06.2.17
1月試験のために自粛していた練習に参加する。今日は自主練の日でメニューも自分のペースで進めることが出来た。フォームと距離感のチェックをして、ゆっくりとした動作でキックとパンチをミットで行った。あとは、すり足とエビ剃り、首相撲を少しやって終了である。やっぱり、一ヶ月全く運動をしていなかっただけあって、距離感はバラバラだし、体重移動もだめだった。しかし、案ずるよりも産むが易しで、行けばいったでまたやれるナァという気持ちになる。これが持続できるようにしたい。

06.2.18
午後からは練習に行った。行くと上級者、試合に出るような現役ばかりが6名。3時間が長く感じました。しかし、運動をしていなかった割には最後までついていけたと思う。きついメニューの後の小休止中、先生曰く「のどまでゲロ来ていないか」私、「タンが詰まっています」先生「道場内はゲロ厳禁だからな」。う〜ん気を使ってくれたのか。不明な声かけでした。

06.2.23
今日は久しぶりにエクトプラズマが出るほどきつかった。ミットはそうでもなかったが、2分9ラウンドはきつかった。外部からの練習生も3名いたので力加減が…あてて良いのか、あてない方がよいのか…フルコンなので、別にあてても良いんだろうけど、顔面ありだしナァ。と悩んでいるうちにガンガン攻め込まれてしまいました。今日は極真出身の重量級がいたので、ローキックをいっぱい蹴ってもらいました。本場のローキックは痛いしうまいので、受ける練習にすごくなる。まぁ、すごく手加減してくれていたし、相手からすれば、こいつ下手だナァと思っていただろうけど。それでも痛かったし勉強になりました。この痛みに耐えないといけないし、防御も自然に出来るようにならないといけない。久しぶりにズタボロになりました。

06.3.11 審査
今日は練習に行く。行くと、練習生がまだ練習を始めていなかった。先生に「これから全員審査をするけどkumaもするか?」と言われた。う〜ん。審査って、ガチンコだよナァ。脇腹完治していないしナァ…今月、お金もないしナァ…と逡巡したが、こうして言ってくれているのも何かのタイミングだしナァと思って、「押…、…忍」とかなり曖昧な返事をしてしまった。しかし、審査を受けると決めた以上はテンションを上げないといけない。90分近くの移動稽古をしても何か吹っ切れなかった。テンションが決まったのは、審査用の組み手の前の軽いマス・スパーだった。うん、大丈夫、体は動いているナァと思った。
組み手の審査は30秒の極真スタイル。ハッキリ言って、私はこれまでの練習では全力を出したことはない。どう出したらいいのかいつも迷っていた。日本拳法にしろ剛柔流にしろ、防具があってそこにいかにあてるかの練習をしてきた。しかし、今大道塾は防具も何もない。ガチンコの痛みは十分に知っている。自分が痛むのは慣れっこだが…相手を痛めつけることにすごく抵抗感があった。しかし、この30秒は全力を出さないといけない。はじめの合図と共に前に出て、運良くローキックがあたる。そのあたりからいけると思ってラッシュをする。何度目かのローで相手が倒れてそのまま押し込んでいく。その時は夢中だったが、でもどこか戸惑いを覚えていた。なんだか悪いことをしているような気分にもなった。終わってみると、さらに罪悪感を抱いた。その人は道場の仲間だし、嫌いな人でもない。それでもこうして喧嘩のように殴り合うのってすごく不思議だナァと思う。と審査において思うことは多分必要ないんだろうけど…しかし、審査をしてみて、これまであまりに考えすぎていたことを知った。また、誰かの試されたり期待に応えるように頑張ることが「たまに」あることはとても新鮮だと思った。

06.3.18 空手の送別会
同級生が東京の大学に行くということで、空手内での送別会を行った。同級生(以下、U)は、小学中学の時の同級生であった。同じクラスだったこともあったし、印象深い人であった。それが、15年ぶりに再会し、同じ道場で一年以上練習することになる。Uは、もともと体格の良いやつだったが、高校の時レスリング部に入り、その後も筋トレに余念がなく、熊のような体格になっていた。そして昔よりもやさしくなったような気がする。Uがいたから結構練習に行くのも楽しかったと思える部分もかなりあった。
いろいろな回り道を経て念願の行きたかった大学に行くことになる。普通30も越えるとどっかで諦めたりするものだが、チャンスがあればそれに向かって飛び込むという姿はすごく好感が持てる。良い奴だ。Uがその後秋田に戻ってくるか分からないにしても、彼がもし道場に戻ってきたときに自分がいるように、頑張り続けたいと思った。
飲み会では、普段あまり話さないような人と話して、話してみると面白い奴だナァと思ったり。普段日常会話もあまりしない人と話してみて、結構くだけた人だナァと思ったり。社会人だからかもしれないけど、今いる同好会も昔から習ってきた様々な道場でこうした飲み会は面白かった。職場となるとどうしても人としてのしがらみがでてくるが…。今日もそれぞれの事情をしっかりと理解してくれて深追いせず、でもきっちり盛り上がっていた楽しい飲み会だった。

06.4.15
ほぼ1ヶ月ぶりに練習に参加する。いまいち運動をコンスタントに出来ていないので、非常に不安だった。しかし、妻の一言で行くことにした。「練習について行けなくて途中でへばっても、その時休めばいいだけでしょ」とのこと。そうか、練習に無理について行く必要がないんだナァと思ったら少し肩の力が抜けた。自分のペースで出来る範囲もあるしナァと思い直し練習に参加。参加すればしたで何となくついていけるもので、最後まで練習できた。しかし、このままでは筋力は減り続け、ぜい肉だけが増えていく。どこかで踏ん切りをつけて自主練をしなければ。って、なかなか子供3人いると気を使ってしまうもので…でも、今日はすっきりした。

06.5.14
再び前日の土曜日、練習に行く。週に2回行くのは久しぶりだナァ。復調の兆しか…。この日は、ひたすら移動稽古の日だった。もっとも怪我をする心配が全くないので、その点は嬉しいが…延々と畳の往復をする。私は若干遅く行ったので14:30から16時近くまで蹴りのコンビの往復だったが、その前からやっている人は2時間ぶっ続けだったと思う。もともと不器用なので、左と右の構えが変わっただけでロボットのようになってしまう。また、コンビも左から右、右から左に変わっただけで考え込んでしまうのである。不器用以前の問題か。

06.5.18
今日は休みだったので、練習に行く。先生がいなかったので自主練であった。しかし、最後のスパーリングで自分としては、迷いながらの練習だったので、カウンターで左足にローキックをもらって久しぶりに痛みが残った練習となった。しかし、相手もフルパワーではなかったにしろ、自分としては緊張感漂う練習だった。ヘルメット買ったらと言われたが、金欠なのでボーナスが入ったら買うことにしよう。社会福祉士会の入会もボーナス頼りと待機しているものが増えてしまった。

06.5.23 子供を練習に連れていくものの
 中の子が一緒にお風呂に入りたいということで、練習に連れていく。というのも、練習が終わっても21時なので、帰ってきてからも十分にゆっくりお風呂に入れられるからである。車に乗って練習に行くぞと言ったところまでは良かった。オーとかいってパンチに真似事をするはしゃぎようである。
 しかし、実際に練習に行くと、ごつい大人が10人くらい。横一列になってパンチとキックのコンビネーションの移動稽古を永遠としている。先生は、大きな声で指示を出している。その迫力に、腰抜けの子供はすぐに涙目になる。少し遅れてきたため、着替えをして礼をした時点で緊張はマックスに。私が準備運動をしているときには、普段は無口な子供が大声で「お家帰る〜」と泣いて訴える。せっかく来て準備運動で終わるのも何だと思ったので、持ってきた水筒でお茶を飲ませる。しかし、やっぱりダメで、泣きやまなかったため、すぐに道場を後にした。
 その後、しばらく車の中で泣いていたが、ミスドに行くぞというと泣きやみ、ミスドの前に行くと「ドーナッツ!」と笑顔になる。結果として特をしたのは子供であった。

06.5.27
 練習は、少し遅れていく。アニメイトの気分が切り替わるのに少し時間がかかる。移動稽古が終わり、ミットをこなしていくうちに、体のきれがもとに戻った。一分半の無酸素ミット(ひたすら高速で攻撃し続ける)は、はじめは良かったが、30秒でガソリンが切れて、あとは抜け殻のようになっていた。しかし、あんなに苦手だったローキックは、いまやちゃんと蹴れることが分かる。組み手は怪我もなく、終わったが、左足の甲を傷つけてしまい、ケアをしなかったら次の日に足の甲全体に赤みが広がり痛くなっていた。傷口がすぐに化膿してしまう…
 あと、やっとスーパーセーフをつけることを許可される。これで顔面ありのルールでの練習が出来る。今日は軽く目慣らし。フックはやっぱり見えにくい。しかし、日本拳法や剛柔流でずっとやってきたので、そのうちすぐに慣れるだろう。来年は、剛柔流の試合にも出たいナァと。もちろん、来年まで昇級して顔面ありの大道塾の試合に出るのを目標にしたい。

06.6.11
今日は朝から昼過ぎにかけての練習だった。日曜日、公民館で先生を入れて5人で3時間近くの練習だった。後で気づいたんだけど、体育館閉め切っていたナァ…汗ダクダクになりながらの練習で、いつもは私、あまり水分を取らない方なんだけど、練習中に1リットル近くと帰りに1リットルの水分補給をしてしまった。また、練習に来る前から少しバテ気味だったので、集中力を保つのに少なからず労力を要した。先生とスパーリングをする機会が3回あったのだけど、先生の前にたつだけで、恐怖心とオスとしての脅威を感じて、ついつい力が入ってしまう。気を許せば一気に持っていかれそうな怖さがある。といっても、先生は、軽めにナァ〜と何時も言うし、ものすごく手加減してくれているのは分かるんだけど、やっぱり怖い。いつの間にか、一杯一杯に攻撃をしてしまう。
板の間だったので、練習が終わった後、足の裏がすごく痛い。しかし、午後から勉強しようと言う気にもなるし、今日は暑かったが、その後は気持ちよく過ごすことが出来た。すっきり出来た。

06.8.5
続けて練習に行く。しかし、暑かった。13時から16時まで体育館・柔道場でひたすら運動ですよ。しかも、寝技やマスクを被ってのスパーリングなど暑苦しくてたまりませんでした。持っていった水筒は開始1時間で飲み干してしまい、練習が終わるまで計1.5リットル分のペットボトルに頼りました。しかし、最後まで集中を切らさないで練習をしきったのは嬉しい。また、それなりに動けたので…
ところで、先週にボクシングで有名な選手…良くも悪くもマスコミで人気の選手が微妙な判定で世界チャンピオンになった。それについて、その選手が地元びいきでなったとか、負けたいたのにチャンピオンになったとか、子供っぽいとかマスコミに叩かれまくっていた。しかし、本人(選手)を責めるのは筋違いだと思う。かれはただ頑張ったのだし、勝ったけど勉強になることがあったといっているし、練習をいっぱいして次はもっとスカッと勝ちたいといっている。それで良いんじゃないか?彼は必死になって闘ったのだから。それを評論家が彼を酷評するのは間違いだと思う。じゃ、おまえが闘えばって言いたい。

06.9.10
ここ最近練習に行けている。今日は10時から13時であった。この日、ものすごく暑くおまけに湿気もすごかった。なので、やっている最中にも汗だくだく。じめじめむしむしだった。終わってから体力あるかナァと思っていたけど、だめでした。一日ノペーと暮らした。最近は、距離を取りながらの攻防を中心に練習をしている。具体的には、左足の前蹴りで距離を取ったり、捨てパンチを一杯みせたりと相手の攻撃の間合いを崩す練習である。いや〜格闘技を20年近くやっていて、こんなにも左足の前蹴りが難しいなんてと新たな発見をする。下手すると初心者よりもできないかも知れない。あと、攻め込まれたらワーと自分から闇雲につっこんでしまう習癖がなかなか抜けない。おかげで大きい人にいいように料理されてしまう。大道塾だからって、慌てる必要がないのは分かっているんだけど、フルコンなので相手に攻撃されたら嫌だしナァと突っ込んでしまう。この辺は冷静にならないとナァ。
それにしても長くやっている割に何も進歩していない自分に思わず苦笑してしまった。

06.9.15
 いつものように子供にご飯を食べさせてからなので、お腹いっぱい…もちろん、テンションも上がらず、最後に行われる組手のローテーションでは、怪我をしないように捌いては距離を取る作戦に出る。もともと打ち合う気がないので、相手のプレッシャーに負けそうになる。練習が終わり、何も怪我をしなかったことにホッとする。サラリーマンは体が資本です。
 それにしても、大道塾だからといってガチガチでKOをめざすだけが組み手ではないナァと思うこの頃。先生の指導方針によるんだけど、判定で勝ちを拾ったり、体を痛めないでも組み手が出来ることが分かる。そのために、捨てパンチを一杯みせるとか、距離を取った長い間合いで攻撃をするとか、フェイントも近いところからやっても意味がないとか。相手の攻撃をあてさせずに以下に自分の攻撃だけをあてるかとか。いつも先生が口を酸っぱく言っているせいで、最近はまたスタイルが変わりつつある。
 日本拳法でも剛柔流でもなんだかんだ言って一撃必殺とか一つ一つの攻撃に命を懸けていたけど、もっと遊び心とか余裕を持ってやってもいいんだナァと思うようになる。

06.10.7
 前日じんましんが出てどうなることやらと思ったが、午後は少し落ち着いたので、やっぱり練習に行くことにした。2週間ぶりでハッキリ言ってからだが重い。蹴りのポイントや腰のきれが悪い。それでも、今日は4時間の少人数での練習だったので、先生にフォームをじっくりと見てもらえた。
 それにしても、蹴りやパンチ一つにしても考えだすと難しい。先生はいつも、全力で一発一発に力を込めるのではなく、連打を見越して攻撃を組み立てること。攻撃をしていてもガードはしっかりとすること。また、リラックスをしながら手を休めないことを口を酸っぱくしていう。しかし、実際にやろうとすると、攻撃に力が入るし、攻撃中のガードもお留守になりがち。さらに、狙ってしまうのでフェイクや嫌がらせの攻撃を忘れて、相手に攻め込まれる。やっぱり、難しいナァ。
 それでも、練習をし終えると今までやや体調不良で体が重かったが、すこし軽くなる。やっぱりストレスと運動不足だったのかぁと思ったりして。

06.11.5
 ほぼ3週間ぐらいぶりの練習に参加。昨日練習と言うことで、少し走ったが、タバコとストレスと体重増加で途中で心が折れてしまい、3キロのところを2キロちょっとで断念していた。
 で、今日は朝の10時から昼過ぎの2時までだった。しかも、行くと先生と私を含めて3人という贅沢な構成。で、もう一人の生徒も30代後半ということでガチにはならず、技術研究の4時間となった。
 ゆっくりとした動作で、フォームや動き方のチェックをする。あるいは、力の伝え方〜脱力と呼吸によるインパクトの取り方のチェック。あるいは、組手の特徴別の細かい指示など多岐に渡った。私は、インファイターでもうひとりがアウトボクサータイプなのでお互いの戦術の組み方なども細かく行われた。
 最後は、右の回し蹴りの力の使い方で1時間。踏み込み方から脱力しかた、スナップのイメージなど、言われてみれば当たり前のことなんだけど、実際にここまで細かくイメージしていないだけに、考え込むこともしばしば。
 先生の持論として、脱力して蹴っても力んで蹴っても威力に変わりはあまりなく、むしろ脱力して蹴った方が疲れない。あるいは、早く蹴ろうと足を送り出すよりも、蹴るまでの体の使い方で早く持ってくるようにするべきだと。そうなんだけど、ついつい、力んでしまうし、早く蹴ろうとしてしまうんだよナァ。
 格闘技を始めて20年。いまだに右の回し蹴りという基本で考え込んでしまう。それだけ、奥が深いんだナァと。
 帰ってきてみると、体が軽くなっている。やっぱり、運動は良いもんだナァとつくづく思う。

06.12.21
 風邪をこじらせてから再び練習に行く。行けば行ったで、何とかなるもんで、先生も気を使ってくれてフォームチェックやらじっくりミットで自分の動作や力の使い方をクリニックしてくれた。

 風邪(1週間)〜休み(勤務シフトのため)〜ちょっと練習に出る〜休み(シフト)〜風邪をこじらす〜休む〜少し出る〜シフト

という悪循環に陥っていたので、練習に行ける幸せを今日かみしめた。
仕事以外で何かに帰属しているのっていいナァと思える瞬間であった。

やっぱり子供のこととか色々あてにされているので、練習に週3回は行きづらい。しかし、これまで宿直明けは練習に行かないで滋養していたが、今度からは、日勤よりもむしろ、明けの日は出来るだけ練習に行こうかナァと思う。とはいえ、まずは週1回は練習に行き、週2回は自主トレに時間を割きたいと切に思うこの頃である。となれば、日勤は自主トレをする時間を作る必要があるナァ。

06.12.22
 今日は自分にとって今年度の練習納め。行ってみると、先生と冬休みのため一時帰郷している私の小学校の同級生だけだった。社会人入学で東京の大学に通っている同級生である。
 なので、グルグルとローテーションが途切れずにかなり疲れた。先生は185センチ90キロ近くのサイボーグ。同級生も180センチの100キロ近くある巨漢である。私は、170センチ75キロと本当は軽量級ではないのだけど、超重量級相手に90分はつらかった。ミット持つとふっとぶし。
 軽スパーも3人しかいないから、インターバルが1分30秒しか無く、2ラウンド連続をグルグル1時間だからさ。フキフキ "A^^;
 しかし、昨日練習に行っていたので、筋肉痛は免れそうである。

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