達磨大師坐像
だるまだいしざぞう
達磨大師坐像
 所在地 : 八幡市八幡福禄谷(円福寺)


【時代等】室町

【文化財の種別】国指定重要文化財
【文化財の指定】昭和2年4月25日

像高82センチメートル、檜材寄木造、玉眼嵌入、彩色
像は写実的な作風がよく現れている。もとは大和国片岡山達磨寺にあったが、寛正元年(1460)、応仁の乱を避けて片岡光次がこの地にもたらし、一堂を築いた。
寛文5年(1665)4月に石清水八幡宮社務田中要清によって堂が修復され、田中氏の所有となったが、文化4年(1807)の春、妙心寺の海門禅師が石清水八幡宮社務田中氏から像を譲り受け、南山にある円福寺道場に安置されることになり、以来、寺宝となった。

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