2014.10
子ども…子育て支援新制度で何が変わるのか

座談会

子ども・子育て支援新制度の経済的効果(駒村康平)

質の向上はどうなるのか(寺見陽子)
1.57ショックから立ち直ること無く,エンゼルプラン,新エンゼルプラン,子ども子育て応援プラン,子ども子育てビジョンと展開し,自省大育成支援対策推進法が出され,子育て支援は全ての国民の義務となる.エンゼルプランの頃の子どもが成人,結婚し,子育てをするようになっており,少子化対策による支援方策が循環体制に入ったことになる.
少子化に踏まえて,全ての子どもに良質な生育環境を提供できるように地域における子育て支援の充実を目指している.質に関しては,量の拡大を目指す事業の内容に関する専門職の適正配置や人材の確保と処遇改善に焦点が置かれている.
保育の質に関してアメリカでは1990年代には進められていて,その紹介をしている.

子ども…こどだて支援新制度で大きく変わる学童保育(真田祐)
学童保育は,共稼ぎ,ひとり親家庭などの小学生に,放課後および土曜日,長期休業中に遊びおよび生活の場を与えて,その健全な育成を図ることである.1997年児童福祉法によって位置づけられている.しかし,配置基準や資格などが法的に定められていなかった.国からの補助金が奨励的なもので,大変少なかったが,今回の子ども支援法や児童福祉法改正でかなりしっかりと規定されるようになった.

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