6ニムト
このシンプルなカードゲームは、様々なところで紹介されていた。SNEの安田均のホームページのコラム。アクアステップ、バンプレス等である。安田均にいわせると、確率とか戦略とかも必要であるが、それを越える偶然性がいい具合に盛り込まれていると

ルールは簡単で、3人で行ったのだが、1から34までの数字の書いたカードを使用する。(4人では、44まで。5人以上は104まで。)4枚を場に出し列を作る。後は3人で配りきる(10枚が手札)。いっせーので、1枚だし、一番数が少ない人から場に出ている数で一番近い小さい数字のカードにつなげていく。出したカードが、場に出ているどの数よりも小さい場合は、4列の中から任意のカード(の列)を引き取り、出したカードを場に新しく置き換える。
5枚まで並べるまでは、何も起こらないが、6枚目になってしまう場合は、そのカードを出した人が、その列を引き取り、6枚目になってしまったカードを一列目として出す。その5枚のカードがその人のマイナスポイントとなる。
カードを並べるルールは、一番近い数のカードの隣に置かないといけない為、いっせーので、出して結果として一列を引き取らないといけない場合がある。
例えば
、4枚目に10があって、他の列の1枚目に2があっても、出した数が、11,12,13の場合は、12の人が10のある列を引き取らないといけない。2の列に12,13とつなげることは出来ないのである。
カードには、カード数字の他に、1ポイントから5ポイントなど引き取った場合のマイナスポイントが記されている。
要するに、出来るだけマイナスポイントが少ない人が勝つというものである

プレイ・オン・ノート
34までしか、数字がないということで、だいたいの読み合いは簡単に出来る。自分のつながっている数字と、場に出ている数字を見て、出来るだけ5枚目には、続きの数字を置ききれるようにするのがベストである。
また、始めの列に並べられる数字によっても、戦略が違ってしまう。この数字に並べられるのは後々面倒だから、最初に引き取ってしまおうとか、逆に引き取られないように、マイナスポイントが大きい数字を並べてしまえとか、多様な戦略を採ることが出来る。
また、順調に並べていったつもりが、思わぬ大きい数字が並べられて、あえなく列を引き取ってしまうとか、喜怒哀楽が出る。
4枚目を出す時点で、だいたい誰が引き取らざるを得ないのか分かるので、3枚目、4枚目を出すときに集中して戦術を練る必要がある。

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