Nov-Dec.2002 Feb.2003 Mar.2003 Apr.2003

diary2003 Jan.29>>>Jan.1



☆1月29日(水)風邪気味だった久々に試写を3本はしごした。1本目は京橋のメディアボックスで1時から『スリーピング・ディクショナリー』。30年代のインドネシア・ボルネオに赴任した英国の若き行政官が、ベッドを共にして言葉を覚えるという風習に従い、現地の娘セリマをあてがわれる。最初は肉体のみの関係に抵抗していた清廉潔白な主人公も、彼女の魅力に惹かれ禁断の恋をしてしまう。ヒロイン役が『ダーク・エンジェル』(3月1日公開)のジェシカ・アルバで、民族衣装をまとった「柳腰」の風情はセクシー度満点。でも、劇中の美乳ショットは明らかに吹き替えで、女優根性のなさにガッカリ。3時半から渋谷シネカノンでチェン・カイコー監督の『北京ヴァイオリン』(4月中旬公開)。ヴァイオリンで才能を発揮する13歳の息子。男でひとつで息子を育てた料理人の父は北京のコンクールに出場させるため、田舎をあとにして北京へ。少々センチな作劇に臭さがあるが、息子の「成功」を願い、奔走する父親の姿は泣かせる。7時から五反田イマジカでスピルバーグ監督、ディカプリオ主演の詐欺師実話『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』(3月21日公開)。ディカプリがパイロット、小児科医、検事とカメレオンのように姿を変え、次々に詐欺の手口を編み出す語り口が愉しめる。父役のクリストファー・ウォーケンが画面をさらう。オスカー候補になるかも。外はメチャ寒い。家に帰り風呂につかり就寝したが、夜中体中に悪寒。本格的に風邪をひいたようだ。やれやれ。

☆1月28日(火)「第75回アカデミー賞」のオフィシャル・ポスターが発表された。種類は2種類。冒頭のオスカー像の横に作品賞のポスターが配置されたデザインの「75 Academy Best Pictures Poster」と、「75」の文字入りの「75th Academy Awards Poster」(写真:コラム参照)。前者はボクが自室に貼ってある「98年のポスター」と同趣向(こちらは全面ポスター展の趣でオスカー像は右端に小さくおさまった絵柄)。この手の「メモラビリア」はファンの心くすぐるもんです。アカデミー賞の公式サイト(http://www.oscars.org/index.html)で販売開始中。Price of each poster is $25.00. A set of both posters (2枚セットなら)is $45.

☆1月27日(月)チビのニナが風邪気味のため、近くの岡崎医院まで連れていく。雨模様。家で昨日の「ロードショー」の原稿の続きを夜まで。なかなか、まとまらん。

☆1月26日(日)「ロードショー」の原稿をまとめようとするが、遅々として進まず。データもので、ネットサーフィンであれこれチェックしているだけで時間が過ぎていく。夜から原稿着手。朝5時ころ寝る。そう、レビューをまだ書いていないけど、マイケル・ムーア監督の『ボウリング・フォー・コロンバイン』が昨日から公開されている。これはおすすめ。銃による幼女殺人があった町に平気で銃キャンペーン訪れるライフル協会の会長チャールトン・ヘストンは吉良上野之介という感じの「敵役」で登場、最後にムーアは彼の「屋敷」に乗り込み、見事に「首」をとる。ドキュメンタリーなのにヘストンの「悪役」ぶりはさすが存在感がある、と感心。彼は先にアルツハイマー病であることを公表した身。最近、ジョージ・クルーニーがTVの出演した折り、「ますますアルツハマー病が進行したようだ」とタカ派のヘストンを揶揄した。それを聞いたヘストンが激怒しているそう。ムーアには、ハリウッドのタカ派とハト派の遺恨を素材に、続編を撮ってもらいたもんだ。

☆1月25日(土)早朝6時半、奥さんが大阪で取材のため、新横浜に乗り継ぎがいい近くのたまプラーザまで車で送る。10時前にゆうすけを百合ヶ丘の「ロメオ囲碁クラブ」まで送る。12時過ぎ迎えにいくと囲碁クラブの前で記念写真を撮影中。ゆうすけにあとで聞いたら、「ヒカルの碁」の監修で知られた美人棋士・梅沢由香里センセイが来訪していたための賑わいと判明(そういえば彼女はこの囲碁クラブの顧問だった)。詰碁問題の成績優秀者が彼女と対局出来、ゆうすけも詰碁の成績が4番目で対局したそう。「梅沢センセイ、どうだった!可愛かった!」とオヤジまるだしの私。「しらないよ!」と答えない。「なにか言ってた?」と何度も責め立てると、渋々「上手だね、と言われた」とのこと。とにかく梅沢センセイの話をするのが恥ずかしいようだ。俳優の布施博さんも子供迎えにきていたとか。彼も梅沢センセイが目当て出来ていたのかなと下司の勘ぐり。おれも、ミーハーだこと。

☆1月24日(金)もうすでに同居中の義母だが、家を引き払ったため、荷物がドッと到着。家中、荷物の段ボール状態。 そのうち200キロにおよぶ、マホガニーのアップライトのピアノが難物。引っ越し屋が悪戦苦闘してリビングルームまで運び込む。チビのニナが「ピア、ピア」と喜ぶ。

☆1月23日(木)マウイにいる友人Maryからメール・アドレスが変わったとの知らせあり。久々にメールを交換。彼女はラハイナの近くのホエラー・ビレッジにある「プリント・セラーズ」なる美術ギャラリー店勤め。古い本の挿し絵などを販売しているのだ。昔、その店で鳥や花のプリントを買ったのが縁で、もう10年ほどのつきあい。彼女は元歌手の前歴で、映画や舞台が大好き。最近では、デンゼル・ワシントンの初監督作『Antwone Fisher』がお気に入りで、「I think it's a fabulous piece of work.」素晴らしかったとのこと。今年早々の仕事は暇だったそう。不況の昨今、ハワイで美術品なんて時代でもないからね。夏、我が家ではマウイ行きを計画中だが、どうなりますか。

☆1月22日(木)ざっと数えたら、本サイトのカウントは1日あたり30程度かな。少々、寂しい。と思いながらも、3年前になるか、「Movie Hot Reviews」をヤザキとやっていたときも当初はこんなもんだった。少しずつ愉しい「媒体」を心がけております、ハイ。オスカーも、いよいよ本番。てわけで、コラムで「オスカーの基礎知識と候補の予想」をやっております。

☆1月21日(火)午後2時よる銀座ガスホールでクローネンバーグ監督の『スパイダー』を見る。夜の試写まで時間があったので、日本橋に出て「たいめいけん」で『タンポポ』でおなじみの伊丹十三の「オムレツ」を食べた。TVなどでは知っていたが、初めての体験。トロリとした卵焼きにチキンライスの味がなじむ。昔懐かしい味。1800円少々。夜は7時40分から銀座丸の内ピカデリー1の『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』を見た。3時間はさすがに長いか。終映は11時近く。あわてて劇場をあとにしたら、松屋で購入したブラウン・シェーバーのクリーナー液(1500円)を置き忘れ(翌日電話したが見あたらずガックリ)。やれやれ。帰宅して収録しておいた『僕の生きる道』を見た。草なぎくんの演技が、なかなかいい。

☆1月20日(月)Breaking News!「ゴールデン・グローブ賞」の結果がでました。ちょうど作品賞の『The Hours』の邦題が決定したと配給元のアスミック・エースからFAXあり。邦題は『めぐりあう時間たち』(5月公開)。

☆1月19日(日)ゆうすけと奥さんが囲碁クラブに出かけた後、自宅でボーっ。明日はゴールデン・グローブ賞の発表。各サイトのゴールデン・グローブ賞予想を見る。賞サイト「ゴールド・ダービー」なる賞予想サイトのアンケートに参加、作品賞はドラマ部門で『The Hours』、ミュージカル・コメディ部門で『シカゴ』に投票。ともに未見だから、噂を総合しての予想。夜、TBSではじまったキムタクの『グッド・ラック!』を見た。キムタクと柴咲コウのやりとりが結構、面白い。サイトでビデオリサーチのモニターをやっているが、これは面白いと誉めておいた。
kbillkbillトップの写真は先に書いた通り、タランティーノの新作『Kill Bill』(http://www.kill-bill.com/)のヒロイン、ユマ・サーマンの図。この作品世界にハマって、サイトでウォールペーパーをダウンロード。血のような赤バックに黒い4本の線(この意味はなにか不明)という奇妙なデザイン。早速、デスクトップにアップして使っております、ハイ。

☆1月18日(土)ゆうすけを囲碁クラブまで車で送る。午後迎えに行った帰りに成城石井で買い物。その後、久々に車の中を掃除した。ついでに洗車・ワックス。『ベスト・キッド』でワックスかけで修行していたダニエルを思いながら無心(?)で磨く。いつもこきたない車体がピカピカに。家族から「新車」みたになったと持ち上げられ、いつもズボラな私めとしては気分がよい。その高揚も手伝い、夜は近所の大衆寿司屋「びっくり寿司」で盛り上がる。ワックスかけで体の節々が痛い。たわいない1日だったが、妙に充実感があった。ビンボーなときは体を動かすのが1番いいかも!?

1月17日(金)COMING SOONをチェックして、公開日を明記したり変更の場合は組み替えたり。ちょっと整理しました。レビューを書こうと思うころには書く意欲が薄れることが多々あり。で、最近、見た直後の感想はCOMING SOONに書き込んでいます。見てやってくださいませ。今日から、ADSLを8Mから12Mにしました。多少は速くなりましたが、予告編なんぞをストレスなく見るにはまだまだ。ニュースによると、総務省が世界最速の通信実験を光ファイバーでやるとか。将来は光ファイバー通信で「映画」を見る時代が来るんだろうな。話しは変わって、ゴシップで触れた「小児ポルノ」の連続逮捕。NYのヴィレッジ・ボイス紙の特集を読むと、LAでピー・ウィことポール・ルーベンスが逮捕されたのは、独りの検事のスタンドプレイが原因のようだ。ピー・ウィは1年前に彼の所蔵のポルノコレクションが押収された。いずれも昔のゲイ系統の写真類やポルノ・ビデオ類。その数3万点が押収された。が、中身は60年代ころなら問題にならなかった程度のソフトさなのだそう。地方検事も起訴には持ち込めないと踏み、見送りを決め込んでいた。が、LA市の検事が選挙絡みで名をあげようと俄然はりきって、無理に逮捕にもちこんだらしい。スケベであろうが、ある種の個人的な趣味の自由を侵す「迫害」の行為。ピー・ウィは子供番組の司会で、さらに映画館でオナニーをして捕まった前歴もあり、当局の格好の餌食になった。60年代初め舞台での性発言で当局からにらまれ裁判闘争に明け暮れたレニー・ブルースに匹敵する、芸人迫害かも。当然、ピー・ウィはこの一件で業界からも干され、2重に制裁をうけることに。ヴィレッジ・ボイス紙の論調はピー・ウィに同情的だ。パソコンに「ポルノ写真」を取り込んでいる程度でも、お上が自宅に踏み込んでくれば、罪人になる。ピート・タウンシェンドの件もネットで「ロリータ」と検索して小児ポルノサイトを覗いただけで逮捕された。「魔女狩り」とタウンシェンドが抗議の声を上げている。なんか、ジョージ・オウェルの「1984年」的なプライバシー侵害のにおいですね。

1月16日(木)最近アップされたタランティーノの新作『KILL BILL(ビルを殺せ)』(http://www.kill-bill.com/)の予告編を見て、ぶったまげる。タランティーノ健在の予感。ギャングのボス、ビル一味に結婚式のさなか襲われた女殺し屋「ブライド(花嫁)」が4年の昏睡状態から目覚め、復讐を開始。あらゆる武術や武器を収得しビルの首をとろうとする。もう、すぐにでも「見たい!」(全米は今秋公開)と胸躍るクールな「和洋折衷」ぶり。『グリーン・デスティニー』+『ザ・ヤクザ』+ブルース・リー(追記・ヒロインの黄色のジャンプスーツは『死亡遊戯』のときのリーの出で立ちへのオマージュなんだト)というオリエンタルムード。タランティーノならではの「サブカルチャー」のてんこ盛り。日本刀での立ち回をする女殺し屋ユマ・サーマン、ヤクザの姉御然として「やっちまえ!」(日本語で)と号令をかける着物姿の敵役ルーシー・リュー、ボスのビルには『燃えよカンフー』のデビッド・キャラディン。そして、我らがソニ千葉は服部半蔵という役名で、復讐に燃えるユマに剣術を伝授する善玉とか。ファンにはたまらんキャスティング。とりあえずは、写真を冒頭にアップしてみた。すごいキッチュな雰囲気でしょ?

☆1月15日(水)最近アマゾンの「マーケット・プレイス」に中古CD出品しているが、昨日ジョン・フォガティーのCDが売れたとのメールあり。すぐに配送する。200円の郵送料は買い主持ちだが、それでも儲けははわずか。でも、数多い出品中古から、よくぞ買ってくれたという感じ。ノミの市的な、小商い感覚が妙に面白い。シャーデーとロレイン・ヒルのCDに続いて3枚目のお買いあげ。現在、トーキング・ヘッズ、テレンス・トレント・ダービー、シニード・オコーナー、レニー・クラヴィッツのCDを出品しておりますが、売れるかな。

☆1月14日(火)3時半から京橋のメディアボックス試写室。侯孝賢監督の『ミレニアム・マンボ』(3月中旬公開)を見た。独特の滲んだようなカラー映像とドキュメンタルな語り口で、いまどきの若い女性の心象をたぐりよせる作風。主演は以前会ったスー・チーで、それなりの存在感。道産子としては雪景色の夕張の町にも興味を惹かれたが、映画全体がムードのみ。ボクには上っ滑りしているようにしか見えない。スローテンポの演出は監督の特徴とはいえ、かなり退屈した。5時半に銀座ワシントン靴店のサロンで、ロードショー誌の石付さんと打ち合わせ。三越の地下で我が家の女子供に好評の、パステルの「なめらかプリン」(1個280円)を買う。夜中2時から松井の入団会見を衛星放送でみた。ひとコトぐらい英語で喋りユーモラスな一面をアピールしたら、とも思ったが、実直で謙虚な受け答えは松井らしさを貫いていて、よかったのかも。

☆1月13日(月)ゆうすけが囲碁大会にでかけたので、5歳のニナとお留守番。『千と千尋の神隠し』のDVDを見る。千尋がハクからもらったおにぎりを食べながら泣く場面で、いつもゲレゲラと笑い出すニナ。大きな涙と大きなオニギリが可笑しいといった兄貴のゆうすけの影響で、笑うらしい。両親がブタになるところや顔なしの登場などがニナの関心ポイント。「八日目の子」としては、まだまだ言葉は不自由だけど、それなり理解している様子。その後、ニナは大好きなお相撲に熱中。夕方、ゆうすけが奥さんともどる。5戦5敗だったそうだが、本人は悔しさも見せずケロリとしている。ゆうすけと同じ学校に通う、俳優の布施博さんちの子供が優勝したそうだ。

☆1月12日(日)1月6日にシカゴ映画批評家協会賞が発表された。『Far From Heaven』が7部門独占。このインディ作がオスカーではどれだけ食い込むか。注目の作品だ。映画批評家賞関連はこれで一段落、いよいよゴールデン・グローブ賞の発表を待つばかり。発表の折りは、breaking newsでいち早くお知らせします。

☆1月11日(土)3連休の初日。ゆうすけを囲碁クラブまで送る。迎えに行くと、15級に昇級したと少々ご機嫌。13日には大会に参加するが、勝敗に執着がなくお気軽なのが、イイようなワルいような。11日の公開作では、フランス映画『パティニョールおじさん』、英国映画『オーファンズ』がおすすめ。ともに地味な作品だけど、渋い演技派男優が魅力です。

☆1月10日(金)テレパルfの原稿書き。1月、2月は放送作品が少ないため、記事原稿が通常より多めに。嬉しい。ロードショー誌の新担当者から、企画ものの依頼あり。来週打ち合わせすることに。『ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔』の試写状が届く。21日の丸ピカ。上映時間は約3時間。ネット上では、戸田さんの字幕の不備を指摘する人も多く、1部のファンがピーター・ジャクソン本人に戸田さんを降ろすように、と抗議のメールを送ったようだ。今回の字幕にもチェック魔がでそうだが、戸田字幕の信奉者のボクも字幕に注目して、見たい。

☆1月9日(木)テレパルfの原稿用に、DVDチェック。『パリ、テキサス』を久々に見て、改めてどのシーンにも感応。公開当時、いまはなき平凡パンチの映画欄で、この作品を書いた。時間がたつと、感じ方も違うものだ。当時は、愛した妻を探す中年男の悲哀に気を取られていたが、今回、これは「自分探しの映画」なのだと再認識。ライ・クーダーのスライド・ギターも情感をくすぐる。

☆1月8日(水)今年初めての試写会にでかけた。午後1時から渋谷のアミューズ試写室でサマンサ・モートン主演の評判作『モーヴァン』を見た。たるみ腹をさらし片田舎のねえちゃんの存在感をものしたモートンの肉体演技に感心!相手役の女の子もまたよし。午後3時半から銀座UIP試写室でマット・デイモン主演のサスペンスアクション『ボーン・アイデンティティー』を見た。渡辺祥子さんが面白いと言っていた作品。大好きな『スウィンガーズ』のダグ・リーマン監督作で、主人公と行きずりのヒロインとの感情の綾もインディ監督らしい味わい。面白い。帰り銀座のコアの地下にある和菓子屋「菊廼舎(きくのや)」で、「揚げまんじゅう」を買う。我が家の女性陣に大受けの逸品で、ココナツをまぶして揚げた外味のサクサク感と中身の紫アンが絶妙のハーモニー。1個150円、おすすめします。

☆1月7日(火)フジで始まった『僕の生きる道』を見た。主人公の独り言脚本は心の声としてモノローグ演出でもいいと思うが、TV的には仕方がないか。そのへん割り引いて見たが、それでも彼の心象を示す演出で、結構映画ぽい静謐な映像余韻があり、今後に期待がもてた。情感の溜めに独特の間がある、草なぎ君の演技にも好感が持てた。ちょろりと泣けた。夜中にジーン・セバークのドキュメンタリー映画を見た。彼女が睡眠薬と酒を飲み車のなかで怪死したことは知っていたが、それに至るまでの彼女の数奇な私生活がつづられていた。

☆1月6日(月)5歳のニナは今日から保育園の予定だが、顔に赤味がさしていて、体をややらボリボリと掻いている。 ちょっと具合がわるそうで小児科へ。風邪との診断。顔の赤味は毛細血管が切れたためとの見立て。が、帰宅してますます顔が赤くなり、家庭の医学本を見たら症状から「リンゴ病」と思い当たる。そういえば、年末に保育園でもリンゴ病の子がでていた。医者の見立ても当てにならないもんだ。

☆1月5日(日)創業80年の某大手出版社の幹部である知人から、2月年度決算で初めての赤字とのメールあり。世間的に雑誌を読むより、携帯のメールを読んでいるのが目につく昨今、出版界は相当ピンチ。我が家の奥さんが勤める出版社も賃金カットが進行中。末端にいる私めにも、当分クラ〜いニュースが続きそうです。我が家も昨年の正月はのんきにマウイに行っていたっけ、とTVの芸能人ハワイ情報を見る。蔵原惟繕監督が12月28日に死去していることが1月4日にわかったとの報。石原裕次郎主演の『憎いあンちくしょう』が蔵原作品で好きな1本だったが、劇中、主人公の青年がいつも言うセリフが「なんか面白いことないか」。いまはまさにその心境です。

☆1月4日(土)ゆうすけが囲碁はじめで囲碁クラブまで車で送る。その囲碁クラブを運営しているのが「ロミオ理髪店」のオーナーで、店の並びに奥さんの経営か、「ジェリット美容室」もあって、この取り合わせがなんとなく面白い。うちのチビは店主を「ロミおじさん」と呼んでいるとか。そのロミおじさんから「お年玉」をもらい、ゆうすけは大満足で帰宅。で、私は今日も、グダグダ過ごす。深夜にマイケル・キートン主演の未公開ファンタジー『ジャック・フロスト パパは雪だるま』を夢うつつで見る。死んだ父が雪だるまになって蘇り、幼い息子との約束を果たす内容。我が幼い息子のことをダブらせ、思わずホロリ。

☆1月3日(金)雪模様で冷え込み、寝正月でグズズグして、あっと言う間に3が日。この数日、TV・ビデオで映画・音楽の梯子。「ポール・マッカートニーの全米ライブ」(客席にトム・クルーズとペネロペ、ジャック・ニコルソン、マイケル・ダグラス、ジョン・キューザックの顔も)、「カーペンターズ・フォーエバー」(以前1度みたが)、ビデオでクリスティーナ・リッチ主演の『熟れた果実・十六歳の夏』、映画は『ウェストサイド物語』(部分的に)、ビビアン・リーの『アンナ・カレニナ』『無敵艦隊』、リーリー・ソビエスキーの『ジャンヌ・ダルク』(後編・半分以上寝ていたが)、夜中にはデ・シーカ主演の『ロベレ将軍』。

☆1月1日(水)明けましておめでとうございます。今日は、私めの誕生日でもあります。遅めに起きて、雑煮なんぞを食べているところ。毎年年賀状は出さないけど、届いた年賀状に目を通す。昔からの友人で編集プロ会社ジャックポットを営む堀越からの賀状に「『ダスト』がNO.1だった」とあった。公開当時、年間ベスト1に選んだ『ビフォー・ザ・レイン』の監督の、2作目だ。ボクには1作目の衝撃が強く、2作目は期待はずれだったが、堀越も渋いところをついてくる。