいか、と。
『Iraq in Fragments』
★ジェームズ・ロングレー監督/戦時下で暮らすイラク人を通して、仕事のtのこと、人種的緊張などを描くイラクの現状。
『Shut up & Sing』
★バーバラ・コッペル、セシリア・ペック共同監督/2003年のコンサートで、イラク攻撃をしかけたブッシュ大統領を恥ずかしいとアンチ発言をしバッシングされた、女性カントリーグループのデキシー・チックスのナタリー・マインズを軸に描く。
『Wordplay』
★パトリック・クレイドン監督/NYタイムズ紙で長年クロスワードパズルの編集者ウィル・ショーツと彼の忠実なファンたちを描く。
☆トップ・インディペンデント映画10
『Akeelah and The Bee』
『ボビー Bobby』
『輝く夜明けに向かって』
『敬愛するベートーヴェン』
『a Guide to Recognizing Your Saints』
『ハーフ・ネルソン Half Nelson』
『ジ・イリュージョニスト The Illusionist』
『ロンサム・ジム Lonesome Jim』
『シェリーベイビー Sherrybaby』
『10 アイテムズ・オア・レス 10 Items or Less』
『サンキュー・スモーキング』
☆生涯功績賞:イーライ・ウォーラック
☆ビリー・ワイルダー賞(監督賞):ジョナサン・デミ(『羊たちの沈黙』『フィラデルフィア』など)
☆生涯功績賞(製作):アーウィン・ウィンクラー(『ロッキー』など)
☆ウィリアム・K・エヴァーソン賞(映画史):ドランルド・クリム
☆ザ・ブリガリ賞(表現の自由に関して):『ワールド・トレード・センター』『ウォーター』
|