2025.6
AIと人と福祉
(インタビュー)AIの活用において考えるべき事
- AIが実装されているものとそうでないものという境はあまり意味は無く,デジタル技術の発展によってさらに色々なことが出来るようになったという程度の理解で良い.
- AIが柔軟な判断や全体を見てまず何をするべきかを考えることは今のAIには出来ない.少なくても後20,30年は出来ないと思う.
- AIが得意なのは認識能力.顔認定とか…音声を聞いて文字を起こす音声認識とか…
- 福祉では転倒や状態の悪くなることなどを行動認識などからアラートを出す技術で転倒予防などの精度が上がっている.
- ケアプランをAIを使って生成することは出来るが,それを採用するかは人の判断.AIが人の仕事を効率化させ,かつ人材の育成に役立たせていくこと.
- 現場での課題を解決するためにAIを使うと何が出来るのかという視点で一つ一つ積み上げてもらいたい.
福祉の分野におけるAI活用の現状と課題(米澤麻子)
- AI活用について,見守り・安全・管理として例えばセンサーとカメラとAIを組み合わせ,利用者の転倒などの事故の予兆を検知する技術が進化している.またリハビリ支援ではAIを搭載したロボットやソフトによって個々の利用者に応じたリハのプログラムを提供している.また会話型AIによって認知症予防やゲーム感覚で行う認知機能トレーニング.音声入力ソフトによって介護記録が簡単になっている.
- ケアプランによるAI活用について.様々な調査などを行っているが詳細は省略.
- 課題としては,AIが導いた結果を読み取る力,必要な調整を加える力,説明する力,これらをベースとなる思考力を上げること.
- データの質と量の確保が十分ではないこと.またシステムの持続可能性,具体的には運用コストなど色々とお金がかかるがそれを出せるかどうか.
- AIは思考・視点の気づきを与え,専門職をサポートする役割となり得る.それは合理性や効率だけでは無く,相談業務の質の向上にも資する.
レポート
- AIによる相談対応-悩み相談AIチャットシステムの活用(いわゆる生成AI)
- 介護ロボットとAIを活用した業務効率化と支援の質の向上(先の介護機器のほか,排泄予測や歩行訓練ロボなどの紹介.使える機器とは簡単に使えること.
- AIオンデマンド交通の運行により地域の移動を支援する.(予約型AIで最適なルートを算出するなど)
- 健診データを活用したAIによる認知症リスク評価と予防の可能性
- AIが変える特別支援教育の未来(AI搭載のヌイグルミロボットによるコミュニケーション支援)
参考文献